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環境危機時計、22分進む

2012-09-12 | つぶやき

旭硝子財団が世界の環境有識者へのアンケートを基に毎年、作成・公表している「環境危機時計」の時刻が、今年は22分進み、「9時23分」を示したそうだ。(9時1分以降は「極めて不安」を示す) 今まで3年連続で改善していたが一転、悪化に転じる結果になった。●昨年に比べて時計の針が20分以上進んだのは、アフリカ(9:09→10:00)、中南米(9:18→10:00)、日本(8:46→9:14)、西欧(9:28→9:55)の4地域・国で、途上地域の進み幅が先進地域より大きく、一方、逆に針が戻ったのは、中東(10:24→9:38)、東欧・旧ソ連(9:13→9:12)の2地域。
危機時刻を決めるのに念頭に置いた項目は、「気候変動」が最多。危機時刻が進んだ項目は、「環境と経済」「生物多様性」「人口」「環境と社会」「気候変動」の順だったそうだ。また、地球環境問題の障害として、「経済利益の追及」、「グローバル経済システム」が多数を占め、経済重視が地球環境にとって最大の問題との結果になったそうだ。●今回は原子力発電についても調査が行われ、自国の原子力政策について、「見直すべき」(32%)、「原発依存度を減らすべき」(25%)、「原発を廃絶すべき」(23%)との回答がトップ3で、全体の80%を占めたそうだ。また、福島原発事故以後、「原子力発電に反対する市民が多くなった」が全体で 67%、日本では 97%に上ったそうだ。 ⇒ http://news.mynavi.jp/news/2012/09/12/117/、 http://www.af-info.or.jp/questionnaire/clock.html
日本は28分進み、全体平均以上に危機時刻が進んでいる。原発事故による環境汚染が影響しているのではないだろうか。
(関連:2011/9/8マイブログ