JCP市原時夫です

千葉県房総の睦沢町から、政治・経済・歴史・オペラ・うたごえを考えるgabuku@m12.alpha-net.ne.jp

1972年以降の加藤周一氏の解明は?どうなのでしょう

2010年08月20日 | Weblog
 加藤周一氏の「歴史・科学・現代」(ちくま学芸文庫)は、1972年前の時点での対談集です。
 日本共産党は、その理論を発展させており、特に1970年の第11回党大会以後、より正確に緻密に事実にそったものとなって来ていると思いますので、これ以降の氏の解明も知りたいところですが。
 この対談集は、1972年までの加藤氏と丸山真男、湯川秀樹、久野収、渡辺一夫、笠原芳光、白井浩司、西嶋定生氏との対談集です。
 私の知識では、初めて知った方も多く、なるほどと思う所もありました。
その中で、加藤氏が「ぼくは、歴史家は自分の属する体制によって規定される、ということがあると思うんですよ。」と語り、丸山氏が「ぼくはちょっと異論があるんだけどなあ。」と述べています。その丸山氏は、「日本の民族的等質性で・・・・・やっぱり日本の地理的な位置が大きかったと思うんですよ」と語っているのは、おもしろかったです。

平和への若い力に感動

2010年08月20日 | Weblog
 今日の「赤旗」一面の記事に感動しました。高校生の平和への思いと行動の力はすごいですね。

記事より
【ジュネーブ=時事】
原爆の被害を受けた長崎などの核廃絶への思いを伝える「高校生平和大使」が19日、国連欧州本部のジュネーブ軍縮会議事務局を訪問し、核なき世界の実現を求める署名を提出しました。今年の署名数は約7万5000人分で、軍縮会議のサレバ事務局次長に手渡しました。
長崎市から参加した片山奈苗さん(17)は、「長崎を最後の被爆地にしなければならない」と訴えるとともに、若い世代の使命として高齢化する被爆者の声を世界に伝えていく意気込みを語りました。長崎県平戸市の松永千幸さん(17)も「核
兵器のない世界を実現しなければ、人類に未来はない」と話し、国連がより積極的な役割を果たすよう求めました。