志位和夫委員長の「感染震源地の徹底検査」は、大変重大な申し入れです。
「感染力のある無症状者」の発見と隔離・保護という、感染拡大を抑止する決定的なカギという問題です。そのためには、全国一律ではなく「震源地での網羅的・大規模な検査」です。
第二に、もはや安倍自公政権の独断任せでは、事態は進みません。直ちに臨時国会で英知を結集し、徹底的・建設的議論で最善策を実行することです。
村上陽一郎著(ペスト大流行)では、1934年頃からのペスト大流行の時、原因が分からない中、ユダヤ人などの迫害が起こったとされています。井戸に毒役を投入したなど噂も流されました。
症状のある感染者の治療はもちろん、「感染力のある無症状者」発見の隔離、そして「保護」というのは、こうして歴史的危険からも、極めて重大な指摘です。