2006年9月7日のブログ記事一覧-ミューズの日記
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皆さん、こんにちわ!9月23日にミューズサロンで演奏します宮下祥子です。

私は4日前に南米パラグアイから帰って来たところです。遠かったなあ!
今年で4回目の「ギターと女性」フェスティバルでの演奏と、パラグアイ国内3都市で私のリサイタルがありました。バリオスの生地、サン・ファン・バウチスタで演奏した最初の日本人ということになるそうで、市から感謝状を頂きました。
23日のコンサートで、パラグアイの土産話を皆さんにご紹介致しますのでどうぞお楽しみに。

さて、23日の目玉商品は、演奏されることの少ない、フェルナンド・ソルの「社交界の小品」、私のCD「パッション」の第1曲目に収録されているレオ・ブローウェルの「ソナタ」、私が今年5月に日本初演しました比較的新しいローラン・ディアンスの作品「トリアエラ」です。「ソナタ」を演奏する私を見て、人が変わったような凄み(怖さ?)がある、とよく皆さんおっしゃいます。ディアンスの「トリアエラ」は、私が3年前にイタリアで耳にした(目にした?)、本当に楽しい曲。6弦を超低音の「ラ(5弦より一オクターブ低い)」に下げで全楽章演奏されます。美しくメランコリックなメロディーの1楽章、ジャズ、ブルースのフレーズ有りの2楽章、特殊奏法満載で演奏していても興奮気味の3楽章、見ても聞いてもおもいしろい作品で、演奏の度に好評を得ています。

楽器は、2003年製作のアルカンヘル・フェルナンデスを使用します。私の体に合わせてわずかに小ぶりに特注した楽器です。

名古屋を訪れるのは初めてで、大変楽しみです。
では、ミューズサロンで皆様にお会いできますことを、心待ちにしております。

時差ぼけ気味の宮下祥子でした。

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