JCP市原時夫です

千葉県房総の睦沢町から、政治・経済・歴史・オペラ・うたごえを考えるgabuku@m12.alpha-net.ne.jp

日本経済をささえる中企業の苦闘と誇り

2014年04月23日 | Weblog
読むのに夢中で、駅を乗り越していまいました。
 ご存じ半沢直樹の原作者、池井戸潤氏の直木賞受賞作が文庫本で、本屋さんにあったので買いました。
 ロケットのバルブを製造する中小企業の訳あり社長が主人公で、大企業のもうけ主義の中での苦戦と日本をささえる中小企業の技術者たちのほこり、そして家族を描いて感動しました。
 大企業の中のまっとうな人物や矛盾、中小企業の矛盾も描きます。研究者として成功している、元妻とのちょぴり暖かな交流や娘、母との心の交流が描かれます。
 そして、最初から流れるテーマが最後にどんでん返しのように、あっと言わせます。
 人に暖かい作者の姿勢が好きです。短編集「かばん屋の相続」もよかったです

若い世代の声を聞こう

2014年04月23日 | Weblog


 昨日は、日本共産党の千葉県委員会の椎葉書記長の話を聞きました。
若くて、知性的な落ち着いた人で、現代の若い世代の悩みに日本共産党として向き合うことの大切さを知りました。
 大学卒業時点で、600万円、院生で1000万円もの奨学金の返済を背負う学生。ブラック企業で労働者の権利も知らずに働かされている若者の実態が報告されました。
 一方、おかしいことに、真正面からたたかい成長する姿も紹介されました。
 格差社会の中で、塾に入るにも年間100万円必要なことなどから、貧困家庭では利用できない実態もあり、一方、日本共産党と退職教員の方々との協力で無料塾を開き喜ばれていることなど、多面的な活動が紹介されました。