紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

2024日本ムラサキ栽培・葉月8月

2024-08-24 19:43:12 | 日本ムラサキ栽培
「早くも種子の採取・・⁉️」
花壇ではモミジ葵と芙蓉が咲き始め、混植した日本ムラサキは
見る影も無くなってしまった。生育不良で種子を付けたまま伸び悩みの茎などがある。どの茎の先端部にも、花や蕾はない。
これらの茎から種子を採取することにした。


長い茎が2本、後は緑の葉が伸び悩みの茎である。
既に種子が落ちた萼片も幾つか見つかる。葉が乾燥しない内に種子を落とす。
それでも萼片等と種子は混在して、種子の選別に手間を要する。


ゴミの萼片を除いてから、種子を分類して見た。
Aは茎の下部に多い種子で開花後2ヶ月以上する。既に乾燥して白化した種子。
Bは茎の中間部より上に付いていた種子で黒色。
Cは茎の上部に付いていた種子で緑色。


室内に一晩放置して置いただけだが、色味はほとんど同じになる。

Aの種子数をカウント。100粒、満杯❣️

残り種子は27粒、計127粒。同様に計測して集計は
A127粒、B150粒、C39粒であった。C が少ないのは数本の茎を放棄したからである。
茎先端部の種子は、長い茎では花弁が落ちて日が浅く、未熟と判断した。
暫く乾燥期間を置いて、秋苗としての発芽への手順を再確認の予定である。

   「いたむひざ いついえるやと なでさする」

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