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紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

秋苗の定植/2020・長月

2020-09-19 19:17:15 | 染料栽培
「苗床の苗の行方」
定植準備が整い雨の日が来るのを待った。マルチを敷くためである。
波板で仕切ったブロック内にマルチを敷くのは初めてある。
冬場を凌ぐための備えであり、ほんの思い付きに過ぎない。
2回に渡って雨の日がありブロック内の土は充分に水を含んだ。

マルチ切断穴は専用の道具では大き過ぎるので、鎌の刃を当てて小さく開けた。
マルチの開いた箇所中央に丸箸を深々と差し込み、上部をロート状にして置く。


箸の長さは20cmある。深く差した穴は、根が伸びて行く道筋である。

苗は本葉3〜4枚目が多い。丈の割には根が短い。植え付けには好都合である。

4個のスペースに穴を開けて苗床から4本を抜いて即植え付ける。
箸を深く差して抜いて、上部をロート状にする。4個準備、苗を慎重に抜く。これが苗の定位置である。


手前2列を9個植え付け、反対側に移動して同様に9個を植えてネットの影にして行く。

日差しの強い日は遮光ネットをズラしながらの作業となった。活着は1週間後でないと確認できない。
それまでは遮光ネットの下で養生となる。


翌日の夜の雨は定植を終えた苗には慈雨となった。
今朝、雨の切れ間に遮光ネットを返して見た。午後も雨予報である。
全体で120個の予定であったが、途中で少しズレた様である。


マルチを敷く作業は少々厄介であったが、終わって見ればさほどの事は無かった。
しかしながら立ったり掛けたり、行ったり来たりは老体には応えた。
しゃがみ込み植え付ける作業は繰り返す内に、大変な労苦と気遣いがあると気が付いた。 
翌日の起床は、定刻に目覚めたが起きる事はできなかった。

「としわすれ つぎからつぎと なえをうえ」
コメント
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