日中越境EC雑感

2008年に上海でたおばおに店を作るところから始めて、早もうすぐ10年。余りの変化に驚きの連続

上海日本人向けベビーキッズ用品実店舗移転のお知らせ

2014-01-05 | 中国ビジネス関連
皆様

 私のブログ読者の方は、かならずしも私どもの店舗のお客様とはかぶっていないかと思いますが、以下ご報告申し上げます。

 昨年11月に上海市古北2期の日系スーパー様の3階をお借りして、解説いたしました ibabyという主に上海在住日本人の方を対象としましたベビー用品、及び学校幼稚園用品販売の店舗ですが、昨年来の情勢かんがみまして、同じ古北2期にあります別な日系スーパー様のなかに、完全な店内店舗として移転いたしました。

できるだけ皆様のご要望にお応えできるよう努力していく所存です。今後ともご愛顧のほどよろしくお願いいたします。


にこにこショップ2号店:上海市長寧区黄金城道492号二層

電話:021-52907516


http://www.niconicofarm.com/

内田
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上海日本人向けベビーキッズ用品実店舗移転のお知らせ

2014-01-05 | 中国ビジネス関連
皆様

 私のブログ読者の方は、かならずしも私どもの店舗のお客様とはかぶっていないかと思いますが、以下ご報告申し上げます。

 昨年11月に上海市古北2期の日系スーパー様の3階をお借りして、解説いたしました ibabyという主に上海在住日本人の方を対象としましたベビー用品、及び学校幼稚園用品販売の店舗ですが、昨年来の情勢かんがみまして、同じ古北2期にあります別な日系スーパー様のなかに、完全な店内店舗として移転いたしました。

できるだけ皆様のご要望にお応えできるよう努力していく所存です。今後ともご愛顧のほどよろしくお願いいたします。


にこにこショップ2号店:上海市長寧区黄金城道492号二層

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チャイナドリームは終わったのか

2011-05-24 | 中国ビジネス関連
日本史七つの謎 (講談社文庫)
クリエーター情報なし
講談社


 中国とは全然関係のない、表題の本を読んでいました。まぁ、実は私は歴史好きで、業務関連以外はこういうのばっか読んでいます。アジアに興味を持ったのも歴史上いろいろ関係しているからでしょうね。

 まぁこの本そのものは、大化の改新の有無、端俳句や和歌が何で日本ではやったんだ、天皇家が続いたのはなんで?織田豊臣徳川が政権をとった理由、薩長が幕府に勝ったのはなんで、太平洋戦争の始まったのはなぜ、高度成長はなんで可能だったの?てなあたりで偉く守備範囲が広く、個人的には面白かった。

 まぁ、そんなのはおいといて、当ブログの中心中国に関連しているなと思ったのが最後の章の日本の高度成長期に関する部分。おおむね日本の高度成長はその背景には戦前の段階で日本の技術力は純先進国の段階にあった。ゼロ戦や、戦艦大和や武蔵を作り、ナイロンを作り、最先端とは言わないまでも世界の上位に位置できるレベルの技術水準を保有していた。

 そして戦後軍事に投資を行うことがなくなり、軍事技術者などがすべて量産型消費材製造業の発展に貢献した。まぁ他にも先進尾国への劣等感からくる努力等いくつかの条件が指摘されています。


 反感を買うのでしょうが、何度かブログでも書いていますが、今後の日本に関しては、軍事に目をつぶっていることから技術力も今までのような世界のトップレベルを維持するのが難しいというのが個人的意見でもあります。まぁこれはアメリカのベンチャー企業へ向かう投資予算にかなり国防予算がつぎ込まれていることも、過去にご紹介したことがありますし、最近誰か有名人のブログにも書いていたような気がします。今回の原発のロボットなどもその証明になるのじゃないのかな。だからといって軍事開発そんなにしろとも思いませんし、アメリカのちゃちゃが入ることは明白ですが。




 まぁ、そんなことはおいといて、この本で知ったことなんですが、伊藤光晴先生の指摘


 昭和34年に下町の町工場の調査をした。女工の月給が千円で機械4万5千円。女工一人当たり7千円の利益が出た。機械が10台あれば7万円になるが、当時伊藤先生の給与は2万円だったから非常に魅力的に思えた。この時代なら、わずかな資金で独立できた。

 3年後の昭和37年、同じ場所で再調査した。女工の給与は2倍の1万5千円に近かった。インフレだけでなく人で不足でこうなった。そうすると女工さん一人で利益は2千円しか出ないから、機械を10台いれてもサラリーマンの2万円。とても収益が出ないので、高度な機械を購入して自動化を図るようになってきた。そうなると今度は資本がないと事業なんてできなくなった。その為に、その当時までは零細企業でものれん分けをして独立した人がたくさんいたが、もう無理でサラリーマンするしかなくなった。


 さて、日本はその後ますます同じ傾向が出て来たんじゃないでしょうか?京セラ、オムロン等がいつごろ操業されたのか知りませんが、おそらく昭和30年代中盤というのが最後のチャンスに近かったのかもしれません。それ以降って、リクルートやユニクロ、IT系等サービス業系ではたくさん大企業が出ていますが、製造業系で昭和37年以降に始まった大企業はそんなに多くはないんじゃないですかね?知らないだけかもしれませんので、その辺はご容赦願います。ITの成長でもてはやされた元IBMや元りくの人に関しても色々厳しい評価が出るようにもなってきましたし。


 で、中国。

 女工が7千円というのは中国なら600元くらいか。沿岸部ではもう何年か前の数字ですね。5年前でも800元くらいかな。で1万5千元というろ1100-1200元くらい。もはや沿岸部では人は雇えないでしょう。田舎でも楽じゃないんじゃないかな。
 

 思うんです。ひしひしと。


 チャイナドリームって言葉は何年か前にありました。中国で企業しろなんて本も何年か前に出ました。僕は2000年当時に中国にきたいと思っていたんですが実際に住みだしたのは2004年です。


 遅すぎた。2000年に来ればまだまだ稼げたと思う。1995年ならぼろもうけできたかもしれない。


 今は?まぁ食えている。もっと発展したいと思っているしある程度はいけるとしんじてもいる。チャンスは日本より多いとも思う。


 でも、この日本の高度成長の時代の数字は考えさせられます。そうなんです、気軽に独立し気軽に稼げる時代という意味で、上海や中国の大都市はもうすぎちゃっているのではないか。田舎に行けば良いと言われるし、確かに大都市より良い面もあるが既に中国国内のあらゆる業界で競合の大手が存在しており、いつかどこかで競合の参入に直面するしその時期は早い可能性がある。地方都市でも1100元くらいだとワーカーは雇えるでしょうが質はかなり低そうな気がしますし。呉さんが書いていたけど地方都市の人件費も急激に上昇していくようですし、単に今後数年のチャンスかと。


 それに不動産関連のバブルは日本のバブル時代なんてものじゃない。行き過ぎちゃって調整のつけようがない。


 確かに中国は市場としては大きいし、そういう意味ではまだまだ魅力的です。


 でも、もし独立を考えあぶく銭をつかみたいなら、それはおそらく中国じゃない。ネット分野などに関しては外資全てがこけているのが実態で日本じゃ新しい業態だけど中国じゃメーカと変わらない歴史がある。アメリカとの結びつきは日本より遥かに多いし強い。タイムマシン経営なんて日本経由じゃ遅すぎる。


 この数字。女工の給与が7千円以下の国。ベトナムは知りませんが、ラオス、カンボジア、モンゴル、北朝鮮。そういう国の方がはるかに容易にお金を稼げるのではないだろうか。


 というかできるでしょうね。政情だけは要注意ですが、結局ユニクロもそうですが大企業はコストの安いところに生産拠点を移し、それに伴い経済の成長が始まりますから。そういう意味でベトナムは手がつきすぎてもう遅すぎるようですが。まぁ居住環境は良くないでしょう。でもだから機会が大きいんじゃないかな。


 でもこういう事情は中国人自体が認識しているはず。いまだに独立する人はたくさんいますし、タオバオなんかそういう人の巣窟みたいなところがありますが、あと3-5年もしたら、今の若い中国人を見る限り大企業でそこそこの給与を獲得できるなら、一生勤めようという日本人的意識が高まるのじゃないかな。人事的には楽になるということですね。まぁ欧米系に関しては既に1千万円プレイヤーなんて山ほどいますし、独立してもそう簡単にそこまで稼げないので、結構定着しちゃうんじゃないかな?まぁ転職はするでしょうけど。

 学歴格差が日本より遥かに大きいので、学歴低い子はタオバオにせよなんにせよ独立する傾向は減らないでしょうが、まぁ外資系企業は実力うんぬん以前に高学歴者の中で人材選別するからあまり影響はないですよね。

 にしても。。もう少し早く読んどくべきでした、というか日本の高度成長とその流れはもっとしっかり学ぶべきでした。韓国や台湾とは若干異なるんですよね。彼らは自らの努力もしていますがいまだに日本人のエンジニアを雇用します。中国企業も最近そういうニーズが増えています。日本ほど技術蓄積がたまっていないので、そうせざるをえないのでしょう。他のアジアの国全てが似たような道をたどるのじゃないかな。インドは欧米文化圏に近いので違うかもしれませんが。


 資本力の乏しい企業の海外進出や、個人で海外独立を目指す人は、この辺勉強したほうが良いのじゃないかなと思った次第です。私は勉強不足でした。この国にきたのが、本当に遅すぎたと思っています。タオバオもそうですね、健闘しているつもりですがトップクラスとは3-4年の歴史の差があり、追いつかない。。悔しいんですが。。時間は金だと思います。


 大企業なら、確実に中国なんですけどね。リスクは否定しませんが、市場はやはり大きいし、あとは投下資本や投入する人材を含めた本気度の問題だけだと思いますから。
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マジに人民元あげるかも

2011-05-22 | 中国ビジネス関連
 今後3-5年で人民元あげるかもって書いたばかりですけど、今日もそんな感じの記事がチャイナデイリーに載っていました。

More flexible RMB will help China
と題して、

 アメリカは近年しきりに人民元の上昇を求めてくる。対中貿易赤字の巨額さとそれに関連煤雇用率の悪化を取り上げているからだ。

 疑うことも無く大半の中国人はこういうアメリカの陰謀的で、中国経済に嫉妬している元切り上げの要求は大嫌いだ。中国側としては、

・人民元が高いといってもその証拠がないじゃん

・アメリカってどこの国とでも貿易赤字だしてるじゃん。自分らが借金してぜいたくしてるんじゃン

・急に元あげちゃったら中国の輸出業がぶっ壊れるじゃん

・元気利上げに伴って投機的な資金の出入りが激しくなって、不動産バブルがはじけちゃうじゃん

てなところで元の問題は、他人がぎゃぁぎゃぁ言おうが自分たちが勝手に決めるものだと固く信じている。アメリカがうるさく元を上げろというから中国としてはメンツにかけてあげることができないじゃないか。1985年のプラザ合意を見てみろよ(アメリカの圧力による円高が、日本をボロボロにしたと、中国は主張しています)

 でもよく考えてみよう。

 元をドルにリンクさせていると、いつまでたっても貿易の不均衡は直らずに、アメリカが中国のもの買うのを減らすかも。

 また、ドルにリンクしちゃっているおかげで国内の金融政策も縛られてしまっている、おかげで国内消費の喚起が難しくなっている

 インフレもやっかいで、リーマン危機以降国内の流動性が過剰になってしまった。中央銀行の副総裁も今のインフレは貿易不均衡のせいだって金曜に話したよ。

 結局はさ、貿易黒字を減らして、国内需要を増やす。その上国際金融の舞台でリーダーになるには中国はもうちょっと勉強しないとね。元を上げるのはリスクはあるんだけどさ、リスクが高いところは利益も多いんだよ。今でも為替は毎日変わるんだけど、幅が少なすぎるんだよね。もっと自由にして、でもその分リスクをちゃんと管理するようにした方が中国が生きていくにはいいんじゃないかな?

 と、ノッティンガムBスクールの Hua教授のコメントだそうです。

http://www.chinadaily.com.cn/opinion/2011-05/20/content_12549211.htm

 まぁ、みなさんご存知の通り、中国の大手メディアは官制報道ばかりなんですよね。China Dailyなんてもろにそうです。人民元に関しては、最近まではアメリカがない言おうか知ったこっちゃない。アメリカはかって日本にやったように俺らの経済を崩壊させるつもりなんだ、て論調が多かったんです。


 だから、二日続けてこんな記事が載ってくると、人民元の上げ幅そろそろ高くするのかなという気がします。タイミングはいつですかね?5年前に変動制にしたのが7月。であげなくなったのが2008年の7月。だから7月かな。日本円あるだけうつしとこうかな。

 でも仕入するから少しは残さないといかんのが。。
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人民元3-5年で自由化

2011-05-21 | 中国ビジネス関連
 久しぶりにチャイナデイリー見たら、なんと人民元自由化に関する記事が載っていました。中国はインフレ基調なので、いやでも人民元の切り上げをしないとやばいよねって話は結構出ていますよね。


・中国人民大学の国際金融研究機関の次長しゃん氏の発言。中央銀行からの情報として、人民元を今後3-5年の間に自由化するとの事。従来大半の専門家が人民元自由化は10年はかかると見込んでいたのに対し、最も早い自由化をうたった発言となる。

・中国人民銀行は、この発言に対するコメントを控えている。

・世界銀行は、2025年までには人民元が米ドルやユーロと並ぶ3大基軸通貨になるという予想を今週発表している。

・金曜日の上海で行われた講演でも人民銀行総裁周氏は、人民元のクロスボーダー取引が一定の水準を超えたなら、自由化するべきだと発言したとの事。
http://www.chinadaily.com.cn/china/2011-05/21/content_12552579.htm

 まだまだ紆余曲折はあるでしょうが、人民元の自由化=切り上げって思ったより早いのでしょうね。5年後となると、不動産巨大バブルを抱えているだけに、その時元が強いかどうかの疑問もありますけど。はじける前にあげるかな、それともはじけさせてからあげるのかな。

 元が上がると、外国資本の投資引き上げが結構バカにならなず、それが不動産価格引き下げに動いてバブル崩壊の誘因になってしまう気がするのですが。

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日経ビジネスの今週号は見たほうが良いですよ

2011-05-19 | 中国ビジネス関連

日経ビジネスの今週号の表題が、今僕自身が直面している日本商品の風評被害に関する特集だったのですが、中国ビジネス考えるにあたって良い記事が沢山ありました。

異論もある部分があり、中国市場攻略4つのこつ、という所に、中国のブランドランキングに基づいた記事が載っています。

・日本車に関して、ぶつかったら弱そうというのはその通りだと思う。

・ポテトチップが柔らかすぎ、その理由が子供のころから固いものを食べるから。に関しては上海については嘘だと思う。貧乏人だけでしょ。

・マミーポコ?オムツ市場1位はパンパース、2位は中国企業、高級オムツはキンバリークラーク。高級ラインでは正規輸入じゃない花王。これがブランドランキングで、なんでマミーポコが入っているのか疑問。対象地域はどこだろう、もしくは所得が低い人が多いからこうなるのか。うちの客層とは大いに異なる(つまり大金持ちじゃないけど、いわゆる富裕層の認識は完全に違う)

・便器のコーラーは、新たな発見。勉強になります

・この欄、重要なのは最後の、中国で売るためには、日本企業にとって理不尽な要求も多いが、欧米や韓国企業はそれを飲んでいる。ここが最重要ポイントですが、なかなか日本企業には響かない。だから、中国ビジネスは日本本社のオーナー直轄に近い感覚じゃないとしんどいと思う。

 

 次に、パナソニック、キャノン、ワコールが紹介されていますが、まったくこの通りだと思う。中国販売に関しては、経験のある日本人が少なく、中国人ですら日本語人材では経験が少ない。コンサルに聞くより、実際に売れている、評価されている企業のヒアリングや事例分析が最も重要だと思う。

 日本の観光客向け云々の記事は。。評論だな。。でも指摘は当たっているだろうとは思います。茨城空港と同じじゃないのかな。まぁ本音では嫌がっている人も多いでしょうから、簡単には解決しないし、在日の裏の部分もかなり知っているので個人的には特に来てほしいとは思ってもいないんですが。

 

 中国特集の次のロボットの記事も面白かったのですが、その次に日本ペイントが大活躍しているとの記事が。

日本ペイントという会社自体に対する認識はなかったのですが、中国名の立邦は広告見て知っていました。中国ではB2Cビジネスであること、広告費年間10億円以上使っていることが書いています。大手企業なんですけど、中国で認知度の高い企業は広告費最低このくらいは使っているのじゃないでしょうか。それでも欧米企業に比べれば一ケタ少ないから今一つの気もします。でも参考になります。

 

 最後の方で尊敬する稲盛さんの日航再生に関する記事が。風評被害でどうなるかまだ見えないようですが

・JALの幹部には経営者としての資質がない人があまりにも多すぎ八百屋の経営もできない。というコメントあり。

 うーん。東電もそうでしょうが、旧態依然とし他業界の大企業はどこも似たり寄ったりだろうと思いました。

 にしてもあきれたのが、路線別の採算がわかっていなかったということ。すさまじいですね。どのレベルで見ているか次第ですけど、こりゃJAL出身者ってまるっきり使い物にならないんだろうなと思ってしまいます。

 

 中村典風という方の言葉が載っていますが、いいなと思いました。

 

 中国で中国人から評価されている日本企業は、企業規模を問わず少なくはない(多くもない)のですが、そういう企業がどうやって中国で経営しているか、踏み込んだ分析とかって公開されていないですよね。こういう雑誌で断片的に知るくらいしかないのです。アメリカなら、ビジネススクールがケース作成にヒアリングしまくっていると思うのですけど、日本はなんでかな?全然うまくいっているとは言えない企業が、活躍している企業として載っていることがあり、メディアと企業の提灯かなと思います。現地法人になると駐在員費用とか、開発費用とかで財務数字はいじれちゃうので正確には見えないですしね。移転価格も絡んできますし。

 後は、日本でも一ツ橋や慶応、早稲田もアジア関連のB スクールできていますけど、これだけ注目されている中国市場における日本企業の実態とか、それ以外の海外進出とかについて、まともな本が出ていないということは、やっぱレベル低いのかなとも思ってしまいます。まぁ、なかなか実態公開しないから難しいのかもしれませんけど、アカデミックの世界も開かんのでしょうね、文系は。それともケースとか作っているのかな。だったら見たいなぁ。

 まぁ日本ペイントもそうらしいですが、台湾とかシンガポールとか華僑資本にお任せして、日本企業は従来のモノ作りのみに特化するというのも一つの手ですね。

 

 

 

 

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タオバオで人気のある和菓子が中国進出

2011-05-18 | 中国ビジネス関連

丸京製菓、どらやきで中国本格進出 上海に販社、現地生産も   

 和菓子メーカーの丸京製菓(鳥取県米子市、鷲見浩生社長)は主力商品のどらやきの販路強化を狙って、中国に本格的に進出する。18日に販 売会社を上海市に設立し、新たな販路を掘り起こすほか、2012年度をめどに現地生産を計画する。市場が拡大している中国の需要を取り込み、現地での販売 額を5年後をめどに7倍の年10億円に引き上げる方針だ。

 設立する現地販売会社は「丸京貿易上海公司」。福島第1原子力発電所の事故の影響で、丸京製菓の中国輸出はストップしているが、再開に備えて現地で新たな販路を開拓する。現地で流通する自社商品の品質を調べるなど、ブランド力の向上にも取り組む。

 これまでは日本の貿易会社を通じて、米子市の本社工場からどらやきを中国に輸出していた。中国での生産については、今後の販売動向をみながら現地企業に生産を委託するか、自社工場を建設するかを判断する。自社工場の場合は青島、杭州の両市のうち1カ所に絞って検討する。

 現地生産により安価な商品を市場に投入して競争力を強化する。一部の商品については、日本への輸入も検討する。高い品質を売り込む商品として、米子工場からの輸出も続ける。

 10年7月期で中国向けの販売額は約1億5000万円。販売会社を通じた販路拡大などを通じて、徐々に伸ばしていく。同社国際貿易部は「日 中関係は不安定な面があるが、アジアの成長を取り込むためには進出は避けて通れない」と強調する。「原発事故が長引いて日本製食品の輸入停滞が長期化した 場合も、現地生産により販売にこぎつけられる可能性がある」とみる。

 丸京製菓は1958年設立で、売上高は約32億円(10年7月期)。2000年ごろから米ロサンゼルスを皮切りに、どらやきの輸出にも取り 組んでいる。輸出は北米を中心に売り上げの15%を占めるまでに増えている。中国進出を機に販路をさらに掘り起こし、輸出全体の底上げを狙う。

 

⇒日経の記事そのままコピペしました。削るとこなくて。

 売上32億円しかない中企業の中国進出の事例になりますね。丸京のどら焼きって、僕らがタオバオを始めた2008年夏の段階でいろいろ調べた結果、日本商品の中では比較的売れているものの一つでした。和菓子全般に中国では人気がなく、知人の香港人食品商社のオーナーからも、洋菓子はほしいけど和菓子はいらないと言われています。

 その中で、唯一に近くまぁまぁ売れていたのがここのどら焼きなんですね。他のブランドのどら焼きは見たことないです。

 詳しくは知りませんし、昨年で年間1.5億円程度ですので大きいわけじゃないですが、あの明治製菓でも確か5億円程度と聞いていましたので、そう考えると会社の売り上げ規模からすれば大したものですね。

 香港に進出して、おそらく香港人に人気が出てから中国市場に入ったように思います。カルフールのようなメジャーなスーパーにも確か商品は置いていますね。で、3年近く前の段階でもタオバオの中でも結構見かけた。ミルクや化粧品に比べれば大したことないですが、それでも多くはない売れる日本商品の一つです。まぁリアルである程度売れるので、タオバオの売り子は香港か日本から商品自分で引っ張ってきてリアルより安い値段で売るんですね。だから会社で把握している中国向け売上1.5億円は実際にはもっと多い可能性があります。僕の知っている中国系や香港系の食品代理店も取り扱っていたように記憶していますが、上記の記事からするとどこか日本の食品卸から仕入れていた可能性もありますし。

 ドラえもんが中国では人気がありますので、そういうことも影響しているのじゃないかと思います。今からの進出ですのでまだまだこれからとみるべきなのでしょうが、中企業でもうまくいっている、もしくはうまくいけそうな会社の例としてケーススタディすべき対象ですね。

 

 

 

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不思議じゃない変だ。。調査

2011-05-17 | 中国ビジネス関連
 産経新聞によれば、 

 民間調査会社がインターネットのアンケートで、上海、広州、北京に在住する20~30代の360人に「憧れる有名人」を聞いたところ、日本人では元女優の酒井法子さん(40)が首位という結果がでた。それも支持率は17・8%と、2位の人気グループSMAPの木村拓哉さんを7ポイントも上回った。

 調査担当者によれば「中国人はインパクトの強い人に憧れる傾向があり酒井法子さんに対しては覚醒剤事件で逆に印象を深めたのでは」とのこと。

 3位には浜崎あゆみさんとタレントが並ぶ中、意外だったのは小泉純一郎元首相が7位だったこと。靖国神社参拝で中国から激しい非難を浴びたが、それがインパクトとなって憧れの対象に変わったのだろうか。

 なんとも不思議な国民性ではある。(河崎真澄)

http://sankei.jp.msn.com/world/news/110517/chn11051703150002-n1.htm

 絶対変だこの調査。30代が多いのだろうが調査母体がおかしいと思う。

 浜崎あゆみは上に来るだろうとは思います。でも、酒井紀子好きって、結構おっさんおばさんじゃないだろうか?

 20台で上海にいる日本人留学生が見たら、異論が出ると思う。私のスタッフを見てもそうですから。中国全土で名前が知れているというなら酒井さんかもしれませんが、
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入国時、収入は「生活保護」 外国人29人が申告 大阪

2011-05-13 | 中国ビジネス関連
入国時、収入は「生活保護」 外国人29人が申告 大阪 2011年4月24日18時56分

 2005年度以降に入国し、大阪市で生活保護を受けている外国人29人が、入国時の収入見通しなどについて「生活保護」などと大阪入国管理局に申告していたことが、市の調べで分かった。市は、外国人らが保護費受給を前提に入国したとみて、入国の経緯などを調査する方針。

 市は、05年度以降に入国▽入国後3カ月以内に生活保護を申請▽現在も保護費を受給――の条件に該当する中国、フィリピン、ベトナム、タイ、米国、韓国人ら61人を調査。市が入管の書類を確認したところ、うち29人は、日本での収入見通しに「生活保護」、身元保証人の職業記入欄に「無職」、扶養者欄に「区役所」などと記載していたケースがあったという。

→朝日かどこかの記事なんですけど、これはちょっとびっくりですね。

僕の知っている範囲
・中国人で日本勤務をしている人は、大陸にすむ家族親族を片っ端から扶養家族にして節税するのは当たり前

・子ども手当その他の福祉は、確実に、そして大目にもらおうとするのも当たり前

・カード詐欺その他の犯罪組織は確かにある。直接接点はないが、中国で運営しているタオバオのサイトに、日本から連絡を受けて販売してくれと言われることがある(当然、全部断っています)

・偽物を日本に持ち込んで販売している人多数。但し、これは日本人も結構いるようで、日本人経営の偽物工場すらあるらしい。

・偽装離婚して、妻が生活保護の支給を受けるのも当たり前。


 てな感じで、日本が移民政策とりたくったって、今の行政じゃまともに管理できないから反対!


 というのが僕の意見なんです。でも、こんな入国が認められるって知らなかった。

 妻も上海に戻りもはや3年弱。外国人登録が切れてしまったので、今後日本に来るには毎回ビザを取らなければならないと考えていたんですけど、こんなふざけた連中にビザ与えるんだ。うち、日本国籍の子供二人いるし、僕と離婚したら多分この生活保護での入国は可能なんでしょうね。

 放射能問題で大量に帰国した中国人従業員の穴埋めで色々と見直しを民間企業は行っているでしょうが、


 やっぱ移民じゃないよね。日本の島国文化と、アジア的にも低レベルな行政機構じゃ対応できるわけない。

 まぁ、製造業の海外進出はますます加速するだろうから、課題は介護人材くらいじゃないのかな?それ以外は、日本の若者使えない会社は淘汰されるしかないでしょう、きっと。
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初めて春秋航空で茨城へ

2011-05-04 | 中国ビジネス関連
 一時期、上海から日本のチケットが4000円と話題になった春秋航空に乗って茨城空港から帰ってきました。

 春秋はネットで予約できるんですが、価格は日々変わるようですね。今日4日が900元、6日が1100元となっていて、本来は6日にしたかったんですが、コストにシビアな嫁が今日のチケットを予約してくれたんです。でも、1-2日待って結局予約した時には、1100元だったとか。

 それに各座席ごとにプラス料金がかかるので、一番安い10元かなんかのアイルにしていました。まぁサーチャージとか含めても片道13000円位なので安いことは安いです。今回は帰りのチケットが前回帰国時のが生きているので片道だけ変えるのもこういう時は便利ですね。


 食事なし、飲み物なしというのは聞いていましたが、乗ってみれば食事が520円で売っていましたね。当然頼まなかったですけど。

 で、スッチーは1名いたんですが、非常時の用具の説明も、食事のサーブもなぜか男が。。

 中国でもスッチーさんの給与は高いので(1万5千円程度だから月20万円位)、男にしているのかな。女尊男卑の世界なのかも。。

 まぁ着陸前に乱気流で揺れたくらいで特に問題はなかったのですが、乗るときも空港の端っこ、降りたら。。まぁコスト削減は徹底している。で到着したら直ぐに上海に戻るようで、乗員の勤務体系としては結構きつくないかな?


 まぁ好みの分かれる飛行機で、多くの日本人は安くても他のエアラインを選ぶんじゃないかなと思いますが、今日のフライトは半分は日本人でした。逆に言えば中国人も半分いるわけで、大分落ち着いたのかもしれません。


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