紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

2023日本ムラサキ栽培記録・文月(4)

2023-07-22 21:11:38 | 日本ムラサキ栽培
「開花から結実へ5日間!」
驚きの速さで種子を見る事となった。
開花後の分枝の生育も順調で、蕾は次々と開花。


艶やかな黄緑色の種子は宝石の如くに見える。蟻が役目を果たしてくれた故であろうか?

漏れなく受粉と言う訳で無かった。萼のみが残る花の後が見える。
小さな蜂の仲間であろうか出這入りする姿を見たが・・・。
カメラでは追い切れなかった。また、蜜蜂のように各花を丁寧に廻る訳でもなかった。


開花した個数は、ほぼ全体の半数に当たる。今月中には、ほぼ九割の苗は花盛りとなろう。
写真上部、左右の緑は蓼藍の栽培である。再び藍染めに挑戦と思っているが・・・無理な様だ?


茎立ちが出来ずに生育が遅れた苗があった。7/1 付けの記事で紹介した苗のその後である。

根の傷みも見えず、そのまま生育の変化を観察。茎立ちはせず、鮮やかな色合いの蕾を抱えている。

僅かな、茎立ちを見せるが本葉が傷み始め、先が思い遣られる。

原因は不明だが、新しい本葉の生育は蕾を守り抱えている緑がそれに替わるのでは・・・?
とすれば、日本ムラサキは中々強かな生命力を持っている。紫根は既に径5mmを超える筈である。

  「ひがたてど あしのよろめき ますばかり」


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