goo

オイル&フィルター交換


【88,900km+83,363km=172,263km】
※作業日:2016年5月3日

予定より早くオイル交換をしたのは、
当ブログをご覧になっているプロの方から、

「VR6エンジンにアドバンテージネオの5W-30はエンジン設計年数から考えると危険では?」

という指摘を複数頂いたからなんです。
ここでちょっとご説明したいのは、100%化学合成オイルを使用する
アドバンテージネオ製品の5W-30はあくまで一般製品の5W-30程度という解釈であり、
北米情報や個人的な使用からすると5W30~50程度の能力を十分持っているようです。
しかし今回のポイントは、

”VR6エンジンが設計された当時を考えると100%化学合成オイルが本当に適合しているか?”

という重要な問題なのです。
要するに、部分合成オイルの方が設計当時のオイルに近いので、
そちらの方が適しているのではないだろうか・・・という良心的な意味でした。

議論するよりテストする方が早いですので、早速オイル探しに出かけます。
安くて精製したての新鮮なオイルが買えるコストコという手もありますが、
ここは前から挑戦したかった「バーダル」をトライ。
バーダルディーラーの山田御大に1ペールをオーダーして貰いました。

入手したのは「バーダル・スーパーパルサーエヌ・5W-40」。
シンセティックだと100%化学合成ですが、シンセティックブレンドだと、
半化学合成(部分合成)となりますので、テストに最適です。
厳密に言えば、最近の部分合成のレベルが上がっているので、
当時との比較は難しいのでしょうが、その辺は目を瞑って。

まだ2,400kmしか走っていないオイルは真っ黒。

ECS製のマグネティックドレインプラグの先にも鉄粉がビッチリ。

黒い所が鉄粉の跡(ヨゴレ)。

オイルフィルターも交換です。

最近は廃油の処理が厳しくて自分でオイル交換をしなくなりました。

それにしてもこの汚れ方は酷いなぁ。

「バーダル・スーパーパルサーエヌ・5W-40」を投入。

<交換後>
確かに今までに比べて若干のモッサリ感があるものの、
GTIのようなぶん回し方をしない車なので気になりません。
またVR6は挟角ですので、ある程度抵抗のあるオイルの方が
エンジンにストレスが溜まらないので良いのでしょう。

水温計から察するに、冷却の時間が遅くなったようです。
ある意味で短時間での急激な温度変化が無くなりました。
例えば気温25℃以上の都内渋滞などでは、停車すると96℃まで軽く上がり
走り出すと急激に88℃にまで変化する状況から、
停車時が94℃、走行すると90℃と、変化が少なくなりました。
この車にオイル温度表示が付いていればもっと細かく観察出来るのでしょうが
こればっかりは仕方ありません。
それでも違いが出た事に驚いています。
この夏は10W-50などにもチャレンジしたいですが、
後は走行距離との相談になりそうです。

現在の所、不満な点は一切ありません。
パンチが無いところを見ると、プラグの交換時期なんでしょう。
答えはその後に出してみたいと思います。

お忙しい中、オイル交換をして下さった山田御大に感謝!

<オイル購入&交換協力>
有限会社 オートサービスヤマダ
横浜市戸塚区戸塚町1006-4
℡ 045-865-3039 fax 045-865-3035
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« HID球の交換 ブレーキオイ... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。