１９０E（34年）久々に訪問

半年ぶりに元愛車に逢いました。
今月（７月）は、偶然にも我が家に納車されて34年目。
いつもながら、博物館の皆様のお陰で
新車のようにピカピカで、
嬉しく思います。



寄贈時には展示用に、新品のホイールと
当時物の新品タイアを１セット差し上げましたが、
今でも僕が乗っていた時のミシュランを履いてくれて居ます。
それがまた、何とも言えない気持ちになるのです。

手放す直前は毎週、
修理の為に横浜から愛知県安城市に
合計600km日帰り走行をしましたし、
帰りに南信州の山中で雪に降られたり、
温泉に浸かったら、眠くなって
リアシートで爆睡したり・・・。
サービスエリアで、
「昔乗ってましたよ、懐かしい」
と声を掛けられることも何度かありました。

タイアのトレッドを見ながら
数々の夢が走馬灯のように流れて行きます。
思い出は、両親が乗って居る頃になり、
後ろからゴルフ２型で追いかけた
その凸凹したテールライトと絞ったテールを
懐かしく思うのです。



令和の今、80年代のヤングタイマー車は
自動車雑誌や、中古屋さんの手によって
日本中で自動車愛好家によって愛されています。
ガソリン自動車終焉という時代になった今、
これらの車の価格が日本でも高騰し、
海外流出もしていますが、
結果、多くのヤングタイマー車が
世の中に残る事になりました。
まだ部品が出て来るメーカーもありますので
チャンスのある方は、老若男女問わず
是非乗って触って楽しんで頂きたいと思います。
運よくイベントなどで展示出来れば、
クルマによる輪が広がり
素敵な想い出となるでしょう。

僕はクルマが大好きです。
それ以上に、そこから広がる友人達が
もっと好きなのです。



＜展示場所＞
トヨタ博物館
[開館時間] 9:30～17:00 （入館受付は16:30まで）
[休館日] 月曜日（祝日の場合は翌日）および年末年始
〒480-1118　愛知県長久手市横道41-100　
電話：0561-63-5151