紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

紫草、生育不良苗

2016-01-09 19:41:17 | ムラサキの栽培

  紫草、双葉からの生育不良苗について

  紫草(日本ムラサキ)に付いては、主に発芽の難しさが第一関門である。
 しかし、双葉は開いたが、その後の生育が思わしくない苗が出て来る。



 大きな双葉であるが、どうした訳か本葉が出て来ない。
 枯れてしまった訳ではないので、その内にと云う期待のみで生育を見ている。

 ほぼ、同じ頃に発芽した苗と比べた見ると一目瞭然である。
 心地よい生育状況と言って良い。



 これも、同じに双葉のみの苗である。
 しかし、カメラのレンズを通して本葉の兆しを見る事が出来た。
 その内にと云う思いは、期待出来そうである。



 こんな生育不良もある。双葉が痛んで来てしまった。
 発芽日のメモが哀れである。もう既に3ヶ月目である。



 この苗もほぼ同じ状況である。果して根の生育はどうなっているのだろう。
 慎重に根を掘って、取り出して見ることにする。



 赤玉土を抱きかかえて、それなりの生育かと思うが細根が少ない。
 細根が少ない感はあるものの、赤く生き生きしている根である。



 本葉が育たなければ、細根も然りなのだろう。でも、根が腐っている事は無かった。
 原因は不明のままで、またポットに戻すことにする。



 なんとか手当をしてやりたいと思うが、精々土を替えてやるくらいだ。
 
 考えてみれば、野菜の苗等は、どんどん間引いて育てるのだから
 手当等と思う方がおかしいのかも知れない。


  「なえそだて てあてをおもい ペットなみ」




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