紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

2022・春一番

2022-03-05 16:07:26 | 日記
「3月5日、啓蟄 春一番が吹き荒れる」
長い冬であった。しかし、まだ冬日は続く。油断禁物か。

畑の雪も消え、始末に負えなかった秋草も地面にピッタリとなった。
手元に残った日本ムラサキの種がある。秋に作った苗床の隣に播く事にする。


種の選別で除外・廃棄になった種である。ただ捨てる気にはなら無い。
浮種の種で発芽の可能性が無い訳では無い。捨てるつもりの種ゆえか、
大分厚播きとなった。また、深播きともなった。


昨年、紫根を収穫した跡地である。2m6列。
発芽して来たら大変な事になる。栽培できる体調とは思え無いからである。


6列目北面の列のマーマー部は種採取後まだ緑色を呈していた種である。
恐らく、発芽は無理かと思われるが、他の種と余り変わりは無かった。


どう言う訳か、まだ畑に残る雪を運んで上に乗せてしまった。
残る雪を消したい思いか、乾いた種に水をやりたかったのか?
また、ついでに隣の苗床の葦の覆いを取り払って見た。

秋苗の新芽を確認する。秋の葉は黒く地面に張り付いていた。
その中にひとつ、黄色の秋の葉があったのは驚きであった。

     「かえりみち つえつきあるき かずかぞえ」

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