紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

双葉、出揃う(元旦発芽苗)

2016-01-11 17:36:01 | ムラサキの栽培

  「発芽後10日目、ムラサキの双葉出揃う」

  2016年 元旦から発芽を始めた紫草(日本ムラサキ)である。
  2、3日遅れの発芽の苗も双葉を開き、同じ双葉での生育を始める事となる。



  露地に1ヶ月間程置いてから、室内保管に切り替えただけのポットである。
  この苗を1ポット1個に植え替え、10ポットになったのである。
  この例を参考にしない訳にはいかない。



  発芽率の高さが、自ずと発芽方法の変更に向かわせる。


  6cmのポットを用意し、1ポットに1粒の種を播く。



  用土は赤玉土を篩って、やや大きめな粒を底に入れる。いつもと同じである。
  今回はその上に、ちょっと工夫をする。
  ココブロックと云う椰子の繊維をつなぎに混入てみる。
  
  このポットから発芽すれば、9cmの大きなポットへの移し替えも楽である。
  赤玉土のみでは、根元がポロポロと崩れて厄介であるからである。




  その上に赤玉土の細粒を薄く広げて種を播いてみる。
  種は深く押し込まないで、わずか隠れる程度にする。 





  1段48ポット、2段で合計96ポットに種を播く。
  寒が明けて2月の下旬には結果が出る。
  珍しく、まだ積雪は無いが、その内に雪の下になるであろう。
  
  露地栽培の難しさは、天候である。吉と出るか凶と出るか??

  
  「たねまいて てんきのゆえと いいのがれ」




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