マイブログへようこそ

気が向いたときに気が向いた話題でつぶやきます

リニアの語られない重大な懸念

2015-04-28 | つぶやき

が2つあるそうだ。車内の気圧変動とヘリウムの安定確保の問題だそうだ。良い意味での「枯れた技術」を集大成して時速200kmを実現した東海道新幹線と対比して、リニア中央新幹線は、ある種の自己過信と冒険、綱渡りの姿勢が所々に見られるそうだ。詳細は ⇒ http://biz-journal.jp/2015/04/post_9755.html
(関連:2014/10/18マイブログ


2030年の発電コスト(政府試算)

2015-04-28 | つぶやき

経産省が有識者会議に電源別の発電コストの試算を示したそうだ。それによると、原子力は2014年時点も2030年時点も10.1円/kWでともに最安となっているそうだ。しかし、既に廃炉が決まった原発を除く43基が全て稼働することを前提としている他、新規制基準に基づく追加の安全対策費や核燃料サイクル費用を、火力発電のCO2対策費用と比べて桁違いに小さく見込んでいるそうだ。具体的には、(1)老朽化した原発の追加的安全対策費は1000億円以上になることは確実にもかかわらず、601億円しか見込んでいない、(2)核燃料サイクル費用は、いまだに核燃料サイクル設備が稼働していないにもかかわらず、使用済み燃料を20年から45年かけて100%処理できることを想定している、(3)高レベル放射性廃棄物の処理費は、最終処分場のメドも立っていない状況で試算自体が不可能にもかかわらず、1kW当たり僅か0.04円しか計上していないなど。●原発以外の発電コストは、2014年時点では、一般水力11.0円、石炭火力12.3円、LNG13.7円など。太陽光(メガソーラー)は2014年が24.3円(固定価格買い取り制度における発電事業者の利潤などの政策経費が含まれる)、2030年時点では1kWあたり12円台まで下がり、石炭火力やLNGと同等になるそうだ。風力も13円台まで下がるが、地熱・小水力・バイオマスは2030年でも建設費や発電効率が改善しない前提で、コストは変わらない試算となっているが、この点は議論の余地が大きいようだ。 ⇒ http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1504/28/news036.html
要するに、原子力の発電コストを安く見せるための作為に満ちた試算のようだ。政府のエネルギー政策に対する国民の信頼を失うだけであろう。
(関連:4/24マイブログ