紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

紫草、育苗日記(春彼岸)

2019-03-23 17:35:53 | 紫根染め
「生育状態、三態」
彼岸に入って間も無く、最低気温9℃を記録。
最高気温22℃の畑作業は汗が流れる。
冬越しの、苗床を開いて見た。


藁屑を軽く載せて、初めて秋苗の越冬を試みたのである。

昨年末まで緑の秋苗の葉は黒く傷み、厳寒の日々を記録している。

傷んだ葉の中央から、まだ初々しい新芽が出ていた。
しかし、この春に発芽した室内の発芽とは趣を異にしている。


室内で育苗中の一態である。1/21のメモが付してある。
平均気温15℃を下回る室内。1月から数日置きに発芽してきて200個の苗を育苗中。
厳寒の日には0℃にも下がった故であろうか、本葉は4枚目が見えるが未だにロゼット状態である。
双葉の苗から本葉3〜4枚目の苗の多くが似たような状態である。


同じく、室内で育苗中の苗。2/6 発芽。
一例に過ぎないのだが、寒が明けてからの発芽にはこんな苗も出てくる。

   「めがかすみ もじがふたえで えもみえず」
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