JCP市原時夫です

千葉県房総の睦沢町から、政治・経済・歴史・オペラ・うたごえを考えるgabuku@m12.alpha-net.ne.jp

鳥島のアホウドリ羽毛採取から見た、尖閣諸島問題

2016年07月20日 | Weblog

 尖閣諸島は、1896年古賀辰四郎が最初にアホウドリの羽毛の採取などで居住し古賀村が生まれ、これにより日本の実効支配による領有が確定しました。
 NHK「池内博之の漂流アドベンチャー 黒潮に乗って奇跡の島へ」を偶然見ました。
これは江戸時代多くの漂流者がたどり着き、息抜き帰還することができた無人島「鳥島」(尖閣諸島ではないが)のことです。人懐こいアホウドリを食べて生き抜いたとのことです。
1888年当時ヨーロッパで羽毛布団が広く使われるようになり、そのためのアホウドリの大量捕獲が行われてとのことです。
 尖閣諸島の実効支配となった、経済活動と居住の根本には、羽毛採取が大きな理由であったということが、この番組でも証明されたと思います。NHKはそこまで踏み込んではいませんが。
 中国はこの点について、反論ができません。ただ、当時の自民党政府が1978年中国の「一時棚上げ」論に明確な主張をしなかったことが、中国口実を与えているのです。

ことしは、村上達也(元東海村村長)さんの講演・原爆写真展・うたごえなど

2016年07月20日 | Weblog

20年以上毎年行ってきた、被爆写真展や原発事故を考える「平和といのちを考える会」が今年も、8月28日(日)町中央公民館で行います。今年は、原発発祥の地で原発事故当時の東海村村長だった、村上達也さんの講演です。原発推進の立場が、事故の政府・企業の態度に疑問をもち、原発に頼らないまちづくりをすすめてこられました。また、午前中は、うたごえのつどいも行います。長崎広島原爆写真展も行います。