うどん屋さんに行ってうどんを頼まない!?
そんなことがあるんだろうか、あるんです!!
というかやってしまいました。
舟入町の「おどるうどん」さん。
「おどるうどん」
住所:中区舟入本町7-4 1F
営業時間:11:00~21:00
駐車場あり
来訪は2回目。
前回来た時に、「晩酌セット」の存在を知っていたため。
つまりだから今回狙うのは「晩酌セット」。
クリアアサヒと本日の逸品とお好きな天ぷら一本を選べますという供述であった。
(本日の逸品とは?)
がらがらーうぃーん。入店。
お店の人が「なんのうどんにしますか?」と聞いてきてくれる。
違うのだ。そうではないのだ。
急にうどん屋でうどんじゃないものを頼む特殊性に気が付いておろおろする。
「あ・・・・いや・・・すいません晩酌セットを」
「晩酌セットですね、かしこまりました」
無事に通った。
お店の人が説明してくれる。
それによると「どれでも好きな天ぷらひとつ」と「どれでも好きなおでん1本」、あとアルコール一杯だ。
天ぷらどれでも・・・・。う!
天ぷらのお値段に差がある!お安いやつは70円か80円、でもお高いやつがあって(いっぱい足の付いたイカ天とかだ)そちらは160円。
試される大地!!
いや大地は関係ないっていうか、なんとなくムシマルが試されているような気がしてしまった。
お値段でいうと2倍くらいの差がある。よくばりだと思われはしないか、どうだろうか。
えい。120円って書かれたお皿のとり天をとる。けっこうでかい。
(中庸。
最大160円、最安価70円くらいの真ん中くらいをいく・・・・!
これぞ目覚めた者、仏の教えにかなっている選択・・!)
仏じゃねえわ。
まだムシマルのチョイスは終わらない。
おでん。
こちらは6種類くらいだったか。「たまご」「こんにゃく」「だいこん」「ぎゅうすじ」・・・。
こちらは〈チラリ〉、おでんは一律80円、あ、ぎゅうすじだけは110円か。
こっちは値段差が激しくないし、食べたいもんを選ぶ的なチョイスでいいのではないか。
ムシマルはおでんのなかではもち巾着、たまご、だいこんが好き。
(今の気分は、食べごたえは、栄養バランスは・・・・)
ラジオが流れてくる。最初っから流れていたのが余裕を取り戻したムシマルにやっと届くようになったのだ。
こうなりました。
とり天+だいこん。
大根がしゅんだいい色をしていたこと大きかったこと片方(天ぷら)がお肉だから野菜がいいかなと思ったことが理由である。
500円の晩酌セット。
高知時代にもなかった気がするくらいの最廉価だ。
ぐび。クリアアサヒを飲む。
アルコールを入れて滑りをよくしたところでの天ぷら。
がじ。
あたたかい。
天ぷらコーナーのお皿にあったから常温になっちゃっていたかと思っていたがまだ熱が残っている。
犯人はそんなに遠くに行っていないか、揚げられたあとからそれほど遠い月日が経っていないかだ。
ととのいました。
「警察」とかけまして「天ぷら屋さん」とときます。どちらも「あげる(挙げる検挙する・揚げる)ことに一生懸命です」
ムシマルの謎かけのできはあまりよくない。
淡白な胸肉かな。あっさりめである。適当に調味料をかける。
大根にもカラシ。
うん。ちびちびといける。
大根のあったかさ、つゆを吸いこんで重くなったこの安定感。
ちゃんこを食べて大きくなって相撲部屋で稽古を受けた前頭のようではないか。
とり天は舞台俳優のようにソースという配役を受けて濃く深く。
ワンコイン晩酌、ここに極まれり。
幕引き。
(足りないからうどんを頼みたい気持ちもあるが・・・我慢しよう)
歩いて帰ると舟入は微妙に遠い。
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