goo blog サービス終了のお知らせ 

犀川の河川整備を考える会

犀川の辰巳ダム建設を契機に河川整備を考え、公共土木事業のあり方について問題提起をするブログ。

犀川の河川整備>犀川の河川整備を考える会の紹介です

2014年02月21日 | 犀川の河川整備
 土木は、多くは官が発注する工事であり、官のご機嫌を損ねるわけにはいかない。技術的な疑いがあっても批判めいたことを口にすればお叱りをいただく、お叱りだけならいいが、仕事がもらえなくなる。だから、現役サラリーマンの批判などとんでない。その疑惑があろうものなら、社長から呼び出しがきて、事情説明の申し開きをせざるをえない羽目になる。というようなわけで口をつぐんでいたが、会社人間を止めてから、自由に発言できるようになった。

 いい時代になったもので、インターネットで発信できるようになった。「犀川の河川整備を考える会」※ のブログで発信することになったわけである。辰巳ダム問題を通じて、河川整備を考え、公共土木事業のあり方について問題提起をしているつもりである(*^_^*)

 一言でいえば、良い土木事業の典型である辰巳用水のように後世世代へ永遠の富を贈り続けているのか土木事業を応援し、悪い土木事業の典型である辰巳ダムのように永遠の負債を贈り続けている土木事業を駆逐することである。

※)団体名:犀川の河川整備を考える会
――犀川の辰巳ダム建設を契機に河川整備を考え、公共土木事業のあり方について問題提起する――
活動分野:環境保全、地域安全
活動内容:
 金沢市を貫流する2つの二級河川、犀川・浅野川の治水を中心に河川整備のあり方について、調査/分析/研究/問題提起する。
 特に、犀川の6番目に築造された辰巳ダムの「土地収用法に基づく事業認定処分取消訴訟事件」裁判を通じて辰巳ダムの問題点を明らかにする。
 データの分析を通じて帰納的に導き出した論理をもとに、適正な公共土木事業のあり方を提案する。
活動範囲:金沢市、能登町
代表者: 中 登史紀
e-mail: naka@nakaco.com
URL: http://www.nakaco.com
設立年月:平成19年1月
会員数:3名
会費:無し
災害ボランティア活動への取り組み:有り
【主な活動内容】
 土木技術上の支援活動
 ・土地収用法の事業認定処分取消をもとめた辰巳ダム行政裁判
 調査・分析・研究・提案に関する活動
 ・犀川水系最大の無意味無目的の構造物である辰巳ダム(全国2番目の穴あきダム)
 ・犀川水系のダム群の管理に関する調査・研究
 ・犀川の自然環境再生に関する調査・研究と改善提案
 ・犀川上流部の自然林と山地崩壊の調査・研究
 ・犀川中・下流部の河川管理の調査・研究
 ・兼六園へ供給される辰巳用水の取水の水量/水質
 ・上水道、かんがい用水、景観用水、河川維持用水など利水に関すること
 ・浅野川と犀川の一体的治水に関すること
 ・浅野川水害に関すること
 ・犀川/浅野川の堤防に関すること
などである。
 無責任に大風呂敷を広げることができるのが、ボランティア活動、あるいは非営利団体というか、任意の団体のいいところである。引退した土木エンジニアは制約無しにいいたいことをいうことができる(^_^;)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

辰巳ダム裁判>原告団長碇山洋が最終弁論で意見陳述を

2013年12月18日 | 犀川の河川整備
辰巳ダム裁判(土地収用法に基づく事業認定処分取消訴訟事件)最終の口頭弁論
2013年12月19日(木)午後13:10~15:00,金沢地方裁判所法廷205号
平成20年5月の提訴で始まった辰巳ダム裁判最終の口頭弁論が明日19日に開催されて結審。
【口頭弁論内容】各争点について原告被告双方の主張をまとめたものをそれぞれ最終の準備書面として提出。原告団を代表して碇山洋が意見陳述。続いて、弁護団の担当弁護士が主たる争点についての要旨を陳述、治水は久保田弁護士、地すべりは 鈴木弁護士、代替案は橋本弁護士、自然環境は関口弁護士、文化遺産の辰巳用水とまとめは弁護団長の鳥毛弁護士が陳述。
【今後の予定】来年2014年3月には判決が下される見込み。

原告団長碇山洋の「辰巳ダム裁判最終弁論における意見陳述」と国土問題研究会からの応援メッセージは、配布資料をごらんください。

ちなみに、国土問題研究会、略称‘国土研’は、開発側の立場からではなく、地域住民の立場から調査研究し科学技術を応用することで、全国的な活動支援を行う技術者を核とした人たちの集まり。辰巳ダム裁判の各争点について国土問題研究会の先生方から助言・指導を受け、原告証人として出廷してもらいました。地すべりは奥西一夫先生(京都大学名誉教授)、治水は上野鉄男先生(元京都大学防災研究所)です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

犀川の河川整備>鞍月用水堰がなくなった

2013年12月09日 | 犀川の河川整備
 鞍月用水堰があった犀川左岸から望んだ写真である。
 上は、3年前の写真(2010.10.2)、下は、現在の写真(2013.12.7)である。
 さだまさしの「木根川橋」という歌の台詞を思い出した。
 「すっかりなくなっちまったんだなあ、、、」


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする