日中越境EC雑感

2008年に上海でたおばおに店を作るところから始めて、早もうすぐ10年。余りの変化に驚きの連続

上海でエイズが増殖中だって

2010-11-30 | 中国の社会・文化・歴史等
 上海のHIV患者が1053名増加。

 今年329人もエイズ患者が増えて、10月までに49人が死亡。

 昨年比で29%増加

 主に性行為で感染

 上海市の累計としては、HIVのキャリアは5,992名。1,213名がエイズ患者。241名が死亡した。

http://www.shanghaidaily.com/sp/article/2010/201011/20101129/article_455873.htm

 てな事で。。

ちなみに2008年までの日本の累計数字は。HIVキャリアの日本国籍者は8000名くらい。
エイズ患者は3800名
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/2250.html

 日本全体と上海市がそれほど変わんないですね。人口は6分の1ですから、確率は高いな。。

 お遊びの過ぎる日本人患者はいないのだろうか?まぁ、労働ビザ取得のときにエイズも検査されるから
解ればビザが出ないだけか。。

 怖いな。。

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中国最大のネット動画サイト、ヨークーのIPOが始動

2010-11-29 | 中国ビジネス関連

・ヨークーは中国最大の動画サイトで、市場占有率は約40%。

・中国の動画サイトはYouTubeとは異なる。YouTubeがアマチュアの作った、短いビデオが多いのに対し、中国の動画サイトはドラマなどの長時間番組が多く、しかもプロの制作会社が作ったコンテンツが主流です。

・なぜコンテンツがこのように違うかといえば中国は米国のようなスタジオ・システム(映画会社、3大ネットワークなどが番組制作を寡占すること)ではないからです。中国には無数の番組制作会社があり、しかも中国のケーブル・テレビは地方政府が運営している場合が多く、アメリカのコムキャストやタイムワーナーのような巨大な企業がディストリビューションを押さえているということはありません。

・この結果、良質なコンテンツが比較的安価で手に入るので、米国のHuluやネットフリックスのようにコンテンツを引っ張ってくるのに高いフィーを払うことは無いのです。

・中国のネット動画市場は年率65%で成長すると見られています。

・同社は現在のところ未だネットワークやコンテンツに先行投資をしている段階で経営的には赤字です。従ってP&Lはきたないし、財務的にはみるべきものはありません。

ただネットワーク・コストは今後どんどん下がってくるだろうし、コンテンツの仕入れコスト(現在は売上高の約2割)はリーズナブルですから今後広告のCPMが上昇すれば比較的固定的な費用構造なので将来的にはかなり利益の出るビジネス・モデルだと思いました。

なお経営陣はソーフーのOBで固めてあります。

http://markethack.net/archives/51657969.html

 

→ヨークーも、もうひとつ大きな土豆網もNASDAQのIPOの準備をしており、実際に株式公開はできるのでしょう。

しかし。。サイトを見れば一目瞭然。海賊版コンテンツの如何に多いことか。。

 

安価にコンテンツが入る??唯だろ。まぁ、購入しているコンテンツもあるそうだけど。

 

大体、上海の街頭で販売されている海賊版DVDも、元はこのネットにアップされたものをDVDにして販売しているのが今の実態。

 

ヨークー。。息子が幼稚園で聞いてきた、ゴセイジャーというテレビ番組があるのですが、まだD海賊版VDが出ていないので、ヨークーでダウンロードして見せているんですよね。

 

さて、香港や中国国内ならいざ知らず、アメリカにIPOしてしまったとき、こういう企業の知的所有権違反訴訟に対する防御法はどうなるんでしょう?

地財違反を行っているのは、公開企業の実質支配下にある中国企業ということになるのですけど。。

 

一方、上場企業としてこの海賊版コンテンツの配信をやめた瞬間どうなるの?

当然、ユーザーは未公開企業の類似サイトの海賊版を見に行くことになってしまい、公開した企業のサイトは相当の努力をしなきゃいけなくなる。まぁいまの先進国企業対中国企業の不公平な戦いを強いられる。

 

そして、この株を推奨する人たちはこの辺について何で触れていないのかな?

 

日本のコンテンツしか見ていないので、IPO使用がどうなろうが、別に訴訟リスクなんてたいしたことないということかな、。

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不謹慎だけど、美容整形外科の機会

2010-11-28 | 中国ビジネス関連

 

Tragedy exposes dangers of cosmetic surgery

Former Super Girl contestant Wang Bei, File photo.[Photo/Xinhua]

今月15日に、数年前に中国でおおはやり超級女声というオーディション番組出身の中国のアイドルが、整形外科手術で亡くなったそうです。

亡くなったのは王貝さんという24歳のかたで、武漢市で起きた事件とか。顎の手術で出血多量が原因だったとのこと。なんでも王さんのお母さんも

同じ病院で同じ顎の整形手術を受けたことがあるそうです。

中国の周りの子が冗談で言うのが、中国人が団体で韓国に整形手術旅行に行き、帰国時にパスポートと本人の写真が照合できないことが何度も起きている。てなものがあったんです。

この国って従業員の募集広告にも、容姿端麗とか、身長が何センチ以上何センチ以下とか平気で書いており、まぁがいけいんによる差別は結構あるみたいなんですね。韓国も女は外見命みたいな社会風潮があるのであれだけ整形がはやっているのですけど、中国も同じ様になるんでしょうね。一方で整形外科病院の質は悪く、詐欺まがいの無免許医師も結構いるみたいで。。

以前妻が日本への整形旅行ツアーを企画したら受けるはず、と話していましたが、確かにいけるかもしれませんね。まぁ、すでに手がけている人もいるでしょうが、PETツアー等よりニーズは多いんじゃないかな。知っている限り、総じて韓国より日本のほうが安心という意識はかなりありますから。洋服や越す目では中国では韓国のほうが日本を圧倒していますけど、体にメスを入れる分野なら、本当の技術的な面はおいといて、日本に優位性があるような気がします。

 

まぁ、日本でも暴利をむさぼっているといわれる業界ですので、海外の方の手術までしたいかどうかは知りませんが

 

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中国の物流事情ってか。

2010-11-24 | 中国ビジネス関連

っても今日のことなんですけど。

日系物流会社使えばそんなことはないのでしょうが、中国系は安いけど時間が守れない。

 

荷扱いが粗い。

 

荷抜きをするやつすらいる。

 

等等ですが、今日はまた笑ってしまいました。

 

中国某港より上海に運ぶ荷物があるのですが、昨夜電話があり今日の早朝6時にはつくとの事。

嫁は朝電話で、上海に着いたよって言われて6時前に出勤。ワーカーの段取りなどをしておりました。

僕が息子を幼稚園に送り娘の面倒を見ていると電話が。。

 

「9時過ぎたのにまだこないんだよね。道わかんないんだって」

 

「あ。。。じゃぁ、バスで行くわ」

とのんびり10時過ぎにご出勤。まぁ肉体労働を少しはサボろうという意図があって二人で示し合わせて

僕は遅くすることにしていたのですが。。

 

しかしまだ来ていない。。

 

その後何度も運転手から電話が来るのですが、外環線という高速のそばだと言っても、近所の大きな

道を伝えても要領を得ないまま時間が過ぎていく。。

 

しまいに運転手さんも切れていたようで、嫁とわいわい電話で話しています。。

 

ようやく着いたのが3時。。。

 

すっげえよなぁ。。9時間も上海市内を迷走していたなんて。。

 

まぁ、時間がいい加減なのは慣れっこになっているんですが、ここまで遅かったのはさすがに初めてですね。

 

おかげで今日も40ftの荷卸、搬入で疲れた疲れた。。何時になったらこの肉体労働から解放されるのだろう。。

 

しかし、中国で働いている皆さんはどうやっているのでしょうか?今週はタオバオのイベントに参加しておりオー

ダーがものすごく(つっても大して儲からない仕組みになっているんですが)、着いた荷物の奥の方のを引っ張り出

して無理やり発送していました。

 

まぁ結局のところ、中国大手のec企業もそうですが、この前お会いした成功している日本企業も物流はトラック

間で自社で保有して配送しているとの事。日本レベルを求めようとすると、高額な日系企業を使うか、自社で

抱え込むかしかないですね。アウトソーシングなんてまだまだ先の事かな。

 

 

 

 

 

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2030年中国経済は日本の9倍??

2010-11-20 | 中国経済関連
スタンダードチャーターズ銀行が最近出した今後の経済力の予測だそうです。。

後10年で中国のGDPがアメリカを抜き、その時点で日本の4倍。20年後にはアメリカの2倍で日本の9倍。

10年以内に日本はインドにも抜かれる。格差があるので7-8年で抜かれると言う事のようですね。

そして一人当たりGDPでも、中国は現在の4千ドルから今後20年間で5倍の2万ドルになるとの事。

さてさて、本当かいな?1980年代後半のこういうところの日本経済の将来予測ってどうなっていたのでしょう?

人民元が抑えられているので、為替で調整したら現時点でも中国は日本の1.5倍とかあってもおかしくはない

とは思いますが。一般に高度成長を迎えた後って、だんだん成長率は落ちていくのですが、どうもそうなっては

いないようですね。

後、驚いたのはインドネシアにも2030年には抜かれるんですね。一応日本のGDPも延びているんですよね。

メキシコも延びるんだ。

下手したら落ちてるかもしれないのに。。

なんかこの記事に載っているコメント見てると、資源がなくなるよ。って話でています。

でも、今の中国の現実を見ていると、後20年で一人当たりGDPが2万ドルはちょっとないんじゃないかなと思

いますが。。

 

根拠はわかんないですが、中国は眉唾じゃないかな。インドはある程度までは鉄板だと思いますが、後10年で

10倍近くなるってのもどうなんでしょう。10年後には人口同じくらいの今の中国の倍近いって事は、今中国って

騒いでいるけど、もっと速いスピードで今の中国以上の市場ができるって事ですか?

インドネシアはちょっと面白いですね。人口2億程度だから10年後のPer GDPは日本の4分の1.今中国は

まだ日本の10分の1ですから、個々も凄いと言う事になりますね。貧富の格差大きそうだし。

 

 

しかし日本は今後10年間ほとんど成長しないか。。ドイツは結構延びるんだな。。フランスやイギリスもまぁ

成長。なんかぼろぼろの10年が待っているのかな。

個人的にはこのコメントに同意していますが。

  1. Chris Devonshire-Ellis Says:

    I think the pronoucements of war a bit exaggerrated. However, what is apparent is that the demographics that jumpstarted China to be a leader in manufacturing low end products and selling these globally have now come to an end. India will take up that mantle, it requires a cheap and young labor force to carry that forward. Parts of emerging Asia will also inherit this. China meanwhile is in a state of transition, its a large country and it will take time to recalibrate its industry and economy. It will (already is) slow down. India meanwhile will (already is) starting to go through a period of rapid and large growth.
    This is very healthy for the global economy and for those within it – not just one huge market, but now two, and a developing third, fourth & fifth in the shapes of emerging Asia, Latin America and Africa. Thanks – Chris

http://www.2point6billion.com/news/2010/11/16/china-and-india-to-dominate-the-next-20-years-7993.html?utm_campaign=20101111_ab&utm_medium=email&utm_source=asia_briefing_mail_list&utm_content=top_3
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ご心配をかけてすいません

2010-11-19 | 中国ビジネス関連

ある方から、ブログ更新が無いから心配してたよとのコメントをいただきました。。

 

ブログをあまり書かなくなったのHが別な理由があるのですが近況を。。

 

・日本にいる間に工商局の査察を受け、事務所に顧客を呼び込んでいた行為がだめと言われた。

・まぁそういうことしているタオバオ店は他にもありますし、過去も住宅地で運営しているときに2回ほど近所の人のちくりで

工商局が来たことはあるのですが、当時はネット販売している商品を客が取りに来ているだけ、という理屈が通ったんですね。

・でも今回は誰かの密告メールが行ったそうで、まぁ輸入禁止だった明治粉ミルクを販売していたことが最後までネックになっ

て罰金を要求されただけでなく、仕入先の公開を求められた。まぁ、また義父に出てもらったので、その程度で済んだのです

けど。。

 

ところがまぁ、うちの鬼嫁はそんなお役所の命令にひるむことなく、罰金を踏み倒して、当該工商局の管轄地域外の、かなり

辺鄙なところに夜逃げのように倉庫を移転してしまいました。

 

私不在だったのですが、人も手配せずに2トントラックと4トンあわせて11台分(往復しているので合計して)の荷物をたったの

8人(うち女の子3名)で動かしたとのこと。。。

損で、スタッフがストでもおこしたのでしょう。というか、つかれきったんだろうな。嫁から社員が皆来ないの。。。という泣きそうな電話をもらって、帰国予定を早めて

すたころ上海に戻りました。。

 

幸いやめたのは1名で、ボーイフレンドの会社に入ったのですが、まぁ場所や通勤時間考えるとやむをえないかなというところです。1名はやめて欲しかった子が、このどたばたの前に転職が決まってやめたとの事。

損で僕が帰ってみると、商品棚を壁に沿って置いているわ、荷物は散乱しているわ。全然商売できる体制ではなく、帰国した足で倉庫内の整理をひたすらやっていました。。はは、。この年で毎日2-3トンの荷物を動かすとは。。

日本に1月近くいて、食べ物が美味しくて太ったんですけど、また元に戻っちゃいますね。。

 

まぁなんとかネット売りは復帰しているのですが、事務所販売が無いのは大きな影響が出るかなという感じです。売上的にはジムショ売りが40万元と、当地のコンビニ2件分はありましたが、その後顧客の問い合わせがあるのいですけど、そのままネットの顧客に移行するわけではないですね。それにしても、ねっとだけにしてしまうと4人で回るんですね。土曜は休みになりましたし、今の倉庫は更に安く380M2あるのですけど、たぶん皆が驚くほど安い。

 

ただし、虹橋空港から近いけど刑務所も近いし、周りは田舎からの出稼ぎ人ばかり。こりゃ昔の山谷か釜が先という感じのすごいとこです。バスやタクシーの走る大きな路に出るまでの通りが小便くさくて、文字通りの小便横丁なんですよ。とても日本人の来るところじゃないですね。ってことで、コンサル系するなら他の場所が必要となり、本間にコストダウンになったのかな?

 

ネットのみということで、来週タオバオ内のイベントに参加してどの程度効果があるのか。その準備で全般的に価格を上げていることから、今のペースは月100-110万元程度になっています。まぁ、9月のピークでも卸売りをはずすと純粋なネット売上は100万元程度なので、事務所顧客もネットにシフトしてくれている方も少なくは無いのでしょうが。。

いずれにしろ、今まで広告にかねかけていませんでしたが、今後は色々試してみるので、まぁ新しいノウハウがつくかな。

 

店舗は、幸い今あるリアル店舗に一部商品を供給しているのですが、当面はそこの活用を考えます。でも、ベビーだと立地は全く異なるので、日本企業向け商品展示やイベントの場として使い。僕ら自身は別なところに店舗は作る必要はあるでしょうね。


タオバオモールにも日系じゃないのですが、オーストラリア企業から販売代理をもらったので出れるのですけど、今ではタオバオモールも

6万件もでており、その上毎日300サイトも増えているとのことなので、ちょっと意味が無いだろう。広告投資をそれなりにしないと既にタオバオモールの中でも目立たない。だって、既に楽天以上でしょ?

てことで店舗のほうが優先事項が高いという結論になっています。

 

中国向けEC。

かなり本気で取り組んできて、一定の成果は得た自身があるのですが、その限界や欠点も良く見えてきました。で、僕自身は、日本向け事業を始める準備をメインにしています。ECにしろ、タオバオにしろ、その中で深く見ていくと、中国は確かに市場としても面白いが、まだまだ生産させるところだと強く感じています。

アホとしか言いようの姿なのですが、小売流通だけでなく、メーカーも恐ろしいほどの薄利。そりゃ、アメリカが何を言おうが人民元上げることできないですね。人件費や材料費の上昇をカバーできない単価で販売している。結構多くの中国企業が東南アジアにシフトしているそうですが、この傾向は続くでしょうね。

もう一つ思ったのは、代理権とか欲しかったのですが日本企業ではなく、それが外国企業だった事。取扱商品も久々に在庫をチェックしていたら、アイテムの4割が日本以外の物になっていました。競合見ても前は日本の物を扱っていた店が僕ら同様欧米その他の製品が急激に増えていました。

なんだかね-。。

でも、欧米は結構無料サンプルくれるし、豪州系は会社名入りのラックをくれるんです。台湾が総代理やっている日本企業の物も売れなきゃ返品可能。

日本企業のコンサバさが露骨に見えてくるんですね。ごく一部の企業しか生き残れないだろうな。。

 

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やっぱ基本が大事なんだな

2010-11-18 | 日本・日系企業

一昨日、某日本企業の上海進出にからんで地元で独立している人や、何社かの駐在員の方と食事をしたのですけど、感心した話。

 

中国で成功している日本企業は本当に少ないのですが、そのなかで旨くいっている1社。

 

思い切り古臭い業界で、企業イメージもドメドメって感じなのですが、昔コンサルやっていたときのお客さんで、CFOの人が中途採用

で、アメリカ駐在経験者だったので割りと馬が合ったんですね。一昨日は同じ企業のマーケティングの責任者の方が同席されていま

した。この方も中途組み。聞いてみると日本からの駐在員の半数が中途採用という事で、正直驚きました。

 

で、まぁ日本の売上の10%程度を既に中国で売り上げている。

進出してまだ6年。

まだまだ成長できる見込み。

中国では比較的新しい概念の商品の製造販売

 

日本のB2C型企業としては稀有な存在だと思います。企業規模も売上数千億円ですから、巨大企業というわけでもありません。

 

でも、聞いていると地道にこつこつと経営やマーケをやり続けているようですね。中国人社員の転職率も低いのですが、一般に

上海にある日系企業で転職率が低い会社は、概ね社員の不正が横行しているおいしい会社、っていう印象がありましたので、非常

に驚きました。この会社ちゃんと業績上げている企業さんですから、ちゃんと機能して転職者も少ないという事になります。米系で

実績上げている会社でさえ、少なくない比率で人材が流動していますから。

 

やっていることを聞けば驚く事は特に無い。

ちゃんと中国国内進出先のリサーチをしっかり行う。

工場は中国にしっかり作る。

広告投資も巨額ではないけどしっかり行う。

そのキャンペーンプランを営業がしっかりチャネルに伝え、がっちり交渉する。

人事はコミットメント主義。

 

日本じゃ普通に行う事ですよね。違うとすれば媒体は中国ですので直接交渉、契約している。人事はもう少しがっちりやっているかな。

そして、日本じゃマーケティングは広告代理店任せの企業が多いのが、この会社の場合は自社できっちり行う。そこももしかしたら違う

のかな。

 

当たり前の事を当たり前にする。これが中国でも成功する要因。当たり前なんですが、その当たり前の事ができていない企業さんが多い

ので、ちょっと感激しました。それに、こういう業種で中国派遣社員の半分が中途。またそれをうけいれるという本社にもちょっと興味もちま

した。どちらかというと格下に見ていた業界だったのですけど、しっかりした会社はまだまだあるのですね。

 

でも。。総投資金額を考えると、やはり中小企業では真似はしんどいかな。。売上1千億円に満たない企業で、体力に合わせた投資規模

で、中国市場に立ち向かって検討している企業はいるかな。B2Bとベビー関連以外で。。。そして、製造拠点ではなく。。

 

若しお心当たりの企業をご存知でしたら教えてください。

 

 

 

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上海で日本人が殺されていた?

2010-11-16 | 上海ライフ・子育て

知人からメールをいただきました。全くしらなかったのですが以下の様に、日本人ではなく日系カナダ人が刺殺されたとの事。

場所は綺麗なショッピングセンター兼オフィスビルで、実は以前勤務していた場所でもあります、さて、彼の指摘するように反日が関係しているか

どうかはわかりません。殺されたのが外国籍の方ですので日本でも報道されていないのですが、日本人と一緒だと会話は日本語だったのか。

それとも英語か。

まぁこれだけじゃなんともいえませんが、ご時勢考えると日本側では何か言いたくなりそうな事件ですよね。

まぁ、我々在中日本人としては言動に気をつけないといけないですね。

 

以下彼のメールより;

11月3日に上海徐家汇にある港汇广场@WAGASにて、 私の友人(日系カナダ人)が、日本人と食事をしている最中に 突然、中国人に後頭部を殴打され、ナイフにより刺され死傷しました。

大きな事件のはずが、ウェブ上でこのニュースを探すのは非常に困難です。 

関連URL
英語
http://shanghaiist.com/2010/11/04/canadian_wagas_customer_victim_of_r.php
http://shanghaiist.com/2010/11/05/more_details_on_the_wagas_stabbing.php

中国語
http://sh.sina.com.cn/news/s/2010-11-03/2103161250.html
http://www.mahooshanghai.com/chinabbs/page/5379.html

 

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日本の技術者流出が首を絞める例

2010-11-15 | 中国ビジネス関連

注目すべきは領土問題だけにあらず!? 中国がしたたかに造り上げた格安車の実力に迫る[国沢光宏 コラム]【特集・コラム:ビジネス・経済】

CORISM
注目すべきは領土問題だけにあらず!? 中国がしたたかに造り上げた格安車の実力に迫る[国沢光宏 コラム]【特集・コラム:ビジネス・経済】

GMの資本投資を受け急成長を遂げた「上海通用五菱」

・経営破綻をした GMの稼ぎ頭になっているのは中国。ビュイックやシボレーといったGM本来のブランドだけでなく、日本で馴染みの無い『上海通用五菱』(今週、資本比率を 44%に引き上げた)という新興勢力にも資本を投入し、絶好調である。


・なかでも日本のメーカーにとって脅威の存在になりつつあるのが、上海通用 五菱などで生産される格安車だ(40万円くらいから買える)。壊れないクルマを安価に作れるのだろうか? その中でも、今年の9月に発表され、大人気車になっている『宏光』(ホングァン)というミニバン。

・五菱自動車は、いわゆる「民族系」に分類される中国独自資本(生い立ちは手作りで日本車のコピーをしていた小規模のメーカー)。技術力を評価され『上海汽車集団』という大手グループからの投資を受け(この時にGMも資本投入した)、急速に販売台数を伸ばし始めた。

・5年ほど前までの五菱自動車と言えば、文字通り「安いだけ」のクルマだったものの、GMが技術指導するようになって急速に品質を向上させてきた。基本骨格 の同じクルマをインドでも生産し、GMブランドで売るというからグローバル。このジャンル、日本車は完全に競争力を失っている。

日本に居ると世界でどんな競争が行われているか解りにくい。外交問題だけでなく、我が国の稼ぎ頭となっている自動車産業についても、もう少し危機感を持つべきなのかもしれません。

http://news.livedoor.com/article/detail/5138113/

この五菱自動車の工場は、2004年ころから2007年ころにかけて柳州という桂林の近くに建設されたものです。

なんでしっているかというと、GM向けに工場のターンキーエンジニアリングをしているアメリカ企業に依頼されて、ある日本人エンジニアを紹介した事があるのです。三菱自動車のかなり上の方でした。そして、プロジェクトリーダーはアメリカ人でしたが実質この方が他の日本人の方を呼んで実質的にリーダーとして作った工場なんですね。

その方は人格的にもすばらしく、既に帰国されていますが、何度かお会いしたときには色々と勉強になりました。また、その方自身が既に日本で引退した中、現地で若い中国人相手に教育する事に満足感を得ていらっしゃいました。

サムソンやLG,台湾系のエレクトロニクス企業には未だに技術のトップか2番目には日本人のエンジニアが居ます。大体はリストラされてしまった会社(事業部門を閉鎖する企業もたくさんありますよね、半導体や液晶など)ご出身なんですね。

 

日本では不要といわれてしまった。

 

でも、アジアでは必要な存在。

 

本人もそこにお金以上の意義を見出す。決して高給なだけではない、自分の存在意義を再確認できる。

 

今後もあらゆる分野で避けられない事象でしょう。

 

でも、日本の技術の流出には変わりない。そして、今の韓国台湾企業同様、中国企業が同じように日本の脅威になるのでしょう。

 

世界の技術水準の向上という視点では、日本が大きく貢献しているともいえますね。

 

一方で、日本の将来という点では、ますます競争環境は厳しくなる。

 

まぁ、中国で求めているのは、今は日本人エンジニアだけでなく、リストラの時期の早い韓国人エンジニアもいますので、日本がこの辺

保護しても流れは変わらないでしょうけど。

 

 

 

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毒ミルク事件、補償を求めたら犯罪人に

2010-11-14 | 中国の社会・文化・歴史等

2008年に、中国で販売されている大半の粉ミルクに、メラミンという化学物質が混入されており、そのせいで幼児が30万人も腎臓結石になり、そのうち6人は死んでしまったという事件がありました。まぁ、ここの所僕らが、タオバオで成功している数少ない日本人という事で取り上げられているのも、たまたま事業を開始したのがこの事件のちょっと前であり、このメラミン事件のおかげで急成長できたという背景があるのです。

 

さて、たまたま英語のSNSを見ていたら以下のような記事がありました。

・この水曜日に、メラミン事件被害者の中で、補償金を要求していた活動家が懲役2年半の判決を受けた。

・この判決を受けたチャオさんは、怒って囚人副を引き裂き、無罪を訴えわめきまくった。そしてハンストの意思を示している。

・チャオさんは被害者の代表としての活動をしており、メラミン事件後の被害者達に情報を提供するサイトを運営していた。
・アムネスティはこの判決に対して抗議している。
・中国政府は、中国は法治国家であり裁判により被害者は補償を要求できるとしているが、微妙な問題に触れたときにはそれを無視する。
・粉ミルク問題は社会問題になり、政府が国民を守らなかったという不満をもたらしかねない。

http://www.linkedin.com/news?viewArticle=&articleID=253868965&gid=46978&type=member&item=34836907&articleURL=http%3A%2F%2Fwww.shanghaibizlawyer.com%2F%3Fp%3D60%26a%3Dview%26r%3D950&urlhash=31rV&goback=.gde_46978_member_34836907

是だけじゃなんともいえませんが、酷いですね。本当に。。

中国政府が国内統治を最優先にしている事は、まぁ理解できないでもないですが、上記は一部に過ぎず、企業の犯罪行為に対する取り締まりは

かなり緩いなとは強く思わされます。やむを得ない部分もあるのでしょうが、こういうスタンスを続ける限り中国の産業力が発展する事は無いのだろ

うと思います。

 

為替政策に守られ、恐ろしく薄利で目の前の利益を獲得しようとし、知的所有権に価値を見出さない。

かなりの中国企業の生産拠点が東南アジアに移転していると聞きました。中西部開発が政府に謳われ、確かに公共事業がそっちにシフトしているので

今は中西部に注目する人もいますが、いつか化けの皮がはがれるでしょうね。

 

あと何年かな。。

その後、どういう国や経済になるのだろう。。唯一つのピークは確かに過ぎてしまったなと思ってしまいます。

 

 

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