スマート情報局（愛のブラバス451）

※6月17日に追記しました。

いつもユタカモータースさんに行く時は突然が多い。

自営業という立場上、急な予定変更が普通にあるので、

もしブログの読者の方や、お知り合いの方と

予定を組んでしまってキャンセルしてしまうと

失礼に当たるからだ。

それに、「早く車を病院に連れて行かないと」と焦る僕も居る。

今回お会いした三河在住のT先生とは、

メールでのお友達。

メルセデス繋がりでブログを見て頂き、

偶然にもT4・VR6キャンパーもお持ちだった。

キャンパーで遠方に旅行されたお話と画像を見ながら

僕もその旅に行ったような気分になったものです。

逆にT先生は、このブログを見ながら、

「なんで横浜の人が安城に修理に来るのか？」

と思われていたらしい。

「いつかお会いしたいですね」

とメールで書いておきながらも、

急な安城行きが多いので、全然連絡できず。

（実は同じような方が数名いらっしゃいます。ごめんなさい）

ユタカモータースさんで時々、

背が高い大きなT4VR6カリフォルニアコーチの

整備を拝見しては、逢えなかった事を後悔。

今回、シルバーのスマート450であさイチにお伺いしたら、

白いブラバス451が整備に入っていて

「T先生が昼食までに戻るので、待って居て下さい」

と30分前にメッセージを残されて、校医の健診で戻られたという。

この偶然が嬉しいけれど、こんな私でお話相手になるのかしら？

そう思いながら、定期点検を始めたブラバススマート451を拝見。

ドノーマルなのに、迫力あるわー。

北海道のK氏も黒をお乗りですが、

この太いタイアが、ロードホールディングしてくれるものの

かなりのショックも伴います。

選ばれし者の車です。

クルコンやシートヒーターが付いて居るので、

日本では長距離通勤する方が乗られる事が多いですね。

お昼にT先生とお会いして、

とてもフレンドリーな事に驚き、

過去の自動車歴、自分で修理をして

ユーザー車検を取っていたお話や、

30年連れ添ったBMWイセッタ

（初期のトヨタ博物館に長期貸出しされていた）

との苦労話などなど、ユタカモータースさんも

驚く話題の数々。

そして趣味に理解と愛情のある奥様やお子様の話。

聞いて居て、心地良い時間でした。

この白いスマートブラバスも、ネットで発見され

埼玉にあった車だそうです。購入の決め手は、

もちろん程度もあったでしょうが、ご本人曰く

「リアの純正ディーラーステッカーが岡崎の

メルセデスディーラーだったんですよ。

これは私の地元に返してあげないと」

と笑いながらおっしゃっていました。

なんと愛の有る話。

痛んでいたガソリンタンクフラップの

大きなブラバスステッカーも新品に交換。

（こうゆう所がポイントですね）

大きな純正風フットレストも

海外から見付けてこられたらしい。

純正オプションのトゥイーターも、

ヨーロツパの専門店からご自身で

新品をオーダーしたという。

帰宅の時間になった時、

「三河安城駅までお送りしますよ」

と声を掛けて頂いた。

気が付けば、僕の重いバックパックを

リアラゲッジに入れて下さり、

駅まで、快音で走って下さった。

個体差もあるだろうが、この車は新車並みの程度で

ドッシンバッタンしないサスペンションに驚きました。

（注：以前試乗した黒のモデルは、ドイツのフォクトランド製のサスペンションが入っていたそうです）

駅で荷物を降ろす際に、テールにぶら下がっている

帽子を指さして

「その昔、スマート450に乗って居た時の純正品です」

過去の車の愛情もちゃんと引き継がれている事を

嬉しく思いながら、彼の白い451を見送り、

清々しい気持ちで、新幹線乗車口に向かった。

こうして僕は、現実世界に戻って行く。

T先生、紹介して下さったユタカモータース様に感謝。

次回は2002やイセッタの続きの話を聞きたいなぁ。