NHKスペシャル
昨日 NHK
第1集
密林に消えた謎の大都市
~カンボジア アンコール遺跡群~
平安から鎌倉時代にかけて、アンコールに100万人近い都市があった、その理由は、民族・宗教のちがいを踏まえた平和・共存にあったことが研究者によって明らかにされています。戦後、日本の経済発展が憲法9条に支えられ、戦争をさせなかったこと、安倍自公政権が戦争法によって、海外での戦争に加担することの逆説とも言えます。
アンコールの繁栄の基礎にまず、物質的基礎・・・米が1年に何度も収穫できる自然と治水技術を証明しています。次に、孤立した地域ではなく世界との経済交流の事実を上げています。また、ヨーロッパ・アジアで国家・民族・宗教対立が続いた時代に、仏像や建築物に残された、周辺宗教の尊重・融和の事実を上げています。
そして、研究者が平和だから繁栄できたと応えています。・・・安倍首相に見せたいが、見ても理解できないのではないでしょうか。NHKにしては、なかなかの科学番組でした。