紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

7月のムラサキ

2015-07-14 19:43:08 | ムラサキの栽培

 7月、文月のムラサキ色々

7月のムラサキの発芽


奇妙な発芽?既に発根していた種をセルポットに播いたのだが、細根が別の種を抱き込んでいて2粒を播いた記憶が脳裏を掠める。



ムラサキの種蒔きはいつも、こうして小さなパックで発芽への兆しを確認してから行っている。白く出ているのは芽ではなく、根である。それ故これを発根種と呼ぶ事にしている。根の先端は一時カビのような細毛が開く。これを痛めると発芽はするが生育は思わしく行かない。発根は一斉にという訳ではなく日を置いて順次根を出してくるので、発芽への兆しを確認出来たら全ての種を播く。



発根種は数日すると種の殻を帽子にして緑を見せる。


畑のムラサキ、移植後1ヶ月半である。今年は発芽時期の異なる苗を移植したので生育はマチマチである。1月発芽の苗である、もう蕾を抱えるが草丈は25cm、しっかりした株である。


葉が見事で裕に10cmを越えている。



最低気温がついに20℃を越える日が続く様になったので草丈が伸び始める。



最後に移植した畝で残り苗である。生育期間に依って株立ちはかなりの差がある。野ネズミ退治も完全ではなく、その内に被害結果が出てくのではと心配している

 「ムラサキの そだちさまざま すえをみる」


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