日中越境EC雑感

2008年に上海でたおばおに店を作るところから始めて、早もうすぐ10年。余りの変化に驚きの連続

楽天が北京で出店者募集開始

2010-07-30 | 中国EC事情・淘宝
  7月29日に楽天が出店社の募集を開始するイベントを行い、400社が参加したそうです。。

乐酷天北京首场大型招商会落幕

乐酷天总裁兼CEO中村晃一

    CEOは中村晃一サンという片なのですね。B2B2Cノプラットホ-ムという事で百度ヨウアも吸収するんですかね?

乐酷天北京首场大型招商会落幕

在场商户踊跃提问

    日本での成功事例を挙げて色々と説明をされたそうです。

 この楽天百度に伴い、百度はタオバオのアフィリエ-トサイトを検索対象からはずしたのか、上位表示をさせなくしたのかとにかく妨害行為を働いているそうです。

 タオバオモ-ルと真っ向勝負ということになりますが、具体的な出店条件などは調べないと如何ですね。タオバオ独占はやはり市場の健全な発展を阻害しますから。

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ケンタでご飯が。。

2010-07-30 | 欧米企業の中国戦略

 これって何でしょう??

 近所のKFCなのですが、ついにご飯も販売するようになりました。

 ご存知の通り、KFCは中国では大成功している外資系企業の一つです。思うに現地のマネジメントは中華系(ABCも含めた)で締められていると思うのですが、その現地化方針には色々関心させられます。

 同じYamグループのピザハットも成功しているのですが、すごいと思うのは

・新商品が3け月位で次々に出てくる

・鳥とか、フライドチキンにこだわっていない。

 日本のファストフード業界について詳しくはありませんが、モスのテリヤキバーガー(でしたっけ?)だったか日本的な味付けのハンバーグの誕生って、確か当時は話題になった気がします。でも、あくまでも味付けの改良という程度にとどまっていたような気がするんです。

 マックも韓国に行けばキムチバーガーとか、プルこぎバーガーとかあって、旨かった記憶はあるのですが、やはり基本の改良版ですよね。

 でもKFCって、
・チキンじゃなく牛肉をつつんだ、トルティーヤ風の物の販売

・油条という中国の朝食をドーナツ風に味付けして販売

・ゲッペイみたいなのを販売

・そして写真はKFC店頭のポップですが、ご飯の定食を販売。

 日本でも色々な日本企業の中国市場での努力が雑誌や本に載っていますよね。例えば吉野家も牛丼だけじゃなく色々なメニューをそろえるようにした。そして業績は良くなってきた、とか。。

 でも、KFCみたらどう思います?

 自分の商品やサービスにこだわりを持つ人って日本人には非常に多いのですけど、さて、中国市場で受けている物、となると、この様にあまたを柔軟にして、色々工夫をしている企業じゃないかな。

 さて、中国でもアメリカでも、中国語、英語でKFC中国に関する本が数年前に既に出ています。

 でも、何故か日本語にはなっていない。

 何故なんでしょう?

 日本企業の中国での苦戦の理由。

 文化ギャップも当然あります。でも、何故か不思議なくらいにまともなビジネス情報が少ないのです。

 勉強しないのかな、関連する人の多くが。。
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中国にもドラックストアチェーンが

2010-07-28 | 中国ビジネス関連
 中国の小売業界は、まだまだ業態が古いままなんですけど、ドラッグストア業界は今後成長が望める業界として注目を浴びている。というような記事を1年以上前に見た記憶があるのですが、上海には既に幾つか出現しています。



 元々中国でも医薬品の販売は非常に厳しく統制されており、安全面の課題が出てきた事からその規制は益々厳しくなっているように感じます。確か医薬品をネットで販売できる企業も10社以下しかなかったように記憶しています。

 その中国の薬屋さんといえば、元々は薬のみを扱っていましたし、未だに昔の日本の商店街にある薬やサン的なところも多いのですが、写真のようなドラッグストアも出てきました。

 薬だけじゃなく、健康食品や化粧品、シャンプーなどの日用品も扱う。

 営業時間も長く、少なくとも12時でも経営

 規制業種ですので日本企業が容易に参入できる分野ではないのですが、お店を見ると清潔感もあり、日本のドラッグを真似た商品構成。場所に寄るでしょうが深夜までの営業という事で、今後もっと発展するだろうなと思いました。
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中国で宝石を販売するサイト

2010-07-26 | 中国EC事情・淘宝
中国EC関連の人ならまず知っていると思いますけど、钻石小鳥という宝石やアクセサリーを売るECサイトがあります。中国のネットでは高額なものは売れないとされていますが、このサイト
は確かタオバオにも出ていて2千万円くらいの宝石を売った実績があると記憶しています。

http://www.zbird.com/

まぁ自分には関係の無い世界なのですけど、先日上海の地下鉄に乗っていたら、社内広告があったんですね。日本でネット企業の広告ってネット中心の事が多いと思うのですが、中国だと結構テレビとか屋外広告も出しています。

2005年頃は上海の地下鉄の駅、社内全てがタオバオの広告で埋め尽くされていたんですね。最近見た本によると、当時Eベイがネット広告を全部抑えちゃって、タオバオはネット広告ができないからこういう手段を使ったとも書いてありましたけど。



日本企業の広告はとにかく見ないんですよね。電車の広告だとピジョンは見たなぁ。後はやはり車と家電はたまに見かける程度のように思います。まぁ予算が取れないからというのが理由で、日本企業の苦戦の理由が広告投資の少なさにあるのは、もはや周知の話ですからここでうだうだ書かないですけど、ネットショップもこういう広告をしているんだなという事は認識しておいた方がよいですね。

あ、当然このサイトもリアルもっています。

最近伺う話で、タオバオの中での広告をどうするかというご相談を受けますが、タオバオの中だけでは、不十分だと思います(もちろん資金に制限される場合はしょうがないですが)。
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アリババ帝国

2010-07-24 | 中国関連書籍書評
アリババ帝国 ネットで世界を制するジャック・マーの挑戦
張 剛
東洋経済新報社

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 例のごとく日本に帰ってくると仕事に関係するのやら、全く関係ないのやら本屋さんを回ってたくさん買ってきています。

 中国のEC関係とかタオバオ関連とか色々な本が出ていて驚きました。お客さんと面談しても本に書かれていましたとか言われてちょっと困ってしまいましたね。なんせ、自分がまだ読んでいなかったのでないよう解からなかったですし。

 さて、アリババ帝国という本ですが、アリババの創業者ジャックマーさんに関して日本語の本としては2冊目じゃないでしょうか?アリババの創業から今までの色々な経緯がでています。

 会社そのものは中国では大成功している企業ですし、ご本社もお伺いしているのであえてコメントしませんが、ユニークな経営者みたいですね。

 一方で、途中入社の幹部層がころころ転職しているようで、社風は結構かたよっているのかな。それに、実際のところはかなりの独裁者じゃないだろうか。その辺日本のオーナー企業とにているのだろうと想像します。

 物凄く印象に残ったのは、最後の方なんですけど

 タオバオには偽者が横行していると言うがそんなことは無い。自分が香港で買ったシガーケースは20万円だったがタオバオでは1万円で売られている。同じく10万円委譲するコインも5千円で売られていた。調べたら本物だった。

 その商品はいったんアメリカに輸出され、その後香港に逆輸入されるからこんなに高いのだ。これは製造者にも消費者にもフェアな取引ではないでしょう

 この発言は、日本にいる日本人は普通さらっと流してしまうでしょう。でも、中国で勤務する人はどう思うでしょうか?

 免税の香港で10万円以上の消費単価になるシガーケースやコイン(これって具体的には良くわかりませんが)って、通常考えると国際ブランド品の可能性が高いのでは無いでしょうか?

 そしてタオバオでうられている安いものは、ものが本物と言うことであればOEM生産している工場が、ブランド保有者に無許可で販売しているものでは無いか?

 中国では偽者が多いです。メーカーの立場では、本物をコピーする商品も、工場から流れる商品も共に偽者です。当然撲滅したい対象の商品ですね。

 そして、ジャックマーさんは一民間企業の経営者である反面、中国中央政府のEC委員会3名の一人であり、その分野では官僚と変わらない立場もお持ちです。となると。。

 個人のうがった見方かもしれませんが、今タオバオが薦めている偽者撲滅運動も、前者のコピー品はとりしまるのだろうが、工場の横流し品は取り締まらないのでは無いか?そして、そういうものに関しては中国政府も基本感知しないのでは無いだろうか?

 中国の外国企業で企業犯罪が起きても、刑事事件で無い限り、基本中国の公安
は「企業内の管理の問題」ということで日本の警察以上に民事不介入の原則を強くもっています。つまり、自社工場や、OEM先が商品を横流ししても、其れが本物である限り、対象となる企業の管理責任だから、ということで取り締まりは無いのかもしれません。

 その辺知財関係でご苦労されている方のお話を聞かないとなんともいえませんが、日本企業にとってはちょっと怖い話だなと本を見て感じました。

 まぁ杞憂ならよいですし、僕らの商売には何の影響も無いのですけど。
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タオバオで買ったわたあめ製造機

2010-07-22 | 中国EC事情・淘宝
我が家では結構タオバオで物を買っているのですが、まぁ色々調べても偽者かな?と思うものをつかまされたり、使ってみると直ぐ壊れたり、色々とあります。



さてさて、これって難だと思われます?

コットンキャンディーと書かれていますが、わたあめの製造機です。

日本ではお祭りの時くらいしか見ないでしょうが、当地では休日に公園に行くとわたあめを販売しています。うちの子供たちが好きなので時々買い与えているのですけど、まぁ、値段はともかく(1本2元=26円)、衛生面に懸念が残っていました。

そしたら、いつの間にか事務所にこの機械が届いていて、嫁から

「もって帰ってね!」とのご命令が。。

年寄りをいたわれと思いつつ重い(といっても3KGくらいかな)思いをして家に帰って作ってみると、機械のサイズが小さいのでしょうがないですが、小型ながらもわたあめが本当に作れます。砂糖は外のよりはマシンあの使っているから上手いようで、子供たちは大喜びでした。

結構中国でも人気があるようで、売れているみたいですね。まぁ、上手く作るのは難しいというコメントは結構載っていたみたいですけど。

さて。これは英語のパッケージですのでアメリカ市場向けかな。でも、価格を見れば偽者か、工場流出品か。。

使う分には気にしていませんし、もう慣れていますが。。
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ダイヤモンド中国ECセミナー

2010-07-20 | 中国EC事情・淘宝
ご列席の皆様はお疲れ様でした。

これが東京かよ!っと叫びたくなるような暑さでしたが、その中にご参加いただいた方はどう感じられたか、ちょっと心配でも有ます。前回ほど反響は良くなかったとの事で、少々責任を感じていますが。

僕にとって良かったのは
・タオバオモールに外資の出店が認められたという事例があるとの事(本当に驚きました。最近タオバオで広告打ち合わせした時も、内資原則。でも商標権や代理権は色々裏の道があることを教えてもらったばかりなんです。僕らも何度もモール出店進められているので、間違いないと思っていたのですが。

・後、ヤフータオバオは、様々な課題をまだ抱えていますが、やはり恐ろしいほどのアクセス数だったこと。ヤフーさん自体が大企業ですので今の結果には全く満足していないようですが、日本から中国という点ではこれに勝る物は無いと確認した次第です。

残念なのは時間が短い事ですね。中国はECであろうが、リアルであろうが何でもビジネスにはグレーゾーンがつき物です。そして、中国ならではのリスクも一杯ある。その反対でタオバオ自体も日本企業側にとっても様々な使いようがある。

 所詮ネットなんてツールでしかないし、タオバオもその一部に過ぎない。

 肝は以下に中国人に受け入れられるように物を売るかなんですよね。祖0の辺はもっと事例を挙げてご紹介できればよかったですね。

中国ビジネスで日本企業の事例から学ぶ物意外とあります。ECにこだわるとその辺みあまやまります。

とかってね。でもまぁ、暑かった。。


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タオバオ本社は遊び心一杯

2010-07-18 | 中国EC事情・淘宝

 タオバオが新しい広告プログラムを作成したので、参加して欲しい。もし興味があれば本社まで来てね!というので7月初めに子供をつれてお伺いしてきました。

 子連れってところが日本じゃ考えられないですよね。ちゃんと事前に了解もらっていますよ。まぁ、平日は忙しいので土日に訪問したのですけど、上海の支店とは何度か交流があったのですが杭州本社は初めてでしたので写真掲載しちゃいます。

 日曜でしたので人は多くは無かったのですが、それでも出勤している人は居ました。上の写真はタオバオの入り口とその辺にある蟻キャラクターです。

 ありって、Ebayと対抗する時に、巨像に対する蟻だけど頑張るぞ!って言う意味でこういうキャラクターを作ったそうですね。息子が加えているのは打ち合わせの時にタオバオの担当者からもらったキャンディの袋なんですが、お会いした社員の方は皆かなり気さくな人たちです。


 中国企業は、卓球台やビリヤード台を置いている会社は結構ありますが、ここではサッカーゲームがおいてありました。Wカップにがんがんに広告出しているのでその関係もあるのかもしれないですけど、うらやましいですね。


 ヤフーとつないだ淘日本の部屋です。日本語の雑誌がおいてあったので日本人もいるのでしょうね。担当者に聞いたらヤフー本社の電話番号簿まで見せてくれて、まぁ色々やり取りはあるようです。


 オフィスはこんな感じです。エレベータホールから中に入るのも、出るのもカードが無いとだめなんですが、一度入ると勝手に歩き回っても何にも言われなかったです。スキーに行っている写真とか、社員の似顔絵とかも貼っていました。


会議室なんですが面白いデザインですね。写真に撮り忘れたんですが、社内に掲示している時計も、24時間全部ではなく、勤務時間の部分しか数字が書いてないオリジナルデザインの物でした。


 タオバオ創業7周年の看板が1階に置かれています。

 給与はまぁまぁ、かなりの実績主義とは聞いていますけど、自己裁量性の度合いが強いようで、僕らの担当者も日曜出勤もしないといけないけど、ある程度時間の融通は利くわ、とのことでした。

 さて、その商談の方の広告ですが、B2Cも含めた300社限定という物なので、その候補に選ばれた事自体は光栄でもあるんですけど、タオバオ自体のメインの広告は無茶苦茶人気で売り切れ。かつ強烈に高い。それに比べれば、こちらのサービスは比較的リーズナブル(といっても年間契約で200万円から1500万円です)ですが、安いとはいえないし、ターゲットが旨くはまるか疑問。

 ということで回答は留保しています。自社ブランドのファッションとかだったら絶対参加した方が良いとは思うのですが、輸入品主体で結局のところタオバオというフィールドの中では所詮ニッチ市場を相手にしているので、悩ましいところです。

 まぁ、思ったのは、タオバオもさすがにあの手この手で課金してこようとしていますね。そしてお金取れないサイトはいずれ不利益をこうむるようになっていくように感じます。

 フリーの限界というところですね。まぁ、資本主義ですから当然か。

 ということで、今更C2C出店の意義は薄くなったと確信してきました。

 でも、この事務所見てどう思います?アリババの売上って500億円程度じゃなかったっけ?タオバオも200億は行っておらずまだ赤字かな。日本の企業規模から見たらまだ中企業レベルのサイズで、ぼろもうけしている会社じゃありません。

 でも社員は皆元気ですし、こういう遊び心のあるオフィスって日本じゃないですよね。アメリカで広告代理店とかは結構もっと派手だったりしますけど、中国企業も侮れないなと思いました。低コスト運営の企業は、かなりぼろいビルと環境なんですけど、こういう会社もある。

 羨ましいなぁ。。
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中国企業がプラダ買収か?

2010-07-17 | 中国企業の動向
 中国側で何日前に報道されていたのですが、中国企業があのプラダを買収しようとしている動きが日経ビジネスにも掲載されていました。

・上海富客斯実業(フォックスタウン)という上海にあるアウトレットモール経営企業の社長陸強氏は、プラダ株の約13%を実質所有している。

・2008年の金融危機前、プラダは株式公開を計画していたが、金融危機により計画は頓挫。プラダは、イタリアの銀行5行に対する少なくとも6億ユーロ(約670億円)の債務を返済できず、株式を銀行に差し押さえられた。

・それを見耳にした上述の陸氏が銀行保有のプラダ株式を買い取った。この陸氏は、以前ドイツのエスカーダというブランドを購入しようとして失敗した経緯がある。理由は中国人に売りたくないという事だった。

・プラダも同じ考えで、陸士はそれを予想してあらかじめ約22億を投じてイタリアのコンサルティング会社を買収し、そのコンサル会社がプラダ株を買収した。

・プラダ側は買収先が中国企業ということで株価を吊り上げて防衛しようとし、結局交渉は決裂したとされる。

・現在、陸強が経営するアウトレット・モールは5カ所あり、今年末までにさらに3カ所が開業する。そのうちの1カ所は内モンゴル自治区のオルドス市にある。中国の地方都市の中には、北京、上海、広州に比肩するほど金持ちの多いところがある。オルドスもその1つで、高価なブランド品への需要は大きい。陸強によれば、「金持ちがたくさんいるのに、お金を使う場所がない」という。そこでアウトレット・モールを出店したのだ。

・フランスの有名ブランド、ランバンは既に台湾人に買収され、米国のトミーヒルフィガーもオーナーは中国人だ。

・陸氏がプラダを買収した場合、ブランドのポジショニングや創業家のデザイナーは変えず、経営も少なくとも5年間は現経営陣に任せるという。ただしアジア戦略だけは変える。アジアの多くの消費者に受け入れてもらえるよう、現在よりも少し価格が安く、それでいてファッショナブルなサブブランドを投入したいという。

・プラダは先月、上海に「プラダ」ブランドのショップを2店舗と、姉妹ブランド「ミュウミュウ」のショップを2店舗オープンした。下半期には四川省成都市や浙江省杭州市にも新しいショップを開く。今後数年間、中国市場に積極投資を続けると見られる。

・KPMGが今年6月に発表したぜいたく品市場のレポートによれば、中国の15都市で実施したアンケート調査で、回答者の44%がぜいたく品の消費を「変えない」または「増やす」と回答した。調査対象の年齢は20~44歳、月収は4500元(約5万9000円)以上、そのうち北京、上海、広州、深センの月収は6500元(約8万5000円)以上である。彼らこそが、中国を世界有数のぜいたく品市場に押し上げた“主力軍”である。

 プラダが中国人の買収を拒否したとしても、陸強はあきらめるつもりはない。他の高級ブランドを買収する機会も、虎視眈々と狙っているという。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20100715/215426/?P=2

 どうでしょうか?
 
 プラダに関して別な報道ではアジアではなく中国市場向けに低価格品を販売するという話が載っていました。それ見て妻と、「こういうブランド命の高級品は低価格品を出したら逆に売れなくなるんじゃないかな」と上海の空港で話したばかりです。

 もう一つ、モンゴルのオルドスにアウトレットを作るというのも面白いですね。中国側のネットに掲載されている都市別一人当たりGDPだと、上海って確か20位とかになっていたように記憶します。中国の場合、統計が性格ではないですし、自分で言った事のない町は知らないのですが、モンゴル、油田のある東北の大慶、たしかウルムチ辺りも結構高かったと思います。

 本当のお金持ちを狙う場合は、数は北京、上海、広州、シンセン辺りでしょうが、田舎は数は少なくても面白いビジネスチャンスは実は沢山ある。そして、競争はめちゃくちゃ緩い。どういう風に感じています。

 でも日本じゃ誰も知らないよね。。

 やたら上海上海で、でも上海は日本のどの都市よりも競争が激しいから「しんどいよ」と答えるのですけど。私の場合は嫁が上海人ですので、残念ながら逃れるすべはなさそうですが、もっと自然が多く、物価が安く、規制も緩そうな地方都市のほうが商売は簡単だろうなと思います。多分、中国国内で帰結するビジネスでも十分にいけるんですよね。

 という事で、もし中国の2級都市以下にお住まいの日本人の方がいれば。是非コンタクトを。
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不思議。中国で使ったPCからはTwitterにアクセスできない?

2010-07-16 | 中国経済関連
 おとといの夜帰国して、自分のノートブックでTwitterに接続しようとしたのですができない。同様にFacebookも不可。

 中国からTwitterやFacebookには接続できない(VPN等を使えば可能なのですが、それも無料のだと直ぐにだめになったりします)のですが、PC上にもなんかの規制ソフトが落とされるのでしょうか?

 それとも無知なだけかな。。。

 実家にあるPCからはアクセスできるので自分のノートの問題のはずなんですが、解らない。。。。

 うーん。

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