紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

日本ムラサキ、期待の発芽試験?

2017-02-15 16:37:26 | ムラサキの栽培

 「予期せぬ発芽から期待の発芽試験へ」
 室内栽培の鉢からの発芽は、驚きの発芽であった。
 休眠中の株から新芽が出て来る事は、枯れた茎を切った時にその兆しを確認していた。
 しかし、室内に転がっていた種を放り込んでおいただけで発芽!
 これは驚きであった。
 休眠中とは云え、時々は給水をして管理していたが、正解であった。

 ならばと、紫草の下の泥鰌を狙う。




 柳に下ならぬ、日本ムラサキの下に泥鰌は?
 偶然にしても、条件が適していた訳であるから発芽出来た。ならば・・・・。




 この鉢のムラサキは新芽の兆しが無く枯れ葉に、緑が残り茎を切れずにいたが
 思い切って切って種を播く事にした。切り取った枝から採取した種である。
 つまり、親元に子種を播いた訳である。13粒が実った。
 10粒が白い種、別に3粒が土と同化している。




 雪中保存ポットからの発芽苗、殻が付いている内に抜く。
 別ポットに移植して生育状況を揃える。
 白いマーカーは各ポットの発芽数である。




 既に本葉2枚が生育中のポットも有る。
 発芽が揃わない原因はどこにあるのだろう?
 低温保存期間に不足があった可能性が考えられる。
 用土に守られ、雪に守られ、低温保存期間が不足であったのか?
 まだ雪の下に有るポットを出して見れば、その差が判明するやも知れない。

   「きをもませ きをまわしすぎ めがでない」


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 日本ムラサキ、予期せぬ発芽 | トップ | 日本ムラサキ、発芽方法の見直し »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ムラサキの栽培」カテゴリの最新記事