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バッハ無伴奏チェロ組曲@CBC MUSIC(その2)

2012-03-07 | つぶやき

このシリーズもいよいよ最後の第6番に入った。演奏技術的には番号順に難しくなる傾向にあるらしい。例えば、第5番(ハ短調)は最高音弦(A弦)をGに下げて調弦して弾く事を前提に楽譜が書かれているという。(このような手法をスコルダトゥーラ(変則的調弦法)というらしい) 通常の調弦のまま弾けるよう簡易に編曲された楽譜をもって演奏されてきたが、現在では本来の響きの良さを求め、技巧的に難易度が高くなってもオリジナルの楽譜通り演奏するチェリストも増えているそうだ。今回のWinona Zelenkaによる演奏はどちらだろうか? そのような事を考えながら聴いていると、つい聴き入ってしまう。また、偶然?にも、NPR MusicでもAlisa Weilersteinによる同曲のフィールドライブ録音がYouTubeにアップされた。両演奏を聴き比べてみるのも楽しい。 また、第6番は通常のチェロに高音弦(E弦)をもう一本足した5弦の楽器用に書かれていて、4弦の一般的なチェロで演奏するとハイポジションを多用することになり演奏が難しいらしい。 ⇒ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%84%A1%E4%BC%B4%E5%A5%8F%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%AD%E7%B5%84%E6%9B%B2
以下は、第4番(変ホ長調、by Yegor Dyachkov)、第5番(ハ短調、by Winona Zelenka)、同(by Alisa Weilerstein)、第6番(ニ長調、by Matt Haimovitz)のプレリュード


(関連:2/17マイブログ


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