2006年4月29日のブログ記事一覧-ミューズの日記
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今日は第2回ワンコイン・コンサートが緊張と熱気の中、楽しく行われました。

30歳代から70歳代まで初心者からコンクール優勝者まで様々な方たち14名、13組が日頃の練習の成果を披露されました。
写真は第1回も演奏参加された加藤さんと船戸さんのコンビです。加藤さんは73歳になられ、船戸さんはもう直ぐ72歳と言う最高齢のコンビです。加藤さん曰く『練習のときはすごく調子よかったのに、何気なしに横を見たら高岡先生が来ていたので急に緊張して上手く弾けなかった!』と悔しそう。

その他、69歳の女性も『生まれて初めての経験でした。もう心臓がバクバクして頭の中が真っ白になってしまって・・・。』とこちらも悔しいやら楽しかったやら複雑な心境のご様子。でも今日の演奏参加の人達は兎に角人前で弾く事を恐れずに楽しもうと言う気持ちになっていただいた方々だと思います。
私も今日は皆さんにこう言いました。『是非上手く弾けた時の快感、悦びをイメージしてください。そうすればあなたもきっと上手に聴けるようになりますよ。』これは平泳ぎの北島選手の受け売りなのですが、彼も競技の前には優勝したときの嬉しさや快感をイメージするんだそうです。流行語にもなった『チョー気持ちいい』をイメージするんですね。そこまで到達するには精神修養や場数を踏む事も必要ですが、慣れてくると普段の120%の力を発揮できるようになるんですね。これは皆さんも同じです。

今回演奏参加されなかった人も是非次回はご参加ください。まだ日程を決めていませんが、8月に予定しています。

では今日の出演者とプログラムです・
ー第1部ー
<ソロ>
1.多田 節子     アンダンティーノ/F.カルリ
2.澤田 節子     バルカンの星の下に/プランテル
            黒い瞳/ロシア民謡
3.磯村 操       サグレラス/マリア・ルイサ
4.庄子 ヒロ子    タンゴ/タレガ
5.藤野 大助     禁じられた遊び/作者不詳
            アルハンブラの想い出/タレガ
6.浅野 善正     エチュードOp.35-17/F.ソル
            ハンガリア幻想曲/J.K.メルツ
<二重奏>
7.加藤 茂・船戸盛夫   3つのデュオより第1番/F.カルリ
ー第2部ー
<ソロ>
1.田中 文英     禁じられた遊び/作者不詳
2.辻 廣和      チェロ組曲1番プレリュード/J.S.バッハ
3.加藤 奏      メヌエット ニ長調 Op.11-5F./ソル
4.大西 友典     ベネズエラ風ワルツ第2番/ラウロ
            エンデチャとオレムス/タレガ
            アラビア風奇想曲
5.竹口 喜久     BWV998よりプレリュード/J.S.バッハ
           ソナティナより第1楽章/モレーノ=トローバ
6.長縄 広紀     スケルツォ・ワルツ/M.リョベート
            リゾンの泉 op.46/N.コスト   


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