JCP市原時夫です

千葉県房総の睦沢町から、政治・経済・歴史・オペラ・うたごえを考えるgabuku@m12.alpha-net.ne.jp

民主主義と立憲主義を考える。常識を疑え

2018年11月24日 | Weblog

 樹木希林さんが、若い俳優達との対談で「まず、全てを疑いなさい。自分自身もです」と語っていたのを見て、沖縄辺野古新基地建設反対行動に参加ていた、彼女の深い思考を感じました。

 憲法学者の樋口陽一氏の(「個人と国家」ー今なぜ立憲主義か)を読んで、分かったことがあります。

 常識やなんとなく分かっていることを疑い、根本から問い直す思考をもつことの大事さではないしょうか。

 民主主義は万能ではないということです。選挙によって多数を得て握った権力はなにをやっても良いということではない。スターリン・ナチスヒットラーも人民の名によって、選挙によって、独裁を実行した。

 権力の暴走を許さない、根拠を示しているのが立憲主義ではないでしょうか。

  中島岳志さん(政治学者・東京工業大学教授)も死者の英知という言い方で、民主は立憲に制約される。と発言されています。



小学校1「このままのけんぽうであることそれがわたしのねがい」

2018年11月24日 | Weblog

そうか、我が家でも戦争を知るのは、私たちの両親。孫にとっては、祖父母になるわけです。「このままのけんぽうであること、それがわたしのねがい」

尾池ひかりさんの詩わたしはせんそうをしらない。
おかあさんもしらない。
おばあちゃんもしらない。
でも、ひいぱあちゃんはしっている。
えきでへいたいさんをみおくったかえり、ひこうきがとんできて
 「きじゅうそうしゃ」でやられそうになったって。
はしってはしってはしってようやくにげたって。
ひいぱあちゃんがいきたからおばあちゃんがうまれ、
おかあさんがうまれ、
そしてわたしがうまれた
へいわをまもるけんぽう
いのちをつなぐけんぽう
わたしがおおきくなっても
このままのけんぽうであることそれがわたしのねがい
src="https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/3e/ef222036ace97544f89509e38fe07191.jpg" border="0">