日中越境EC雑感

2008年に上海でたおばおに店を作るところから始めて、早もうすぐ10年。余りの変化に驚きの連続

オンラインビデオ企業の苦境と教訓

2010-01-27 | 中国EC事情・淘宝
 中国のオンラインビデオ配信企業が危機に落ちている。

 ユーチューブに類似したビデオ配信企業は、中国にはYoku.com、土豆網等複数者あり、それぞれが外国のVCから巨額な投資を受けています(日本のVCが出資している企業もあります)。

 中国政府の海賊版撲滅の方針から、オンラインビデオ配信企業が次々とコンテンツ購入のための資金を準備しているという事はご紹介していますが、昨日の報道のように百度が合法コンテンツの配信事業に参入だけではなく、中国中央テレビ、上海メディア集団、そして中国で最も人気のある湖南テレビもそれぞれオンラインビデオ配信を行うとの事です。こうなってくると、土豆等の中国の既存のオンラインビデオ配信サイトは今後どう生き残るのか?一部のエンタメ系や、ユーザーの撮影したビデオを配信するニッチサイトになるのではないか?こういう疑問が出てきています。



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なんで中国では、米国のネット企業が失敗するのか?

2010-01-27 | 中国EC事情・淘宝
 という記事が。まぁこういうのは何回か見ましたけど。

 EbayとYahooは、大きな期待を背負って中国に進出したけれど失敗し、facebookやMySpace、Twitterも駄目。中国で市場を占有しているアメリカネット企業は1社も無い。そういう中で、グ-グルは多分始めての会社になるだろうといわれていた。

 中国側のアナリストに言わせると、米国企業が勝手にこけていっただけだとの事。グ-グルにしても、この5年間で市場シェアの33%を占めるまで成長したが。弱い競合のシェアを奪って言っただけで、百度も同じように弱い競合を淘汰してシェアを63%に高めた。

 アメリカ最先端のテクノロジ-と、豊富な資金力、そして知的所有権を持ちながら、何で勝てないんだろう?彼らは夫々中国企業を買収するか、中国人の経営陣を雇用している。そして、中国社会に溶け込もうともしている。



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コメント (2)
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