(社説)国税長官人事 政権の体質の象徴だ
http://www.asahi.com/articles/DA3S13019239.html?ref=editorial_backnumber
森友との交渉記録については「売買契約締結で事案は終了しているので破棄した」などと繰り返し、職員への調査を求められても「いちいち指摘を職員に確認することはしていない」と突っぱねた。国会議員とその背後にいる国民に真摯(しんし)に向き合う姿勢からほど遠かった。 佐川氏のかたくなな態度の背景に政権の意向や指示があったとの見方は多い。今回の人事についても「森友問題で政権を守った論功行賞」と見る向きもある。
つまりこの佐川と言う人物はその心底に当然ながらおのれのほぼ約束された出世のことがあったわけで、それがために安倍晋三とその政権に魂を売り飛ばすほどに一種のありきたりな俗物根性の持ち主、と見ないわけにはいかない。こういうのをナチ政権下のアイヒマンと類似する非人格化した組織人間の典型と言うのだろう。