犀川の河川整備を考える会

犀川の辰巳ダム建設を契機に河川整備を考え、公共土木事業のあり方について問題提起をするブログ。

【日々是好日なり】イノシシ―3の1― 身近にイノシシの出現

2023年04月10日 | 日々是好日なり
 いつ頃からか、10年ほども前からだろうか。
 周囲の草地に不思議な穴、浅いが半畳ほどの広さで掘り起こしたような、陥没したような、地割れしたような、よくわからない現象が見られるようになった。
 それが毎朝、広範囲に掘り起こされているようになり、畑のイモも荒らされるようになり、あちこちでイノシシが出没しているという噂も耳にしてイノシシが原因とわかった。

 イノシシは鼻を使って掘り起こす。
 コンクリートブロックほどの石なども平気で掘り起こす。
 観察によれば、土中の葛の根、ミミズ、畑のイモ類、春はタケノコ、秋は栗の実が大好物のようである。
 畑のまわりに竹や木、金網、トタン板の障害物を置いたり、マーキング(縄張りをしめすこと)として周辺に小便を撒いたりした。
 
 それでも荒らされるので何とか退治をということで、イノシシ退治を目指すことにした。講習会受講、実地の体験などを経て、2020年初めに狩猟免許試験を受けて「くくりワナ」狩猟免許を取得した。
 だが、甘くない、断念。
 ①協力者、仲間がいない、一人では無理。
 ②村への新参者でもあって情報も少なく、経験もしがたい。
 ③農家ではなく、機材(軽トラ、ユニック、掘削機械、、)がない。
 ④遺体処理は穴を掘って1mくらい覆土しなければならない。
 ⑤止め刺し(高電圧でショック死)は経験者でも失敗する。
 
 結局、2022年秋、近くの名人に依頼して監視だけにすることにした。
「箱ワナ」設置してまもなく、1頭、1m未満のウリボウだったが捕獲。
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