日中越境EC雑感

2008年に上海でたおばおに店を作るところから始めて、早もうすぐ10年。余りの変化に驚きの連続

上海農民工の生活

2016-04-18 | 上海ライフ・子育て

しゃ

 世に中国通という方は一杯いらっしゃるので、こういうのもご存じの方が多いとは思いますが、身近な農民工と言われる人の生活です。まぁぬるま湯につかった日本人世界では、かって一時居た人材紹介会社の子が、10年前に円元くらいで上海に住んでいる子の家に行ったらびっくりした、日本人にはとても住めないと語っていました。

 上の写真は、妻の会社の倉庫とそこの社員寮?の一部の写真です。個人的に離れているのですけど、日本に2か月もいた息子は。教育が悪くてこういうのが嫌で嫌でしょうがないようです。まぁ今の日本人学校に行く同級生たちが見たらまぁびっくりするだろうな。

 1枚目は倉庫の前、荷物は出入時に車が入ってくるところですが、左奥の白壁の部屋が厨房(奥はトイレ)で作った料理を皆でビール飲みながら食っています。基本は辛い料理が多いですね、出身は西安付近、安徽省、セッコウなどばらばらですけど。二日続けてこうでした。

 隣の娘とその友達、母親は社員が住む部屋です。もう一部屋あるのですが基本この一部屋にベット二つをおいています。まぁきれいとは言わないけど、狭いだけでこんなものかなぁという部屋ですよね。嫌悪感までは感じないんじゃないでしょうか?

 

 その下2枚が息子が飯を食っていますがダイニングキッチンです。写真だとあまり感じませんが、ちょっと普通の日本人にはきついかな?

 

 最後のが外観です。トタン屋根?多少は雨漏りするそうですが、これはそのダイニングキッチン部分で、寝室は問題なし。

 

 ちなみに彼ら二人の所得は月万元は越えており、旦那さんは300万円の新車の韓国製乗用車を保有しています。

 

 これを見て悲惨な農民工とみるか、ただ汚いと思うか人それぞれかもしれません。でも夫婦も元気だし、御嬢さんもいつもにこにこして、多分外地人の多い学校でしょうが成績優秀、一緒に遊んでみるとなかなか賢いなと思わされます。

 

 日本人は、日本にいても、上海にいても、基本ホワイトカラーとか接触しません、製造業の方ですとワーカーと一緒に飲んだり遊ぶ機会もあるでしょうが、サービス業とか市内勤務の方はこういう家は話に聞いても実際に見ることは少ないんじゃないのかな?まぁこの倉庫にはいくつか部屋があり、今は他に5人位住んでいるのかな?その中ではこの寝室部分は綺麗な方かな。

 

 息子はこういう生活は耐えられないみたい。娘は気にせず嬉々として友達と遊んでいる。

 

 でさぁ。。。幸い私自身はこういう家に住んだことはないのですが、昭和40年代じゃないかな。小学校の4-5年ころ遊びに行った飯場っぽい友達の家はこれに近かったような気がしますし、そのまえ、小学校2-4年に二子玉川に住んでいたときは、行ったことはないのですが、あの多摩川の河川敷の掘っ立て小屋のようなところに住んでいる同級生が居たんですよね、結構その子いじめられてはいたと記憶しているんですが。

 

 多くの上海駐在組が接するホワイトカラーエリート中国人は立派なマンションに住み、単純に不動産の値段が上がって大金持ちになっている。

 

 でもね。。。中国を支えてきたのは、彼らなんですよ。日本を支えてきたのがブルーカラーであるのと同様なんです。

 

 その彼らをないがしろにしてたら、、、まぁおかしくなるよ。

 

 

 

 

 

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日本人向けカラオケ店NO.1ホステス、劉椿

2011-05-24 | 上海ライフ・子育て
上海にも山ほどカラオケクラブがありますが、北京の 「新麻美」という名のこの高級ナイトクラブのNo1ホステスのお話です。カラオケを評価しているサイトはありますけど、面白いですね。

 まぁ、この記事に書かれている身の上話が本当かどうかはわかりません。お客さん向けの創作の可能性だってじゅぶんにありますから。


「新麻美」って言ったことはありませんが、日本領事館や大手日系企業がオフィスを構え、最近「リトル・ジャパン」と言われる三元橋地区の東端に位置する高層オフィスビルの7階にある、

 その踊り場には、赤絨毯が敷き詰められており、「赤絨毯ロード」の両脇にビッチリ整列したミニスカート姿の200人~300人の美女たちが、「いらっしゃいませ!」と、一斉に日本語で挨拶する。入口で圧倒される日本人駐在員たちに、まるで皇帝様に媚びへつらう宦官のような中国人男性が、日本語で促す。「どうぞ好きなコを何人でもお選びください。個室へ案内しますから」。

 上海にも3つほど大きな箱がありますよね。もっと多いのかな?まぁこんなもんですよね。

 で、No1ホステスの劉さんが、田舎でさんざん苦労して北京に出てきてこのお店で働きだしたところ、大成功して月収が8万元になったというお話です。8万元の収入も基本税金がかかりませんので高級ですよね。為替が違うけど昔CFOだった時の給与に近いな。しかもこっちは税金とられていたけど、この子は税なしなので手取りで100万円超えているわけですから。下手な駐在さんよりもらっているんじゃないでしょうか。

 まぁ面白いのは

・日本人客は、おしなべて紳士だった。そして単純だった。手を握ってあげると喜び、目を見て話すと笑顔になった。何より大事なのは、聞き役に徹することだった。日本語が聞き取れないことが多かったが、真剣に聞く態度を見せるだけで、日本人は気分よく帰っていった。椿はほどなく、昼間の空いた時間に、日本語学校に通い始めた。

・今では、「15分でいいから椿ちゃんと話がしたい」と言って来る日本人も絶えない。毎日のように同伴出勤の日本人に、豪華な日本料理をご馳走になるし、時計やアクセサリー、化粧品の類の贈り物は、置き場に困るほどだ。2年前には携帯電話さえ持っていなかったが、いまでは4Gの最新型携帯を駆使して、日本語でショートメールをやりとりする。週に一、二度は、やはり客である日本人カリスマ美容師のもとへ、髪をセットに行く。貯金はすでに、普通の北京市民の一生分くらい貯めたし、とうの昔に、店から歩いて通える高級賃貸マンションに引っ越した。

  当然ながら、日本人客に口説かれたことも、一度や二度ではない。その度に、椿は日本人の目をしっかり見据えて、こう答える。「私はあなたの大事な友達でいたいの。友達は何人でも作れるから。その代わり、この仕事をしている間は、私は特定の彼氏は作りません」。

  椿は2年間、北京の日系カラオケ店で働いていて、ごくごく少数の「勝ち組小姐」は、三つのパターンのいずれかで「卒業」していくことを知った。第一に日本人客との結婚、第二に北京で自分の店(スナック、ブティック、レストランなど)を出すケース、そして第三に、故郷に帰って錦を飾るケースである。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0524&f=column_0524_006.shtml

 昔はカラオケ小姐の勝ち組は日本人と結婚することだったと思いますが、今はこの劉さんのようにお金沢山ためて何かする人なんでしょうね。5年前だとここまで稼いでいる小姐はいなかったんじゃないかな。特定の旦那を持つ子を相変わらずたくさんいるでしょうが、お持ち帰りは難しくなったとも聞きますし。


 しかし、台湾系や中国系のカラオケになると、総じて日系より美人が多く、台湾人や中国人のお金の使い方が派手なので、それこそ月収100万円程度は掃いて捨てるほどいるでしょうし、その2-3倍の子もいるんじゃないですかね。

 でもこの記事見て、どうやったら8万元になるのかなと思ってしまいます。一日300元のチップで、毎日2回として600元。30日休まず出勤しても18000元にしかならないんですよね。トップになればインセンティブがつくのでしょうけど、それにしても計算が合わない。そこそこの女の子でも月1万元くらいだろうと思っていたんです。でまぁ愛人お手当てが一人月最低1万元と聞いていたんですけど。まぁ僕の知っているのは8年くらい前の話ですけど、お店のチップとかは今でも変わらないんですよね。

 お手当てもらっている人が複数いるんじゃないのかな、まぁ凄いなそれにしても。ちょっと前なら体売ってもそこまでは稼げなかったのに。

 しかし、日本人カリスマ美容師って書くのはやばいよな。誰かわかっちゃうのに。。。

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「ウルトラマン」海外利用権争い泥沼化

2011-05-14 | 上海ライフ・子育て
「ウルトラマン」海外利用権争い泥沼化 円谷プロvsタイ実業家 

 ウルトラマンの海外利用権はタイ人の実業家が持つ-そんな衝撃の判決を受けて、円谷プロダクションの許諾を受けないウルトラマンが、韓国やフィリピンなどアジア各国で商品展開されることが明らかになった。円谷プロ側は実業家の権利を認めておらず、騒動は広がる恐れがある。(夕刊フジ・安藤健二)

 ウルトラマンの海外利用権については、15年間も泥沼の係争が続いており、タイ人が自分のものと主張。タイの最高裁では敗訴したが、日本の最高裁は2004年に「ウルトラQからウルトラマンタロウまでの海外利用権はソンポート氏にある」と認めた。


 これって詳しい方いたら教えてもらえますか?

タイの裁判所が否定したものを、日本の最高裁が認めるというのは不思議ですが、相応の証拠があるからですよね。

 何らかの契約上の問題でこういうことが起きているのでしょうけど。


 うちの息子がウルトラマン好きで、連休中も上海で行われたウルトラマンショーに友達といってるんですよ。中国人の子供たちにも人気があるキャラクターなんですが。。
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交通違反の結末

2011-05-09 | 上海ライフ・子育て
 車を買ったのはいいんですが、さっそくつかまっちゃったその結末を書いていませんでしたね
http://blog.goo.ne.jp/muchida3527/e/6c97d63e14cd647f777e69f4b118114f

 5月1-2日は労働節でお休み。私は4日に日本に戻る必要があり、3日に青浦の公安へ。一応元役人の義父もわざわざ同行してくれました。

 で、私の免許と事情を話、なんとか主任さんが出てきて、またお話。

 免許は唯のアホですぐ解決したのは、問題は車をどうするのか。臨時移動証という仮ナンバーが取れるのが4日になってしまうので、基本持って帰れないのですが、その辺はコネが聞いたのか、車を買った領収書と保険証を持て来れば良いよ、という話がつきました。


 で、その足で今度は車を買ったディーラーに行き、待つこと2時間強。車の領収書と保険証を受け取ったのですが、面白いことに、領収書は日本の車検証のようなフォーマットになっています。

 で、また青浦の公安へ。まぁコネがあっても罰金は免れないようで
・免許不携帯  50元 1点
・ナンバーなし 200元 6点

 この点というのは、日本と同じ仕組みになっているんですね。行政違反の質により点数制度になっており、1年間に12点までだそうです。その1年は免許取得日時が単位になるそうで、私の免許は2006年8月取得で有効期間6年。ということは、今年の8月までに、あと5点の違反をしなければこの累積7点はリセットされるということだそうです。

 日本と似ていますが、甘めですね。罰金も3000円ですので、上海で車を運転する人の所得レベルからすると安いような気がします。(まぁ助かりましたが)


 で、罰金おさめて、ごめんなさいして、今度は車を取りに行きます。

 交通事故や違反車両を保管する駐車場は別にあり、この公安から車で20kmほどのところでした。


 タクシーを捕まえなきゃと道に出たのですが、なぜか公安の脇から車があって声をかけてきました。なんと白タクで、僕らみたいな車抑えられたカモを探しているようです。まぁ警察の前で白タクってのも中国的ですね。

 駐車場に着いたら、まず窓口で、交通違反の反則切符と領収書を見せて、レッカー代と保管料210元を支払う。で、あっちに行けと言われて駐車場へ。。


 で、駐車場に行ってみると、なかなかすごい。


 事故者がいっぱい並んでいるんですが、丸焼けしたトラック、人が乗る部分が完全にひしゃげた車が何台もおいてあり、げっそりします。

 そして、一番奥に乗用車が並んでおり、わが車も無事にありました。雨が降ったせいか車体はボロボロに汚れています。その雨のあとをウェットティッシュで拭いたら、あっという間に真っ黒になるんですね。上海の雨は怖いなと改めて思わされました。


 まぁ、なんだかんだで、無事にそのまま車に乗って家に帰ろうとしたのですが、


 嫁が 「あしゅんを迎えに行こう」


 あしゅんというのは仕事の関連のシンセンの相手なんですが、2日から上海に旅行に来ています。まぁ日本関連の仕事はお互いに今は暇なのででしょうね。別件で新しいことを始める打ち合わせもあったのですが。


 私「あ。。。はい」

 ということで虹橋ホテルまで行き、その後食事から彼をホテルで送るまでは運転していました。食事の場所を浦東と嫁にいわれたのですが、さすがにそれは断りました。


 うーん罰金とレッカー台で6千円位。あとはタクシー代で3000円位、合計1万円と一日の浪費に終わりました。


 ちなみに、この臨時移動証がないまま、4日の日にはこの車でスタッフが私を空港まで送ってくれました。で、公安が車まで来たのですが、免許と車検証があり、臨時移動証は忘れたと回答してもおとがめなしでした。


 滅茶苦茶しているので、このルーズさには助かったわけですが、こういうのが当たり前だから、上海の交通状況が改善することはないんだろうな、と思いました
 

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さっそくつかまっちゃった。

2011-05-02 | 上海ライフ・子育て
 あほ  の一言なんですが。。

 早速来るまでつかまっちゃました。。


 罪状は免許不携帯とナンバー無し。。。


 昨日11時頃妻を事務所に送り、息子と私は3時まで時間をつぶそうと言う事で軽いドライブに。。

 事務所前の大通りをひたすら西に30分弱走った頃でしょうか、前に高速のゲートのような物が見え、そのまま進むと突然ピカッと何か光ったと思うと警官が車を止めるように指示しています。


 あれ?スピードも出していなかったしなんだろう?と思ったのですが、免許証と言われダッシュボードから取り出して警官に見せると。

 「之お前か?」

 「そうですよ」

 「お前女か??」と聞いて見せてくれます。。


 見て思わず絶句。。嫁の免許なんです。。

 中国の免許証は、黒い皮の小さな手帳の様な形になっていて、家を出る時に間違えてもってきちゃったみたいなんですね。


 続いて
 「おい、ナンバー無いじゃないか、なんとか登録証みせろよ」

 「え??」何それ。。

 僕の車の直ぐ後にも、ナンバーなしの車が止められていたのですが、ナンバーのコピーみたいなのを見せています。

 でも、そんなの僕は見た事ない。。


 でまぁ、嫁に電話して通訳してもらおうとしたのですが、その電話をなかなかとってもらえません。で、とりあえず横の警察の事務所に息子ともども連れて行かれ、色々聞かれたんですが答えようが無い。

 免許取った時のパスポートナンバーと名前を伝えたら、免許自体を持っていることは向こうが調べてくれて解ったんですが、ナンバーは??

 「45日以内はナンバー無くても走れるって聞いていたんですが」と聞いても、それには合意しているようですが問題がわからない。。

 なんとなく話の流れで、ナンバー無しの車で上海市から隣の江蘇省に入ろうとしていた行為が問題だった事はわかりました。

 まぁ、2時間くらい拘束され、結局車は公安が保管する。で保管証明と違反行為2件を記したレシートみたいなものを合計3枚もらい、5月3日以降に青浦の公安に出頭する事に。。


 免許は唯のあほだったんですが、しょうがなく、バス2台と地下鉄を乗り継いで家に帰って聞いてわかったのが、

・車を購入した際には、臨時通行証と言う物が発行される。(まぁ、当たり前と言えば当たり前ですよね、仮ナンバーみたいな物で、てっきり中国は仮ナンバーが無いんだと思った私が馬鹿だった)

・我が家は、金曜日に車を持ち帰ったが、2時頃に購入手続きをしたため、車に書ける保険手続きが終わっていなかった。それで臨時通行証は、労働節明けの5月4日の予定だった。要は無保険の運転しちゃいけない車を、それと知らずに運転していた。

・正規のナンバー取得前は、上海市から他の省に行く事はできない(この辺は日本やアメリカとは異なりますね)

てなことがわかりました。


 車の荷物は持って帰ってきたのですが、自宅のキーを車のキーと一緒にしていた事を、自宅についた時にきずいて、いやいや、その場での自分の焦りが思いっきり見えてしまいました。


 妻や知人からは、何でそんなに遠くまで走るんだ。そうじゃなきゃ全然問題なかったのに。。おまけに公安とはいえ自宅の鍵を渡してしまうなんて。


 とすっかり馬鹿にされてしまっております。



 でもなぁ、運転しちゃいけない車ならさっさと言ってくれよ。車で30分なんて近距離ジャン。。と内心ムカついてもいます。。


 まぁ勉強不足過ぎました。罰金も痛いですが、おお恥かいたなぁ。。



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こんな詐欺商法もあるんだ

2011-04-30 | 上海ライフ・子育て
 先日妻の実家に行ったときの事。

妻が6階の実家に娘を預けに行き、私が1階の入り口で待っていると宅急便やが来て、実家の呼び鈴を押そうとしています。


で、「あ、それうちのだね、今嫁さん上にいるけど直ぐに戻って来るよ、見せて」

 と見ると 双語教育なんだかんのと書いています。子供が今、日本語、中国語、上海語と3つ混在している状態なので、英語はしばらく勉強させなくても良いと日ごろから話しているので、何かなと思っていたのですが。


 嫁が降りてきて聞いたら有料との事。

 日本で言う着払いなんですね。


 で、当然ながらこんな物頼んでいないと宅急便やに話して、彼もすごすご帰っていったんです。


 でも。。もし僕が受け取ったらお金払っていたでしょうね。儀父母でも、妻が頼んだ物と勘違いして支払っている可能性もあります(かなりしっかりしているので、嫁に電話で確認するとは思いますが)。



 中国は共働きが当たり前。日中はおじいちゃんやおばあちゃんの家に子供を預けるのが当然の世界なんです。

 てことは、日中宅急便が来て英語教育(今回のは中身は知らないけど多分そうです)の教材を送りつけられ、着払いと言われたら、多分支払ってしまう人はセコイ上海でも結構いると思います。細かい事気にしない北京とか、もっとそういう傾向があるんじゃないかな。


 法的にどういう問題が起きるか解りませんが、7日間のクーリングオフとかあったとしても、何とかしてお金を戻さないのが中国企業なんで、まぁ、払った段階で負けですね。

 日本の俺俺詐欺も中国ではやっていて、銀行にその防止キャンペーンポスターがはってあるんですけど、日本にこういうのありますかね?

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車が来た!

2011-04-30 | 上海ライフ・子育て
 地震というか放射能騒ぎの影響を諸に受け、今月の売上は75万元程度と久しぶりに100万元をきるような状況に陥り、かつ地震直後の不在時に、嫁が勢いで買った商品が不良在庫になるのじゃないかと、正直引きつっているんですけど。。


 3月に買うといっていた、車が来ちゃいました。。生まれてはじめての新車です(単車は新車買ったこと1回だけありますけど)。


 状況見て止めようよと妻には話していたんですけど、全く聞く耳持たず。。


 明日車が来るから一緒に行かなきゃね、と言われて朝まず銀行に。


 支払い準備のようですが、待つこと1時間強。

 で、タクシー乗ってディーラーに行ったんですが、道を間違えてくれて、ついたら11時半頃。そのまま何故か社員食堂に連れて行かれて昼飯となりました。まぁ中国的な日本企業の工場みたいな感じですね。中国企業は結構食堂持っている会社が多いのでしょうか。

 ディーラーの事を「4S店」と言うのですけど、何でかな?妻や同行した車に詳しい上海人の子に聞いたんですがしりませんでしたね。SalesとServicesはその中に入ると思うのですけど。

 うんで、色々説明を受けたんですが上海語のやり取りなんでちんぷんかんぷん。途中で外に出たんで終わったのかと思ったら、試乗車にのって近所を走らされました。

 で、戻ってまた色々話して結局3時前くらいにようやく終わり、車に乗って事務所に行きました。


 面白いのは、日本の様に仮ナンバーは無く、ナンバープレートなしでそのまま乗って帰るんですね。ナンバーも上海ナンバーを取ると5万元模するといわれ、どこか他の省のナンバープレートを取得するのですが、今日になってもそれが何処になるのかがわからない。。

 ええのかな??

 ちなみに上海ナンバーで無い場合、朝と夕方の通勤時に高速道路に乗れないので、今のところ必要ないという話で安い地方ナンバーにしたのですが、その場合はローンが付かないとか他の制限もあるみたいですね。


 買ったのは結局フォルクスワーゲンの新型ツーラン。車体価格は18万元(230万円くらい)なんですが、購入税とか登録費でさらに2万元(24万円)位加算されていましたね。でも、中国製造のせいで、日本のツーランの販売価格よりは安いです。

 元々は3シーターを希望していたのですが、2シーター、ルーフつきのがディーラーにようやく来た。今後の納車に関しては、日本の部品がこないので何時になるのかわからないとディーラーに言われて、妻は勝手に買う事にしちゃったようです。キャッシュだからな。。手元資金がなくなってしまうじゃないか。。まぁ仕入れは当面抑えるので生活には困りません(と思うのですが)、でも風評被害の影響はまだまだこれからじゃないかという不安はあります。結局顧客の求める物は食品以外も地震以前のものなので。。その辺は上海嫁はおそろしく楽観的なんですよね。。


 地震の影響は日本メーカー以外にも出ていると聞きますが、中国のVWにもか。日本の部品使用と言う点は、個人的には安心できますけど。

まぁそういう愚痴はおいといて、
 
 エンジンが1400ccTSIってのはカタログで見ていたんですが、乗ってみると加速が偉くよい。。昔の車ですけど、2000ccのスカイラインのRSや、1800ccのゴルフ3より遥かによい感じです。で、日本のサイト見てみたら

エンジン=1.4リッター直列4気筒DOHC・インタークーラー付ターボ+スーパーチャージャー
最高出力=103kW(140ps)/5600rpm
最大トルク=220Nm(22.4kg-m)/1250-4000rpm

 すごいっすね。。DOHCにたーぼにスーパーチャージャーかよ。。

 ブレーキはちょっと甘いような気もしますし、ギャップは結構ごつごつ感がありますが、かなり満足できる車です。でも中国製なんですけどね。

 不思議なのはキーだけはドイツ製で、無くしたら2万円もするといわれたこと。これはユーザーを満足させる為に意図的に行っているのでしょうね。やはり中国人の多くは、国産より輸入品が良いと車でも思っているようで、日本から輸入しているオデッセイとかマツダ6とかを買ったほうが良いと結構言われていたんです。


 まぁ、過去自動車は中古したかった事が無く、日本車をわざわざ高い関税乗った金額で買う気はしなかったんですよね。

 日本では赤もあるんですね。中国では黒とベージュと地味な青しかなかったんで黒にしたんですけど。。


さて、

 事務所に行く時も家に帰るときも、やたら割り込んでくる他の車や、全く車を気にしないバイクや人にはイラつかされますし、嫁さんの「車買ったんだから明日の朝も、子供と一緒に友達と遊びに行く送り迎えしてね」という言葉にも、内心、(俺は中国で運転なんかしたくないんだ、車なんて欲しいと思った事はここではないんだ)と叫んでいたんです。

 家に帰ると息子と娘が大喜び。近所のショッピングセンターに夕食後出かけただけですが、息子から「公園行こうよ」と言われたり、2歳の娘が「トーアン、ト-アン(中国名です)」とはしゃいでいるのを見ていると。まぁ良いかな。


 稼がないと。。


 さてさて、知人でオデッセイ乗っている方がいらっしゃいますし、ブログで車運転されている方が2名ほどいらっしゃいますが、メイドインチャイナのツーランがどこまで活躍できるか。。まぁ、もしかしたら中国メーカー乗っている人もいるかな?

 前、宅急便屋の子がもっているBYD(バフェットの投資している会社)のセダンを運転した事あるんですが、整備も関係しているかもしれませんが、クラッチの切れは悪いし、ドア閉める時の音が軽金属の音みたいで、びっくりしたんですが、さすがにそういうことは無いですね。
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中国の病院はやっぱり怖いかも。。2

2011-04-04 | 上海ライフ・子育て
 さて、手術当日。。

 また、朝の6時頃にたたき起こされて、採血。その後体温測り。

 7時過ぎくらいに例の毛橇。。左の肘だけなので幸い左の腋毛をそっただけ。。

 之っていいのかな?前は腰と足なので陰毛はもちろん、左足全部つるつるになったんだけど。まぁ体毛は薄いほうなんですが左腕の体毛はそっていなかったですね。。本来の趣旨からしたら左腕全部そるべきじゃないかな?

 あ、蛇足ですが、この体毛そるのは看護婦さんがやってくれますが、かみそりは病院の購買部で自分で買ってきます。6元だったかな。他にも手術後に使う包帯とか、腕に巻いた布団みたいなのとか、全部別途自分で買うんですね。オペそのものと会計が分離されているみたいですね。人によっては自分で他で買うのかな?



 9時過ぎくらいにオペ。

 全然歩けるんですけど、ストレッチャーに乗せられてそのまま手術室に。。メガネを取られるので、はっきりと見えないのが困った物なんですが、随分たくさんオペ室はあるみたいです。で、病室は汚いんですが、さすがにオペ室周りは綺麗かな。。

ストレッチャ-から手術台に移されたんですが、心電図つけたあと二人残して皆どこかいっちゃった。

 10分くらいは待っていたと思うんですが、ドクター登場。麻酔開始。


 この麻酔も自分で選ぶみたいで、全身麻酔にするかといわれたんですが局部麻酔にしてねとこっちから提案。(全麻って怖いじゃないですか)。で、左の肩に注射をしてしばらく待つ。。

 局部麻酔って良くわからないのですが(前は全麻で思いっきりオペ中は寝たんですね、腰骨を削るかんかんいう大工さんのような音は覚えているのですが痛みは無かったです)、今回は触られると手には感触がありました。肘の手術の際も、結構痛かったです。

 どのくらいたったか、終わったら容器の中に湯葉みたいなものをおいて、之だよ!とお医者さんが一言。


 てな事でまぁ、大したオペでもないのでそのまま病室に行き、ごろごろすることになりました。

 当然感染防止の抗生剤や、中国お得意の大量のブドウ糖の点滴をたっぷりと受け、点滴終わったのが夕方5時位。小便我慢できなくて、途中で一度立ちましたけど、長かったな。


 まぁ、さすがに頭がぼーっとしているので横になっていたのですが、看護婦が来て明日退院との事!


 まぁ、実は今回は中国人のふりをして入院しているので、病室は外人の入る病棟ではなく、中国人ばかりの雑居部屋だったんですね。で汚いし、一緒の病室のおじさんたちは皆腰をやられて重症っぽいので、長居はしたくなかったのでうれしかったのですが。。

 
 手術前に2日入院し、述語1日で退院。。


 で、翌日午前中また点滴をたっぷり受けて、規則という事で2時に無事退院。しばらく自宅でごろごろした次第です。


 でも、退院前に来た医者は

 「何時膝の手術するんだ??」としつこく聞いてくる。。



 日本でドクターに見てもらっていないのでなんともいえませんが、ネットで見たり母に聞いたりしてみた限り

・滑膜炎(はーもーえん)はリューマチに関連している。ステロイド投与などをして薬で治療をして、駄目なら手術。
 手術も今は内視鏡がメイン。
 手術をした人のブログを見ると、除去した膜はぼろぼろだったとの事。俺のは綺麗な湯葉状態だった(素人が見る限りですが)

・膝に水がたまるのは軟骨に怪我をしたとか、まぁこのリューマチ関連。すくなくともいきなり手術なんてない。
 漢方薬や鍼が結構有効とか。


・手術後に妻が言われたのは、肘から出た液体は血だったとのこと。で、医者から肘を何かに強くぶつけるとかしたんじゃないか?と聞かれたそうです。。であるなら、本当に滑膜炎だったのか?血を抜くのは必要としても、手術が必要だったのか?? 

 病院の収入という面では手術台のほうが当然高いのでしょうけど、かなり疑問を持ちました。




 医療度素人の私がとやかく言うことではないのですが、今の段階では膝は手術はしなくて正解だったと信じていますし、もしかしたら肘も必要なかったんじゃないか。という疑問が凄くあります。


 一つ感じたのは、オペの日程などに関しては、中国でビジネスやっていればいたるところで経験するのでまぁ我慢できるのですが、必要と思えないレントゲン検査をしたり、やたら手術をしたがったり、非常に金儲け主義なんじゃないか?って事だけは感じました。

 まぁ、QOLなんて概念は、今の中国には期待できないのですが、体のメンテナンスはやはり日本でやって、どうしようもない緊急時は中国で運を天に任せるというしかないかな(良いお医者さんにめぐり合えるという意味で)。


 よいか悪いかもう一つ感じたのは、看護婦さんは医療補助行為に徹しており、患者の身の回りの世話は家族がしていること。病室内には5つほどベットがあり、僕以外に腰の手術をしたと思われるおじさんが3人いたのですが、二人は奥さんが常時付き添っており、夜は同じベットに寝ていました。この身の回りの世話って、食事だけでなく下の世話もなんですね。僕の後に入院した人は、息子さんが一晩付きっ切りでした。別に救急とかじゃないんですよね。


 日本だと看護婦さんは、こういう入院患者の身の回りの世話に近いこともしていますよね。で、日本中どこの病院でも医者だけでなく看護婦の不足も言われている。聞けば病院勤務の方は皆すさまじく忙しい。


 病院部外者が病室に長期滞在することは、衛生上好ましくは無いですよね。どういう病気持っているかもわかりませんし、中国ではそんなチェックはしていませんから。一方、看護婦さんの負担を軽減するという意味では大事な存在だな、家族のつながりってこうなのかな、とも思わされました。

 
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中国の病院は、やっぱり怖いかも。。1

2011-04-03 | 上海ライフ・子育て
 震災報道を見ていますと、中国の医療チームの支援は断ったそうですね、台湾や韓国に対しても同じだったようで、技術レベル以外に、言語面でのサポートができないということを考えるとやむをえないのかなとも思います。

 一方、やっぱ中国の医者というか病院はちょっとやばいかなと思っています。


 素人なんでなんともいえませんし、知人がステント手術をしてうまくいっているとも聞いているので一概にいえませんが。。


 私に関して言えば。。

 2月の後半辺りから、左の肘がはれてきて、中に水がたまっている感じでした。酔っ払ったときに肘で壁でもたたいて汚したのかな?でもそんな記憶ないしな。なんでだろう。

 てなかんじでした。まぁ触ると多少痛い位で生活に不便は無いので日本に帰ったときにお医者さんにでも行くかと思っていたんですね。


 で、日本に帰って多少の作業を進めているときにあの地震が。。

 町田から実家まで結構早歩きで帰ってきたんですけど、翌日風呂に入ったら左の膝の左側がこぶのような物ができている。。

 なんじゃこりゃ??

 医者行かなきゃ。。て思ったんですが、仕事面ではまぁ、日本にいてもしょうがない。嫁にぎゃぁぎゃぁ言われて大阪いったのはいいけど、その内上海でも地震の影響が大きく出てきており、さっさと帰国して、その翌日近所の大きな中国系病院にいったんです。

 隣にはユナイテッドファミリー病院という外人向けの病院があるんですが、数年前に帯状疱疹にかかった時に、CTまで使われて一方誤診。どうにも直らなくて、隣の長寧区中心病院に行ったら、あっという間に症状がわかって直ぐに直ったという経験があるんですね。で、その時隣の外資系は結局アメリカで食えない医者が来ているから駄目なんだよねという評価を聞き、まぁ医者じゃないんですが日本の歯医者さんが同じように日本で食えない人が上海に来ているということもあり、言語面や衛生面以外では外人向け病院の水準は決して高くないという個人的認識があるんです(皆が沿うというわけじゃないと思いますが)。

 で、今回は迷わず後者の病院にいったんですが、X戦とエコーを受けて診断を聞くと。



 どっちも滑膜炎だね。手術しよう、今日から入院で、明日手術。3-5日は入院だ。


 ていわれて、午後1くらいで急に別途を用意されて入院。。

 明日手術だって言われたんですが、妻とづっとはなしながら待っていても特になんもない。。


 3時過ぎくらいだろうか、体温計ってといわれて体温計を渡され口の中へ(脇じゃないんですね、ちゃんと洗っているんだろうな。。。)

 4時位に心電図。。


 医者は来ない。。何でも手術とかが終わってからくるとのこと。

 で、5時過ぎにようやく医者が来て肘と膝の患部を触って、


 「あれ?膝のほうは硬いね、何なのかな?明日CT取ろう。その後でオペだね。。」


 晩飯は義父が持ってきてくれて病室で食べたんですが、することが何にも無い。。肘と膝が痛いのを除けば健康体。。てことで一度自宅に帰って本何冊かとノートブックを取りに行きました。



 で、翌日。朝の6時に起こされて行き成り採血。


 でボーっと待っているのですが、CT取るって言うのに中々声がかからない。


 「11時頃、撮影するから5番に行って」

 って言われて、色々な放射線機器のある所にいくと、何故かCTではなくレントゲンが???


 で、言われるままに何故か胸部レントゲン検査。。


 患部に関係の無いところだろう?と思うのですが、規則だから取れとのこと。。

 その後にCTかと思っていたら、まだ順番待ちだから部屋に戻ってね、といわれ戻る。


 妻は午前中は仕事サボって付き添ってくれていたのですが、さすがに1時になると、「今日は手術無いんだろうね、いったい何時するんだろうね、まぁ仕事行ってくるね」とおでかけ。変わりに義母が息子を連れてくる。


 3時過ぎだろうか、もう直ぐ撮影するからねといわえれて、また1階の放射線室に行く。。そしたら。。


 CTじゃなくてMRI.

 まぁ関節の診断なのでMRIで正解だろうという程度の知識はありますが、MRIだと検査時間が結構かかるので、之だけ待たされるのもやむをえないですよね。

 で、過去CTやMRIに関係する仕事についていた時期もあるのですけど、実は生まれてはじめてのMRI検査を受けました。話で聞いていましたけど、あの音は結構すごいですね。患部が膝なので頭が外に出ていたから、別に良いですが、脳どっくとかで、あの筒の中に頭入れて何十分も検査するのは結構苦痛だろうと思いました。


 まぁ、検査が終わって6時頃に医者の往診。

 膝は水がたまっているとのこと。で、明日両方手術するよと。。


 実は一度家に帰ったときに、膝に関してはネットで検索していて、膝に水がたまったら注射で水を抜くとかってみていたんですね。

 肘のほうは、「はーもーえん」とかっていわれて、前に嫁からもそうじゃないかといわれ、それなら漢方薬でなおるねって言われてたんです。医者もその「はーもーえん」だから手術と主張しており、正直欲わからなかったのですが、良性と悪性がありあけて診ないとわからないといわれたので、てっきり腫瘍かと思ったんです、

 25歳の時に、やっぱ左足の小指に内軟骨腫ってのにかかって、走っているときに骨が折れてわかったことがあるんですね。で腰の骨を移植したんですが、やっぱあけてみないと良性か悪性か解らないといわれたことがあるので、今回のもそういうものなのかなと思った次第です。


 で、結局膝は手術は拒絶。肘だけ施術ってことで医者と合意した次第です。 

 しかしまぁ、手術前に2日も入院したんですが、一体なんなんだろう?オペ前日の入院はわかりますが、この検査見ると多分昨日は泊まる必要が無かったはずですよね。



 検査日程も回診の時間も、検査に何人待ちかも、誰に聞いても全く解らない(聞いたのは妻や義母なんですが)。


 はっきり行って、一体なんなんだ。


 で、検査結果についてなんですが、当地では撮影をする人が一時診断をするそうです。昨日の検査では肘(肘がはれ上がり中はぶよぶよした状態)、膝(左側にこぶのような物ができて触っても硬い)もおなじ、「は-も-えん」と診断書に書かれており、医者の往診のときに肘と膝は違うかな?って話になったんですね。


 日本だと放射線医という画像診断の専門家がしっかりいますが、どうも中国の場合は、一時診断する人はこの放射線医(こういう職も実際にあります。日本ほどのレベルではないけど、ある程度は日本の仕事をオフショアするサービスもあります)というより、技師さんみたいですね。


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仙台市民の経営する上海の日本料理やさん

2011-04-02 | 上海ライフ・子育て
 今度の地震では東北が滅茶苦茶になっていますし、上海にも被災地出身の方も少なくは無いのだろうと思います。

 個人的には、生まれは山形なのですが、両親共に西のほうなので何人かの友人を除きあまり縁の無い地域ではありました。

 

 まぁ、それはおいといて、自宅の近所に 

 炭火ビストロ華泉(HANASENN)
ttp://www.hanasenn.jp/hanasenn/

 という焼き鳥やさんがあります。

 クイックマイツの小園さんの奥さんが、ここの初代店長さんで、オーナーの方は仙台ではコーヒーやさんを経営されている。開店前に1年間上海に滞在してこういう形態にしたそうです。

 オーナーの方の思考がどうとかは、私自身は面識がある程度なので聞いたこともありませんが、店は典型的な上海在住の日本人向け焼き鳥屋さんです。

 私自身は、妻が上海人で子供もかなり儀父母に面倒を見てもらっている。上海では特に日本人向けの仕事もしていませんので、実際には日本料理屋にいくことは滅多にありません。

 ということで、華泉は何人かの日本人や、日本の居酒屋に行きたいという香港人をごくたまに連れて行く程度ではあります。

 サービスとかはしっかりしているし味も上海にしては良いところです。


 さて、言いたいのは。

 今週自宅でごろごろしていたので(荷物運びもできないなら、邪魔なだけだから来るなという厳しい(優しいのかな?)妻の言葉に甘えていました)、昼飯を近所の日本料理やさんや、ラーメンさんを回っています。華泉は比較的近いのと、そういえば仙台出身の方が経営されているんだと思っていってみたんですが、そこで感動を。。


 肘の手術のあと、ギプスじゃないんですが腕骨折したときのように包帯等で腕を曲げて固定しており、寝巻きのままの姿でお店に行ったのです。時間は2時近かったのですが、客は他に一人だけ。で、カツ丼定食を頼んだのですが

・カツが分厚くて旨い。

・値段は39元。虹橋パークソンの中って60元以上した記憶があるんですが、中国製の豚でそんなに高くなるわけ無いんです普通。まぁ、非常に良心的な価格ということですね。

・すばらしかったのがサービス。腕つっているからでしょう、中国人の子が割り箸を割ってくれるし、ご飯用にスプーンもってきてくれるし。。

 特に3番目ですね。日本ならどうか知りませんが、今週回った中でこういう風に気を使ってくれた店はここだけでした。通常、何か頼むときは腕見せて、手伝って、とか、これやってといちいちお願いしないといけません。


 中国人って、弱い物に対する労りって感情は日本人より少ないと思うんです。子供に対しては非常に甘いですし、身内の年寄りには優しいと思いますが、第三者に対しては厳しいかな。不具者に対する見方とか冷たいですし、知的障碍者も隔離しているみたいですから。。まぁ、それに相手を気遣うという感覚も身内以外に対しては欠落しているように思います。

 で、満員電車やバスには乗るなって言われていますし、路歩いていても、ずんずん突っ込んでくる若いお姉ちゃんをムカつきながらさけて歩いているんですよね。

 そんな、殺伐とした日常になれた私にとって、このお店で受けた対応は結構涙ちょちょ切れ者でした。


 芽台路 X 水城路 とちょっと日本人街から離れてもいるのと、昼飯時間が遅かったので普段のお客さんの入りは知りませんが、是非行ってみてください。


 日系料理屋って、日本語話すのがサービスと思っていて、そこでとどまっているところ非常に多いんです(日本人向けでも)。だから、良くいく香港系や中国料理店のほうが言葉がわかれば日系よりサービスレベルが高いと思うところは結構多いんですね。

 
 食事代なんて知れていますが、お店が儲かってそれが仙台に回ればそれはそれで良いと思いますし。


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