紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

日本ムラサキ・発根から発芽へ

2021-02-12 19:15:03 | 薬草・薬用植物
「紙コップ利用の確かな発芽への道」

一昨年(2019-12-06,-14)師走に偶然発見した方法である。

あれこれと試して見るが、紙コップ利用が最も確かな方法と見ている。
既に発芽している種もある。


この種はパック容器に赤玉土を敷いて1回発根を試みている。
予定の発根を経て、発芽の兆しが途切れた種を集めて暫く乾燥させて
紙パックで再挑戦となった。大量の発根、発芽の兆しを連日見る。
紙パックの底には、川砂を3cm程敷いて水を含ませてある。


この紙パックは浮種で廃棄予定の種である。3cm程の厚さになっている。
掘り出して見ると既に発芽した種も出てくる。


発芽の兆しはコップの側面に割合多い様だ。
日差しが差し込む日には紙コップを陽当たりに並べる。


種は傷んで、カビが発生する最悪の条件下である。
「掃き溜めに鶴」の如き発芽苗である。

   「なぜすてぬ もしかすればと つるがたち」
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