紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

日本ムラサキ・花から実へ

2020-08-01 19:33:38 | 薬草・薬用植物
「梅雨時の生育」
長い梅雨だった。強い雨、豪雨は1〜2回位で弱い雨が多かった。
畑では草の成長が著しく、それに呼応して日本ムラサキも生育段階を1段階ステップアップした。
花から結実、種子を確認する。まだ透き通るような緑である。


ムラサキ科特有の渦巻状の花茎で開花が終わると渦巻きが少し解けて
次の花が満開状態となる。蕾は渦巻の中心まで叙々に小さく並ぶ。


渦巻状の花茎は10月末頃まで伸び続く。1花に果粒は1〜4個。
温暖な地では暮れ頃まで花が続くのではなかろうか。


第1ブロックの生育である。生育の違いは不明である。
この時期は下草も伸びて来るので、その草取りぐらいで特に手を出す事はない。


第4ブロックの開花である。根の生育スペースは仕切りが無い。
楽しみにしている栽培ブロックでもある。


畑出入り口の”お出迎え花”「芙蓉」が咲き始めた。淡紅色が殊の外見事である。
昨年は開花までは至らずに枯葉を落としてしまった。
”お送り花”は「モミジアオイ」で、既に見上げる高さに蕾を抱いている。
足腰が不安定となった老体に元気のエールを送る見事な紅くれないである。

   「ふようさき おいしまなこに うるおいを」 
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 日本ムラサキ・文月の開花 | トップ | 日本ムラサキ・2020・葉月 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

薬草・薬用植物」カテゴリの最新記事