日中越境EC雑感

2008年に上海でたおばおに店を作るところから始めて、早もうすぐ10年。余りの変化に驚きの連続

中国でウルトラマン

2009-06-30 | 中国の社会・文化・歴史等
 中国でまた「ウルトラマンたたき」、影響を受けた児童の暴力が問題に。

 今年3月31日、中国の温家宝首相が「私の孫が見る番組は『ウルトラマン』ばかり。もっと中国アニメを見るべき」と発言して、日本でも話題になったようですね。
 
 それに続いて、2歳の男の子がウルトラマンが戦うシーンを真似して友達に暴力を振るうという行為が大きな問題になってきているそうです。エピソードとして、この子供の喧嘩が、結果として親同士の戦いに発展してしまい、このこの母親はイヤリングとネックレスを相手に引き取られたのだという。こうしたことに加え、自宅で童はウルトラマンの真似ばかり。家で暴力を振るうようになったそうですね。ウルトラマンの中国における認知度は高い、とかその影響が記載されています。
 
 最後の方で、「暴力性の高い子ども番組は昔もあった。問題なのは親の教育方法であり、子どもに忍耐力を養わない教育こそ暴力の原因」と冷静に分析。また、かつて自分が園長を勤める幼稚園で似たような暴力事件を目撃した潘氏は「子ども番組には(子どもへの影響力を考慮した)厳格な等級制度が必要」だと話す。中国のネットでは、今回の報道を受けて恒例の“ウルトラマンたたき”がまた始まっているが、「うちの子どもも同じなのよ」といった意見も少なくないようだ。http://news.livedoor.com/article/detail/4221891/

 我が家は基本テレビはあまり見ないのですが、中国系の保育園に通わせている3歳半の息子が最近「オウトマン」(中国語でウルトラマンの事)と騒いで、変身する真似をしたりしていました。どうもその保育園で友達から習ったようで、おかげで先週ビデオやさんでDVDを買って来て「ウルトラマンメビウス」という番組をここ1週間毎日付き合って見ています。

 番組そのものは、それなりに大人も楽しめるようになっているんですね。昔なつかしの怪獣やウルトラマンが出てきた、それなりに楽しんでいます。 まぁね。子供が真似をする理由は解らないでもないですね。というか、僕らも子供の頃は同じだったようなきがします。

 この記事のなかで最大の問題かと思うのは、当地では子供の喧嘩に親が参加することなんです。しかも手を出して。実は、恥ずかしながら私も2回巻き込まれました。

 普段口げんかしかしないと思われる上海人、それも結構な年の人でもいざ子供や孫の事になるとかなり暴力的になります。

 1度はどこかの子が石を投げてそれが、内の息子の頭に辺り、私が怒鳴った所後ろにいた叔父さんが突っかかってきました。幸いその直前に日本語で話してかけてきた別な上海人がいたおかげで止めてくれたので軽くどつかれただけで済みましたが、不快感は隠せないですね。

 2度目は、別な小さな公園で遊ばせていた所、息子が中国人の子供ともめていたところ、相手の祖父と思われる人が駆け寄ったので、私も注意すると行き成り度突き倒されてしまいました。流石に腹が立って、相手をそのまま地面に倒して馬乗りになったのですが、いつもの通りの上海人らしく自分が不利になると突然何やらわめきだし、「この韓国人がどうのこうの」と騒ぎ出し人が集まってきましたので、日本人と見られたたらまずいと思ってそそくさと息子を連れてその場を去った事が有ります。

 正直、あまり人種偏見は無い性質ですし、嫁が日本にいるとろやはり苦労している姿を見ているのですけど、こういう生活体験をすると、日本に戻ったら在日中国人を徹底的に苛めてしまいそうです。

 ウルトラマンにしても、ちゃんと日本に著作権料を払っているわけじゃないでしょうしね。僕らが買ったのも日本語の海賊版ですから。JETROが日本のコンテンツを中国に販売する方向で熱心みたいなのですが、別に相手にしなくても良いんじゃないですかね。金になると思えば中国側が勝手に権利無視して導入してしまいますし、権利そのものでお金を稼ぐ仕組はこの国はまだ当面は難しいですから。
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日本ツアーで食い物にされる中国人観光客

2009-06-29 | 日本・日系企業
22日、日本の華字紙は、日本ツアー帰りの中国人観光客から「食い物にされた」「ぼったくられた」との苦情が殺到していると報じた。原因は中国の旅行会社の悪質な体質にあるようだ。

「ツアー代は4680元(約6万5000円)だけだったのに6日間でほかに4万円以上もかかった」「話と違う。もう日本に行きたくない」―日本を訪れた中国人ツアー客からこんな苦情が上がっているそうだ。例えば秋葉原。記事はツアーを引率する中国人ガイドと「怪しい免税店」が結託して中国人客を”食い物にする ”構図を紹介した。客はガイドが指定した店でしか買い物が出来ない。「ここが秋葉原で一番安い」とアピールするガイド。だが実は、通常よりかなり高い値段が設定されている。商品説明をする店員の横で「次に行くから早く」と促すガイド。そのうち、レジの前にはあっと言う間に長蛇の列が出来た。

視察で来日したビジネスマンの陳さん。中国の旅行会社の手配で有名な温泉地の「最高級ホテル」で「最高級の懐石料理」を堪能するはずだった。だが、そこで日本人客と明らかな差別が。日本人には出来たてのものが一品ずつ出てくるのだが、中国人客にはまるで作り置きしていたようなものが並べられた。そこで陳さんが苦情を言うとホテル側は即座に謝罪。夕食を無料にする「お詫び」まで付いた。しかし、実はホテル側は旅行会社の手配に従っただけ。陳さんは「日本のサービスは晴らしい」と感嘆していたhttp://news.livedoor.com/article/detail/4215647/

⇒だいぶ前に香港で同じような事が話題になっているのをご紹介した記憶があるのですが、中国人の個人旅行を前にこういうことが起きているのだなと始めて知りました。

 でもまぁ。。確かに中国の旅行者は悪徳ですが、ツアー料金を見れば参加する中国人にも本来は問題があるはずなんです。知らないから無理も無いという面もありますけど、中国から日本への飛行機代込みで65千円で一流旅館にに泊まれること自体がおかしいでしょ、普通。

 中国国内で旅行会社のツアーに参加したのは、たった1回日帰りで蘇州に行った事があるだけです。有名な観光地は30分程度で切り上げ、おみやげ物屋と、類似の名物展示館に2ヶ所行く物で、正直良い物ではなかったですね。

 香港ツアーにおいても、旅行会社は必ずおみやげ物屋をアレンジし、ガイドも積極的にお店を紹介します。おみやげ物屋のバックマージンが主な収益源になっており、それゆえに低価格のツアー料金を提示できるのです。そういう行為に対して非難の声が上がっているのですが、裏を返せば中国のビジネスがひたすら価格競争に陥ってしまうことに原因があるのだと思います。是はまた、中国人がひたすら安いものを求める傾向が強く、その為に質が悪い物を買ってしまう、ということになりますので、単純に業者が悪いとかの問題ではなく、中国の文化の問題ともいえるでしょう。

 さて、日本人の私が日本に帰国すると、格安チケットを購入しても上海成田往復で安いときで4万円。ホテル代も安いビジネスでも6日も止まれば4万円程度。カプセルでも2万円前後ですか?65千円というのは、チケット代+カプセルホテル代にしかならず、移動のバス代、食事代なんて出ませんよね。まぁ団体だから安いのでしょうけど、同じ価格で東京ツアーがあれば私も出張時に使いたい所です。ホテル代込みにすると地下鉄の移動人食事代だけで一日1万円はかかるはずですから。

 まぁ、こういうことも事前に調べず、この程度でボッタクルと騒ぐ人は気持ちは解るけど、どうせお金は落とさない客でしょうから、別に二度と日本に来なくてもよいよと冷たく回答したいと思います(あくまでも個人的には)。

 こういう業者がいるから日本が悪く思われるとか、思わず善意になって考えるかもしれないですけど、結局観光客誘致は日本に対する見識を高めてもらう事と、日本に金を落としてくれることにあるのだと思えば、不必要に多数の外国人旅行者を呼びこんでもしょうがないんじゃないですかね?

 日本の観光業界は不況から中国人の誘致に必死のようですが、現実に彼らが退去してきた時にどう対応できるのでしょう?既に減りかけている日本人の観光客は中国人が占めた場所には行かなくなると断言できます。どう考えても彼らの習慣になじめる日本人は極めて少ないでしょうから。それでも生き残りの為に誘致をするという姿勢は評価できますけど、実際に大挙して中国人が来る時を想定した対応も必要でしょうね。旅館は外人専用にするとか、建物を別棟にするとか、風呂をどう管理するかとか。レストランのメニューや価格の見直し、等等。
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中国コカコーラM&Aをやめ、独自で成長を目指す

2009-06-28 | 中国ビジネス関連
 コカコーラは中国でも人気が有るのですが、今年始めにジュース部門の強化の為に2400億円で中国企業を買収しようとした所、中国政府より独禁法違反に該当するという理由で買収自体を拒否されました。

 その影響でしょうが、ジュース市場に関しても今後はM&Aよりも自社で投資をして成長を目指していくそうです。また、一時は中国国内の株式市場への上場計画を持っていましたが、この計画は止めたそうです。

 コカコーラと中国最大の農業製品企業COFCOとの合弁企業であるCOFCOコカコーラ飲料公司は、新疆自治区のウルムチに16億円で新しいボトリング工場を建設し、この施設は毎年5億本のボトリングが可能だそうです。また、江西省の南昌でも別なボトリング工場が竣工したそうです。



※この記事の続きは有料となります⇒中国市場進出/販売実践会

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中国企業がラオックス買収

2009-06-27 | M&A

Suning counters Gome with Laox deal

Suning will buy a 27.36 percent stake in Japanese retailer Laox for nearly 60 million yuan. [CFP]

 中国の家電量販業界大手の蘇寧電器集団(江蘇省南京市)は24日、南京で記者会見し、経営再建中の日本の家電量販店ラオックスに27・36%を出資して筆頭株主になると発表した。

 さて、中国側の報道を意訳します。http://www.chinadaily.com.cn/bizchina/2009-06/25/content_8320504.htm

 中国No1の家電チェーン国美(昨年創業者兼社長がインサイダーで逮捕)が増資を発表した2日後に第二位の蘇寧が日本のラオックスの27.36%を8億円で購入し参加に収めた。是により、中国の家電競争は激しくなるだろう。

 この買収は、蘇寧の海外進出の推進に貢献するだろうと、蘇寧の社長は語る。今年始めには、蘇寧は、海外進出をコミットし最初に香港に出ると発表していた。そして、今年末に海外に10店舗を展開するとしていた。

 蘇寧としては、ラオックス買収に伴い、まずはラオックスを再び利益を上げる会社にすること、ラオックス店舗網を通じて中国の家電を販売する事を狙うそうです。アナリストの評価でも、買収価格が安かったことを前向きに捉えて評価しています。財務的に蘇寧二影響が少なく、ラオックスの企業管理手法や商品の展示法、サービスレベルなどを吸収できるという判断のようです。
 蘇寧は、昨年末で全国に850店舗を展開しており、今後も第二級都市への店舗網の拡大と物流施設構築のために400億円ほどの資金調達を発表したところだそうです。一方第一位の国美は、全国に1300店舗を展開し、特に第一級都市では市場シェアの40%を占める。

⇒さて、日本の家電小売数社がラオックスを吸収しようとして止めました。最後に拾ったのが中国企業ということになります。表面的な買収の理由は上記の通りで、中国企業が日本で中国製品を販売する事と、日本のサービスレベルの吸収が狙いという事です。

 本当かな??

 2000年代になって完全に負け犬となったラオックスの店舗運営のノウハウなんて正直知れているのではないでしょうか?サービスレベルは中国企業よりは数段上でしょうが、コスト意識の高い中国向けに日本のサービスをお金をかけて取り入れても価格には簡単に9は反映できないでしょう。中国製品が日本で売れるか?現在世界ではトップを争うサムソンやLGという韓国の家電が日本でどれだけ売れているでしょうか?世界では本田より販売量の多いという現代自動車の日本での販売量は知れて居ますよね。

 依然見たレポートに、中国企業の海外進出の目的は、海外で勝つことよりも海外に進出している事により中国国内で国際企業というブランドイメージを高め、国内市場で勝つことと記載されていました。

 多分、蘇寧のラオックス買収もその線に沿っており、別に日本のラオックスがちゃんと再建しなくても日本企業を子会社に持っているという事で国内の消費者に強みを訴える一種の広告宣伝費なんじゃないかと思います。それなら8億円は捨てても安いですよね。

 今後、蘇寧がラオックスの業績をどう改善していくのか?基本的には日本では拡大というより先ずは採算の向上というほうに目が行くのじゃないでしょうか。中国的なドライな経営法をそのまま導入できるかどうかは大きな疑問ですけど、色々問題が出てくるような気がします。
 
 少なくともラオックスの今後に関して、へんな期待は持たない方が良いのじゃないかと思いますが如何でしょう?

 まぁ、もしかしたら日本の家電やデジタル機器を中国に販売する仕入れ拠点としては使えるのかもしれませんね。日本製の最新危機をを蘇寧の店舗に増やせば国美との差別化には使える可能性は有ります。
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昨夜広東省でネットが使用不能に

2009-06-26 | 中国経済関連
 香港の報道によれば、昨日広州、シンセンを含む広東省の大部分でインターネットに接続できなかったそうです。上海も接続にトラブルが起きたとの事。僕らも昨日の夕方頃は接続が遅くて、またかと思っていたのですが(1MのADSL何ですが、時々遅くなります)理由があるようですね。

 広州やシンセンでは電話の番号案内のサービスも止まってしまったようです。

 中国電信は、最初はルーターの技術的トラブルとコメントしたそうですが、その後は昨夜遅くには回線が回復したというだけで、理由や、そのトラブルの規模などに付いてはその後何も報道していないようです。

 ITアナリストによれば、政府の検閲ソフトのアップグレードが影響していると語っているそうです。唯、このタイミングが丁度中国国内でグーグルのGmailを含むサービスが止められた直後だけに、かなりネチズンの怒りをかっているようです。

 先月には内陸部の5つの省で、ハッカーの攻撃でネットのトラブルが発生したようですね。
 http://www.scmp.com/portal/site/SCMP/menuitem.2af62ecb329d3d7733492d9253a0a0a0/?vgnextoid=b5a86ecd29812210VgnVCM100000360a0a0aRCRD&ss=China&s=News

 まぁ、中国のネットの状況という事で、ご紹介いたします。どうも、まだ回線が不安定のようで、この香港のサイトへも一度は接続できませんでした。

 景気は回復したと政府の報道がある一方、多くの企業はまだ経営に苦しんでいるとの話もあり、日系企業にとどまらず従兄弟の勤務する米中合弁企業も幹部は運転手付き自動車を配車されていたのですが、それが運転手抜きで自分で運転するようになったそうです。彼は上海では運転できない(カナダ系)という事で車を断りその分タクシー代を会社が負担する形になったそうですね。

 わかんないですね、今現在の中国の景気や社会の実態は。
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生活関連企業、海外販売が国内を逆転

2009-06-26 | 日本・日系企業
生活関連企業、海外販売が国内を逆転へ ユニクロなど

 生活関連の大手企業が海外事業を急拡大している。ファーストリテイリングは衣料店「ユニクロ」事業で年100店のアジア出店を続け、2013年に売上高の内外比率がほぼ同じになる見込み。ユニ・チャームは09年度に最高の海外投資を実施、12年度にも海外売上高が国内を逆転する。国際競争力のある事業をテコに、少子化で縮む内需依存からの脱却を急ぐ。ファミリーマートも海外店舗数が近く国内を抜く見通しで、新興成長市場に軸足を移す動きが内需型産業で加速してきた。

 ファーストリテイリングの計画は柳井正会長兼社長が明らかにした。3年以内にタイ、マレーシア、ベトナム、インドネシア、フィリピンに進出し、アジアだけで年100店を出店する体制を整える。欧米で同業のM&A(合併・買収)も視野に入れているが、アジアは「低価格・高品質」を武器に市場を開拓する。(07:00)http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20090625AT2F2404124062009.html

⇒日経新聞の記事ですが、当ブログでご紹介したとおり日本は人口減少の時代に入っており、15-65歳の労働人口に関しては今後10年で800万人くらい減る=所得の有る人口の減=消費者市場の減、となりますので、従来国内市場をメインに活動してきた生活用品関連の企業が海外市場を目指すのは当然の動きだと思います。

 そして日本=イエローブランドの活躍しやすい市場といえば、やはり欧米よりアジアが対象になるでしょう。一方従来国際化に疎かった企業が多いので、かってメーカーが層だったように苦戦もするでしょう。自動車や家電のような従来から日本を代表する企業は、アジア市場もまずは生産拠点の建設、それから進出国市場への販売という流れができますが、海外に生産拠点を持っていない企業にとっては始めてのチャレンジになりますね。また、生産拠点の場合は対象市場が日本や先進国なのですが、販売拠点となると対象国各国の様々な制度や、文化に対処する事が生産部門より重要になることでしょう。

 でも、やらないといけないんですよね、この挑戦。

 ユニクロやユニチャームは中国でも健闘しています。最近調べた所、中国での昨年まではベビーケア製品のトップ企業は本村エンドジョンソンでシェアは60%を超え、シャンプーも北京と上海ではP&Gがシェアの2/3を握っています。アメリカ企業はここまでやってるんですよね。日本企業はそこまで目立つと、いろいろ裏からたたかれるリスクが大きくなりますが、もっと成長できる余地はあるはずです。

 そして、中国に拘る必要も無いでしょう。タイ、マレーシアは十分に日本製品の市場になるはずなんです。

 あ、でも低価格高品質というユニクロの言葉はそのまままは受け取れません?価格では韓国香港中国の企業には負けるでしょう。最近買ったユニクロと似たような香港ブランドの服はユニクロより質が良いような気がしますし。どの国も中国ではないにしろ欧米系の企業、アジアの企業との厳しい競争を勝ち抜かないといけませんね。


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グーグルとの接続停止

2009-06-25 | 中国ビジネス関連
http://www.chinadaily.com.cn/china/2009-06/25/content_8320061.htm

 中国大陸では、昨夜9時以降2時間以上もグーグルの英語サイト Googole.comへの接続ができなかったようです。中国法人のGoogole.cnのアクセスはできたようですね。また、今確認した所、Google.co.jpも問題なく使えます。



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中国ペット用品ニーズ

2009-06-25 | 中国ビジネス関連
 サーチなの記事を:

20代女性の半分が欲しいと思うモノ
【調査ニュース】 【この記事に対するコメント】 Y! 2009/06/23(火) 18:23
  ネットリサーチのDIMSDRIVEは23日、ペットに関するアンケート結果を発表し、飼っているペットは犬が46.0%、猫が31.9%で犬派が多く、また8割の人が「癒されている」、4割の人が「家族の会話が増えた」と各々回答したことがわかった。


※この記事の続きは有料となります⇒中国市場進出/販売実践会

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「富は三代続かず

2009-06-24 | 中国の社会・文化・歴史等
私営企業の95%が「富は三代続かず」の宿命=次代への「勤勉」承継が難しく―中国

2009年6月22日、中国青年報は、「富は三代続かず」が中国で普遍化している原因を分析、特に子女教育に大きな欠陥があると指摘した。

ある調査によると、改革開放以後、中国の私営企業数は300万を超えたが、後継者問題によって95%以上の私営企業が「富は三代続かず」の宿命を逃れることができないという。富豪の子弟のうちわずか10%だけが父母の人格や向上心、勤勉さを受け継いでいるとの研究結果もある。1代目が築いた富を、孫の代まで待たずして子の贅沢三昧で使い果たしてしまう現象は、中国では普遍的だ。

 同紙は、その最大の原因は子女教育の失敗にあると分析している。子には苦労をしてほしくないと考える親が、必要以上の金銭を与えてしまい、働く苦労を知らない子供に浪費の習慣だけはつけさせてしまう。裕福な中国家庭では子供を海外に留学させるのが一般的だが、一部の金持ちの留学生の浪費ぶりには目を疑うものがある、と同紙。ある資料によると、留学生の平均的な生活費は10万元(約140万円)ほどだが、100万元(約1400万円)、200万元(約2800万円)も生活費にかける「セレブ」もいる。http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=32673&type=

⇒日本でもおんなじことが言われていますよね。お金持ちになると子供を甘やかす事例のほうが多いのだと思います。

 日本と異なり中国では、相続税も贈与税も無い為、親は成人に子供には何でも与えてしまうようです。留学費用もそうですが、家や自動車を親が買うのはお金持ちに限らずかなり一般的です。

 ここで記載される大金持ちって実は周りにはあまりいませんが、一人はマンション沢山持って遊び歩いています。もう一人は妻の従兄弟なんですが、中小企業の経営者が親です。彼女はそこまで派手ではないですけどリーバイスのジーンズが安いという感覚ですね。日本に居たとき、そして今もファンケルとか資生堂とか、ひいてはお米まで買って送ってくれと頼まれます。まぁそれは良いのですが、問題かなと思うのは、彼女の子供はアレルギーらしいのですが、既に3歳になるのにでほとんど家から出ていません。益々健康に悪いのじゃないかと妻と一緒に逆に心配しています。

 もう一つは、お金持ちはやはり企業経営者が多い筈なんですが、中国の場合資本と経営の分離が非常に難しいと思われるところです。とにかく一族しか信用しないため、使えない事が見えていても家族を使おうとする。香港企業でも同族企業ばかりなのは中国人気質なのだと思います。企業としての永続性を担保するための昔の日本の財閥の番頭さんのような制度は成立しがたいのかもしれませんね。

 まぁ、上海人を見ていると。。最近妻の友人が何人かリストラにあっており、夫婦が失職した子に関しても、妻は妻の実家、旦那は旦那の実家、子供は妻と一緒に妻の実家で育てているとか我々からするとかなり奇妙な生活を送っており(此処まで行くと珍しいですが、夫婦が仕事が終わった後どちらかの実家で食事をして帰るというのはかなり一般的です)、旦那は再就職先にはバックグランドが無いけど給与の高い銀行への職だけ求めて全く決まらない状況。嫁さんの方も、しばらくは遊んでいたいみたい。

 ここ数年は、上海は就職という面では日本のバブル以上の好景気が続いていたからでしょうが、仕事に対する意識も非常に低い様に見られます。まぁ、この国は田舎にいるハングリーな子たちがまだまだいるのでしばらくは平気かもしれませんけど、有る程度経済発展してまだたった10年のこの国の状態で、色々非難を浴びる日本の現代っ子以上に独立心の無い今の上海の20台の子達を見ると、こりゃこの国は早晩終わるなと思わされます。それより下の年齢になると、親の世代が比較的豊かになっていますので、本当に苦労を全く知らないでしょうから。。

 高齢化の始まる2030年まではもつと思っていたんですが、駄目だろうなぁ、こりゃ。

 ひたすら記憶だけの過剰な詰め込み教育に加えて、散々甘やかし、全ての悪い事を他人のせいにする家庭内教育。。。。


 徹底的に人間の屑を育てているのではないだろうか。
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グーグル中国のサービスの一部停止

2009-06-23 | 中国経済関連
グーグル中国の一部サービス停止=長引けばユーザー離れも―英紙

 2009年6月22日、英フィナンシャルタイムズは、中国当局によるグーグル中国への海外サイト検索サービス停止命令は中国進出4年間で最大の打撃になると報じた。停止期間が数日以上となればその影響は計り知れないという。中国新聞網が伝えた。

 18日、中国インターネット違法・不良情報通報センターは、グーグル中国がアダルトサイト、低俗サイトのフィルタリングを十分に実施していないと公開で譴責した。海外サイトの検索及び関連する検索キーワードを提示するグーグルサジェストの一時サービス停止処分が科せられた。

 23日現在、グーグル中国ではなお海外サイトの検索は可能となっているが、グーグルサジェスト機能は停止している。グーグルはサービスの見直しをすすめ、すでに多くの問題を解決したと発表している。北京のインターネット調査企業・アナリシスインターナショナルによると、ここ1年間でグーグルのシェアは急増、今年第1四半期には30%を突破した。同社は「もしサービス停止期間が数日以上続けば、業務に多大な悪影響を与え、ユーザー数の急減につながると予想される」とコメントしている。(翻訳・編集/KT)http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=32702&type=

⇒数日前に中国政府が、グーグル中国のサービスがポルノサイトへの接続などができることを理由に、海外サイトへの接続を停止するという報道がされていましたが、今日現在でも日本のサイト検索は可能です。

 今年は、チベットや天安門事件、建国記念60周年など等さまざまな行事があり、そのための報道規制を強化する事が中国政府の目的といわれていますが実際の所どうなんでしょう。

 上記の記事で興味深いのは、以前は百度が中国の検索エンジンのスタンダードだったのですが、グーグルがシェアを戻して30%まで来ていた所です。CNNICの調査を見た所、グーグルのユーザーの方が学歴が高い人が多く、大学卒業者の使用する検索エンジンは50%を超えていたことと合わせて、中国でECをする時の広告に関しては、百度よりグーグルのSEO対策が重要かなと考えています。

 百度は、検索上位表示サイトはほぼ全て広告費を払ったサイトになっていますので、逆に言うと変にSEO対策にお金を掛けるよりも、単純に百度に広告費を払った方が面倒ではない。一方グーグルのユーザーの方がネット販売の顧客としては有望なだけに、こちらは真面目にSEO対策をする必要があるだろうという考えています。まぁ、最近一部のアイテムに付いては独自のサイトを作ってみましたので今後試して行きますけど。

 でも、海外のサイトが使えないとなると確かにグーグルのシェアが落ちるかもしれませんね。困るなぁ。中国人も教養度が高くなると今の百度の検索結果の仕組みには不満を抱き、それがグーグルのシェアを高めているのだと思いますし、このサイトに記載の通り不祥事も影響していたようです。http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=29012中国政府は外資が嫌いなんでしょうね。
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