JCP市原時夫です

千葉県房総の睦沢町から、政治・経済・歴史・オペラ・うたごえを考えるgabuku@m12.alpha-net.ne.jp

加藤周一さん 高田渡さんと やさしさと 洗礼と

2011年07月26日 | Weblog
 私は小学生の頃、お隣がカトリックの信者の方で、布教に来られる女性が洗練されたすてきな方で、毎週のように聖書の話を聞いていました。
 一方では、祖母を近所のお寺にリヤカーで連れて行くと、おやつや駄賃をくれたので、良く、お坊さんの説教を聞いていました。
 聖書の方はキリストの様々な奇跡の話がおもしろかったのですが、どうゆうわけか信ずることは出来ず、中都市にあった教会での夏休みに洗礼をすすめられたのですが、その気はまったくなく、時が過ぎました。
 私の好きなフォーク歌手の高田渡さん、この文章を書こうと思って調べたら、1949年生まれですから私と同じ年齢。ずっと先輩だと思ってました。氏が歌い始めた頃、私はラジオから流れる、高石友也さんの「あの人に日曜日」に自分を重ね、フォークに見せられていました。
 その高田渡さんが、なくなる前にキリスト教の洗礼を受けられたとの記事を見つけました。
 また、岩波書店「知の巨匠加藤周一」の中で姜 尚中さんが、加藤周一さんも「最終的に・・・キリスト教の洗礼を受けられた」と書かれています。
 私の記憶違いでなければ、以前読んだ本の中で、夫人が信仰心を持っていることについて、干渉しないし干渉もされないというような客観的な思いを述べられていたように思うのです。・・・探しましたが、どの本か分かりませんでした。
 
 お二人とも意外な感じがしたのですが、でも、人に対するやさしさでしょうか。人間だということでしょうか。
 無理だったでしょうが、ピカソとともに、会ってみたかった人です。
なお、ピカソの芸術が分かると言うのではなく、なにか、おもしろそうなおじさんで、あっとおどろく話が聞けそうなのです。
 
 
 

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