2007年6月24日のブログ記事一覧-ミューズの日記
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今回で4回目となる福田先生のマスタークラス。演奏活動で多忙な合間を縫って現在4ヶ月に1回の頻度で実施していただいています。通常は演奏活動だけで生計を立てるのは難しい音楽家の世界ですが、福田先生はそれが出来る数少ないギタリスト。先生は殆ど個人レッスンをされていません。サマースクールや講習会くらいですよね。その先生のレッスンが受けられたり、聴講できると言う事でいつも超人気のマスタークラス。今回も大阪からの受講者も含めて7名が11:00から19:00まで受講されました。

今回の特徴は受講生の低年齢化。小学3年生が二人も受講されました。お一人は今月のジュニアギターコンクールの小学低学年の部門で金賞を受賞した栞奈ちゃん。鈴木大介さんのレッスンに引き続きの受講です。そしてもう一人は昨年の村治昇先生のレッスンをミューズで受講された紗瑛ちゃん。現在は大阪に引っ越していて田中順子さんに師事しているとか。二人ともとても可愛くて上手なんですよ。
受講者と受講曲は次の通り。

中村 公樹  練習曲第7番/H.ヴィラ=ロボス
金田 栞奈  魔笛の主題による変更曲/F.ソル
小玉 紗瑛  タンゴ/F.タレガ
浅野 喜正  前奏曲第1番/H.ヴィラ=ロボス
古橋 充吉  チェロ組曲6番プレリュード/J.S.バッハ
高須 大地  リュート組曲第1番よりジーグ/J.S.バッハ
鷲見 雄史  さくら変奏曲/横尾幸弘

ある聴講者が、「聞くだけでも今日はいい勉強になった。自分がレッスン受けたみたい、上手になったみたいに錯角してしいました。」と言われましたが、確かに聴講だけでもいい勉強になります。必ず基本的な技術面の話も出ますからね。右手の弾弦の仕方や左手の肘と手首の角度など。音楽のうたい方も。
しかし、最後に福田先生曰く「やはり古典が基礎になりますから、古典をしっかり勉強して欲しいですね。佳織ちゃんも中学2年までは古典ばかりやらせました。」とさ。最後にいつもの様に受講者で福田先生を囲んで茶話会。この時間もいろんなお話が聞けて楽しいんですよね。皆さんが福田先生との別れを惜しみながらお開きとなりました。


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