官邸と産経が煽動する東京新聞・望月記者バッシングがヒドい! 卑劣な報道圧力に、メディアは即刻抗議せよ!
http://lite-ra.com/2017/09/post-3456.html
産経新聞が、望月記者の発言をめぐって抗議文を東京新聞に送りつけた 官邸が望月記者の質問に対して注意喚起の文書を出していたことが公になったのは、翌2日付の産経の記事が発端
〈官房長官記者会見において、未確定な事実や単なる推測に基づく質疑応答がなされ、国民に誤解を生じさせるような事態は、当室としては断じて許容出来ません。貴社には再発防止の徹底を強く要請します〉
官邸が問題にしているのは、望月記者が加計学園の獣医学部設置認可について8月25日の会見で「認可の保留という決定が出ました」と発言したこと。文科省が認可保留を発表する前だったため、「決定」という発言を〈未確定な事実や単なる推測〉だと攻撃した 認可保留の決定については、8月10日の時点で産経も含むほとんどの新聞・テレビがすでに報じていたことで、また望月記者が質問したわずか数時間後には文科省も正式発表しており、〈未確定な事実や単なる推測〉などではまったくない
政府が正式発表したことしか質問できないとなれば、報道の自由を著しく侵害するもの
望月記者への「殺害予告」
この異常な事態を受け、望月記者は14日の会見で、「注意文書のことが産経新聞になぜリークとして出て、記事が出て、またこれまでの官房長官とのやり取りもいくつも記事にされていた」と言及。「言論弾圧を助長するかのようなネット上の誹謗中傷、ネット以外の誹謗中傷等々について、政府としてはいまどのように受け止めていらっしゃるのか」と菅官房長官に質問
(以上抜粋)
恐るべき悪の巨魁が日本の政界を我が物顔で牛耳っているということがこういうことからはっきりする。まさに勧善懲悪ドラマの「越後屋と悪党ども」のワンシーンを彷彿とさせる。そしてこの日本人向けのお涙頂戴浪花節的、古色蒼然たるチャンバラおはなしが21世紀の日本人には普通に歓迎され(忠臣蔵の人気は未だ衰えを見せない)、「お代官さま」の言い分が何よりまかり通り(水飲み百姓は無力故に耐え忍ぶしかなく)、一般大衆は黒頭巾の正義の使者を待望しつつ長い物に巻かれろでお茶を濁す。こうしてメデアマスコミジャーナリズム挙って馬鹿になって先の戦争は何食わぬ顔で始められ、一般大衆はひでえ目にあわされたというのだが、それに懲りずまたまた同じ歴史を繰り返そうというのだから、馬鹿も休み休み言えと言いたくなる。