佐渡に棲んで

退職後の第二の人生を佐渡島で半農半漁の生活でおくり、日々の雑感、釣果の報告などを綴る

味噌の仕込み

2019年01月25日 10時32分08秒 | 日記
昨日は終日北西の風が吹き時々雪が降る

寒い一日でした。

この冬一番の冷え込みでした。

雪は積もるほどの量はなく屋根瓦がうっすらと

白くなる程度でした。


寒中の例年の行事となっている 味噌の仕込みを

行いました。

今年は8升の大豆を仕込みました。

自分の田んぼの「コシヒカリ」を

糀屋へもっていって米麹を作ってもらい

自分の畑で作った大豆を煮て

味噌を仕込みます。

塩以外はすべて自家製の材料です

大豆をつぶす機械は麹屋が貸してくれます。

毎年この時期に8升から1斗の大豆を仕込み

一年ほど寝かせておきます。

二人では消費できない大量ですが娘たちや

自炊している孫に送っています。

「手前みそ」という言葉がありますが我ながら

味はいいと思っています。

麹の原料がうまさ特Aを誇る「佐渡産コシヒカリ}ですから

味はいいと思います。

大鍋で豆を煮ますが寒風のなかで

薪を燃やしていると背中は冷えますが

顔はほてって、燃える火を見ていると

不思議と気持ちが落ち着きやすらぎます。

子供のころ冬の囲炉裏の火を家族で囲んで

時化で出漁できず火の横で網繕いや漁具の手入れ

などをする親父の話を楽しく聞いていたことなどを

思い出したりします。

丁度、唱歌の「冬の夜」のような

過ぎし昔の日本の田舎の原風景のような一コマです。


つぶした大豆に塩と麹を混ぜ味噌樽に入れて

使った道具を水洗いして昼過ぎまでかかりました。


出来上がった味噌を買ったほうが手間をコストに

考えたら安いかもしれませんができるだけ自給自足で

添加物のない食品を子供や孫に提供したいので

毎年続けています。

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