2007年6月16日のブログ記事一覧-ミューズの日記
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今日は親子4人の心温まるファミリーコンサートでした。

三重県鈴鹿市在住の中子祐二さん、ゆう矢君(高2)、たく矢君(中2)、しん矢君(小3)の親子4人によるファミリーギターアンサンブルが盛り沢山のプログラムで演奏してくれました。お父さんの裕二さんの飾らないトークと可愛いお子さん達の一生懸命な演奏が聴く者をほのぼのとした気分にしてくれました。と同時にお子さん達の腕前に感心させられました。
しん矢君はソロでレニャーニのラ・マズルカをカッチリ演奏してくれましたし、たく矢君はバッハのフーガBWV1000とバリオスの大聖堂をこれも見事なテンポで演奏。ゆう矢君はポンセの南のソナチネの第1楽章と最後にアルベニスの朱色の塔を、途中一箇所忘れた所もあったものの動揺せず最後まで軽やかに弾き切りました。それぞれが大変な力を持った兄弟です。それもその筈、3人とも小さい時からギターを始め、次の様なコンクール歴を持っているんです。
・しん矢君 5歳からギターを始め、06年「第33回日本ギターコンクール」小学生部門銅賞受賞
・たく矢君 5歳からギターを始め、06年「第33回日本ギターコンクール」中学生部門優勝
・ゆう矢君 7歳からギターを始め、06年「第33回日本ギターコンクール」高校生部門で優勝
全くお父さんを追い越しています。

前半はポピュラー編、後半はクラシック編と言うプログラムでしたが、欲を言うとポピュラー編ではもう少しアンサンブルを聴きたかったですね。三重奏、二重奏、ソロと言う組立てでしたが、ポピュラー編ではソロが7曲あり三重奏が4曲という配分でしたから・・・。

それにしても親子でここまでギター演奏を楽しめるというのはいいですね。今日も親子で聴きに来ていたご家族が数組ありましたが、是非どんどん親子で、ファミリーでギターを楽しんでいただきたいです。中子家の場合、ギターを弾かないお母さんはいつも写真とビデオ撮影を担当しているそうで、親子5人の連携はバッチリのようです。きっとこの家族には親子の断絶だとか、家族バラバラだとか言う問題には縁が無いんでしょうね。音楽を家族でやれば最近よくニュースで目にする親子の悲惨な事件も減る事間違いないと思うんですが・・・。

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