2006年6月2日のブログ記事一覧-ミューズの日記
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今日は兵庫県から製作家の黒田さんが突然お見えになりました。
私は黒田さんのお名前は野村芳生さんから伺ったことがありましたが、お会いするのは今日が初めて。最初はお客さんと思い、『いらっしゃいませ!』とお声を掛けると、『兵庫県でギター製作をしている黒田です。』と名刺をいただきビックリするとともに嬉しかったですね。

今日は19世紀ギターとオリジナルのモダンギターをご持参いただきました。
19世紀ギターはフレンチタイプのミクルカモデル。糸巻きが木製ペグなので、『これ私調弦できないんです』と調弦をしていただく。
ゲージの細めのカーボン弦と知人が手で巻かれたと言う低音弦が張ってあり、とてもしっとりした音がしていました。

そこでこれは野村さんもお呼びしましょうと言う事になり、早速お電話を。すると10分もしない内にご到着。ギターを弾きながら、『では僕のシュタウファーモデルも持ってきます』とまた10分もしない内にギターを持ってお戻りに。野村さんのギターはご本人も『鳴り過ぎじゃないかと思うときがある』と言う程に良くなっていますが、黒田さんのギターはフランスの香りのする上品でしっとりした音でした。

モダンギターはと言うと低音がとても良く鳴り、粘りのある音で弾き易いギターでしたね。『欲を言えば高音がもう少し艶があるといいですね。でも弦を代えると艶も出るかも・・・』と私のコメント。しかし、とても気持ちよく弾ける楽器でした。

と、今日は嬉しい訪問を頂きました。
また黒田さんの楽器もその内にミューズでも皆さんに見ていただける事になるかも知れませんのでお楽しみに・・・。


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