JCP市原時夫です

千葉県房総の睦沢町から、政治・経済・歴史・オペラ・うたごえを考えるgabuku@m12.alpha-net.ne.jp

ヤン・ヒウンさん100万人大行進で「朝露」を歌い、無言で降りる

2008年06月13日 | Weblog
 さだまさしさんのCD「人生の贈り物」を以前買いました。作詞者楊姫銀(ヤン・ヒウン)の声に、テレビを見て魅せられたからです。
 今日の「赤旗」を見てびっくり。彼女が韓国100人大行進で「朝露」を歌ったと出ていました。前に、このブログで紹介した「禁じられた歌」田月仙(チョン・ウォルソン)さんの中で、紹介されていた。数奇な運命をたどった歌です。

感動した「赤旗」の記事です。「禁じられた歌」を読むと、楊姫銀さんの気持ちがわかるような気がします。
「集会で徐さんが驚き、感動したのは、女性歌手、楊姫銀(ヤン・ヒウン)さん(五五)が予告なしに登場したことです。大歓声の中で歌ったのは代表曲の「朝露」。一九七一年に大ヒットした曲で、民主化運動で主題歌のように歌い継がれました「太陽は墓地の上に赤く輝き/真昼の暑さは私への試練なのか/私は行く荒れ果てた荒野へ/悲田しみを振り捨て私は行く」楊さん自身は民主化運動に参加することもなく、政治的な問題には一貫して沈黙を守ってきました。歌い終えた楊さんは、無言でステージを降りました。