秋山昌広・元防衛事務次官が語る 普天間代替施設膨張の“謎”
https://dot.asahi.com/aera/2016083000183.html
この元防衛官僚が退官後語っているところは、残念ながらこの国の官僚組織の旧帝国官僚的在り様(官尊民卑....この文言は実に古びているがこの国では堂々と官僚の体質化している)を最終的には示していると言わざるを得ない。彼らが絞るべき知恵はまさに沖縄からの海兵隊撤退そのものに対してしかないのは、客観的にも明らかなことだ。姑息な小手先の知恵が全く有効性がないことはこの20年で完全に証明されたではないか(証明されても拘泥するのは極めて頭が悪いか思考停止、あるいは米国ベッタリ傀儡国家を意味する)。今、普天間問題が空中に漂流している(国と県で係争中)様子からして、元々海兵隊が60年代に既に企図していた辺野古新基地建設計画の実に見え透いた便乗、という実態が誰の目にも不届きな植民地主義を露骨に示している、ということこそ問題の核心だ。