一人のムシマルが鷹野橋商店街に行く。
自転車で、うす曇りの道を行く道中も、何を食べたいか自問していた。答えは出ない。
(定食とかそんな感じのご飯ものがいいかなー)
前日は麺類を外食してしまっている。ノー麺なもの、っていうくらいしか判断はつかなかった。
あ、さらに言えばこの夜の晩ご飯はココナッツミルクカレーを予定している。
カレーもなしの方向が望ましい。
ノー麺、ノーカレー。
鷹野橋商店街の日曜日は、ランチやっていないお店も散見される。
ふらふらと足&頭脳。
するとやがて止まる。
『新長亭』、ランチやっているんだ。
優秀な食事情報諜報員後輩Kさんがなんか言われていたような気がする。
お値段それなりでも美味しくてとか、そんな情報だったような違うような。
(覚えたい内容でしか物事を覚えられないなー)
そんな能力不足を実感しながら、一人のムシマルは足を向ける。
多少いいお値段のお店でも、ランチならお安くいただける気がする。
『焼き肉レストラン 新長亭』
お店サイトリンクはこちら。
■営業時間
昼/AM11:30~PM2:00 夜/PM5:00~PM10:00
TEL 082-541-2955
〒730-0051 広島市中区大手町5-9-2
提携の駐車場有(お店に問合せ)
寄る。
どうやらランチメニューは3品か。
(HPを見ると別メニューもありましたので、日によって違いそうでした)
書体がいいな。さぞや名のある名筆家に違いない。
『黒毛和牛焼肉定食』『和牛スタミナ丼』650円。
『牛ロースステーキ定食』980円。
ふむう、書いた字がいいと余計においしそうに感じるな。
入店。
カウンターとテーブル席が設定されている。
カウンターに行ったほうがいいのかな?戸惑っていると。
「テーブル席で大丈夫ですよ」と指示。その指示には素直に従う。
きょろきょろとしているムシマル。
お店雰囲気はそれほど高級っぽくない。気取ってない気がする。
お昼からビールを飲んでいるテーブル席の人がいる。好ましい。
あ、コウネの貼り紙がある。広島っぽい。
座ったテーブル席。
そこは焼き肉用の特別の仕掛け(中央に網焼き内臓とか上から排気ダクトがすぐそばまで降りてきているとか)はない。
ひょっとしたら焼肉定食は生肉が来て焼き肉するのでなく、もう焼いてあるお肉が出るのかな。
うん、迷いを捨てたムシマルは強い。
「牛スタミナ丼を1つー」 焼肉屋の牛丼、そんな素敵なセリフにそそるものがあったためのセレクト。
登場。
あ、牛丼だ。
ネギ玉ねぎ生卵吸い物付き。
あと、なんだスパゲッティがある。
スペゲティ。
あー落ち着く味。
そしてお肉。&ごはん。
がじがじ。
む。しっかりとした歯ごたえ。
思っていたよりもジャンキーな方向性に振られている。
肉、たれ、ごはん。
玉ねぎは厚め。
牛丼のシンプルさがもう狂わんばかりにある。
(へえ・・・ご飯が足りないかも)
まだ卵があるのだ。
ひょっとしたら温泉卵の可能性があったが!やはり!生卵。
丼に入れてかき混ぜる。半分くらいの時点でだ。
二段階で牛スタミナ丼を楽しもうという魂胆は、きっと牛丼通の方々には言うまでもないであろう。
かき混ぜる。
だんだん悲しくなってくる。
なぜなら、もうこの後1分くらいののちにはムシマルはきっと食べ終わっているだろうから。
きっと流し込むように入れて、あっという間だと、そう思う。
ぱくり。
なんとなく卵によって甘くなったように感じる。
ご飯半分で入れたためか、卵ご飯の率が濃い。
どこからが卵かけごはん牛肉入りで、どこからが牛丼生卵のせなんだろう?
もし生卵かけごはんになっていくとしたら、それは「無邪気さ」のためなのだろうか?
むしょろろろ。
そんな音はしなかったと思うが、それでもそれくらいの擬音があってもおかしくないような音。
はー。
落ち着く。
食べた後のほうが腹減っているパターンかもしれない。
今度はステーキ定食頼んでみようと考える。一千円たらずで肉屋のステーキ、なかなか惹句で希望。
帰りがけには団体客がいっぱい来る。何か間一髪感を感じて、去る。
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