goo

北の国からやって来たスマート


※4月13日のメモより

【33,341km+0km】

釧路を4月1日に出たシルバースマート君は、
積載業者によって約10日の旅をして、
茨城県石岡市にある「ボウ モーター ワークス」さんに
到着しました。
ここで、各部の徹底チェックと部品交換等を行い、
僕の毎日の足になるべく徹底的に診て頂きました。

実車を目の前にすると、とても程度がイイ。
そしてシルバー一色がボディーを大きく
ちょっと大人に見せています。

伊勢山代表曰く

「この年式で3万キロ、そして冬は塩カルを巻く土地柄の車なのに
簡単に見た所は、大きな錆による穴などはありません」

とのこと。
ひとまず安心。
スマートKでは自分でも色々弄りましたが
今回は家業が忙しく(実は弄り壊すのが怖い)
今や乗るだけの僕は、スマートKとは大きく違う
左ハンドルやガラスルーフに目が。



高齢女性ワンオーナー23年と33,341km。
オーディオを含め全てフルオリジナルで、
表面の大きな劣化も見受けられません。
タコメーターや時計などは付いていない仕様でした。


当たり前だが、右ハンドルと反対に向いて居る
センターパネル。しかしシフトの方向は同じ。
全てのレバーが新車のようなカチッとした感触。
プラの劣化も極めて少なく感じます。



元々普通車登録なのでムーンルーフ標準装備。
夏は蒸し風呂になるらしい。
でも、星が見れるぞ!


さすがワンオーナー。鍵も揃っています。
もちろん取扱説明書から歴代の記録簿、
任意保険、税金の領収書まで全て保管してあり
電話でしかお話していないA氏のスマートに対する愛情と
お人柄が伺えます。
因みにぞんざいに扱われがちな取扱説明書は、
当時のSクラスなどに使われていた
豪華な国内純正BOXに入っている凝りよう。


シフトレバーの根元には、
新車時に装着された
スマート特有のシフト方法の注意書きが
そのまま付いていました。
マニア心に火が付く瞬間



エンジンは一発で掛かりましたが、
大きな異音は感じませんでした。
ただナンバーも保険も無いので試乗は出来ず。

それより関東の私達が一番心配しているのは、
足回りの錆の状態。
北海道の車は、冬も使われていると塩カルによる錆が酷く、
逆に車庫で冬眠させられている車は、
比較的錆が少ないのが通例です。
簡単にフェンダーを覗いてみたところ大丈夫そうですが、
スマートは空力の為にクルマの下部は
プラスチックのカバーで覆われていますので
これを外してみないと本当の所は分からないのです。

まずもって大きな錆も無く、安心したものの
実際に開けて見ないと現状は分かりませんし、
色々なプラ部品も必然的に交換しないとダメでしょう。
さぁ、中を見てのお楽しみ・・・。

「毎日、普通に安心して通勤出来るまで直してください」

と伝えて帰宅しました。

<取材協力>
〒315-0001 茨城県石岡市石岡2525-2
TEL : 0299-56-3178
FAX : 0299-56-3574
(AM10:30~終るまで)
定休日:毎週月・火曜日(祭日の場合は営業あり)  
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 湯河原へ 整備終了直前... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。