2007年6月13日のブログ記事一覧-ミューズの日記
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昨日は天羽明恵(ソプラノ)&鈴木大介デュオコンサートに行って来ました。

天羽さんは1年の内半分はヨーロッパ、半分は日本と往ったり来たりの超人気のソプラノ歌手。超絶的なコロラトゥーラとリリックな声を持ち合わせた日本期待の人なんです。大介さんとデュオを始めたのは98年の事と言うから、もう9年のお付き合いになりますね。昨年も名古屋に大介さんと来られて、コンサートの後東新町の鳥銀にご一緒させて頂きましたが、その時は天羽さんにご馳走になってしまいました。天羽さんはこの鳥銀が大好きなんですって。昨日はそのお返しをしなくてはと思っていたら、なんとお二人とも日帰りのスケジュール。お二人とも忙しいんですね。

さて、コンサートはやはり普段のギターコンサートとは随分顔ぶれが違いましたね。天羽ファンが多いんですね。プログラムはと言うと、
<第1部>
カッチーニ  アマリリ、アヴェ・マリア
ヘンデル   樹木の陰で、私を泣かせてください
バッハ    シャコンヌ(ギターソロ)
モーツアルト すみれ、「フィガロの結婚」より 恋とはどんなものかしら
シューベルト のバラ、夜咲きすみれ
<第2部>
ガーシュウィン 「ソングブック」より ザ・マン・アイ・ラブ/アイ・ガット・リズム
スペイン民謡 禁じられた遊び(ギターソロ)
タレガ    アルハンブラ宮殿の想いで(ギターソロ)
モンポウ   歌と踊りNo.13「鳥のうた」(ギターソロ)
ヴィラ=ロボス アリア~ブラジル風バッハ第5番
ロドリーゴ  4つの愛のマドリガル

ギターがとても良く鳴ってました。最初はやや音量不足かなと感じましたが、だんだんと鳴ってきて、シャコンヌを弾き終わってからは全く不足は感じませんでした。ギターはいつもの今井勇一さんの特別仕様。耳が慣れると言う事もあるんでしょうが・・・。ギターの音に包まれて天羽さんの声が柔らかく響く感じで、ギターと歌の良さを十分に堪能させてくれるコンサートでした。
シャコンヌは少しサラサラとし過ぎの感はありましたが、これも大介さんの特徴ですかね。

2部はガーシュウィンとヴィラ=ロボスが最高に良かったですね。ガーシュウィンは大介さんのジャズ風アレンジと演奏がかっこ良く、歌もノリノリでした。ブラジル風バッハも聴いていて目頭が熱くなりました。皆さんもそういう事があるかと思いますが如何ですか?これも歳のせい?!



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