紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

日本ムラサキ2023・3月弥生の生育

2023-03-11 21:32:41 | 日本ムラサキ栽培
「秋苗と春苗の分かれ道?」
秋と春は、その間に冬があるので播種時期で間違うことはない。
但し、温室と言う季節飛ばしの設備を使うと種子はどうなるだろう?


1月新年の発芽苗、その後である。既に茎立ちをして本葉6枚が対生で生育中。
次第に互生となって生育する。


初冬と晩秋は引き続きの季節なので、この間に播種をした種は秋苗として生育する。
温室内では初冬と新春の区別は種にとって迷いがあるのだろうか。
1日違いで春苗の生育となってしまった。


全て秋苗である。発芽は1月中・下旬が多かった。80本、内(並)種子多し。

春苗である。20本。(並)種子100粒内の種子

本葉2枚が生育を始める。

発芽日は同じなのだが・・・本葉が生育を始めたばかりだ。

再び発芽を試みる事となった。
58+1粒(小粒)である。きっかけは冷凍庫に保管して忘れてしまった種である。
引っ越しで冷凍庫の棚の底は見落としてしまった。
種の保管は冷凍庫だったので、発芽が悪かったと言う方の声が残っていた故でもある。
奇しくも、その種子は軒先の基礎際で生育した1本から採取した種子。
ほとんど水気の無い場所で生育した紫草から58+1個も採取した。
次週のテーマと思っていたのだが、写真を見て驚いた。
3日前にセットしたばかりで、マサカ発根しているとは、驚きだった。

   「みっかたち はやくもうごく はるのたね」
コメント
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