日中越境EC雑感

2008年に上海でたおばおに店を作るところから始めて、早もうすぐ10年。余りの変化に驚きの連続

のらくろという漫画をご存知ですか?

2017-06-28 | 中国経済関連
のらくろ上等兵 (1969年)

ある程度年配の方しか知らないと思うけど、のらくろ。

先日実家に帰った時に子供の頃かったのが7冊あり、息子が興味を示したので持ち帰ったうえに、かけていた3冊に続編5冊をアマゾンで買って眺めてみた。戦後書かれた続編の単行本が糞高いのですが。

僕が持っていたのは昭和44年刊なので、小学校の4-5年の頃に見たのかな?何がきっかけでこの漫画を読みだしたのかは記憶がないのですが、当時はて気に入ったので実家に残っている唯一の漫画だった。その頃の値段で680円していますので安くはない。小遣いをはたいて買っていたんだと思います。おっちょこちょいでかわいいキャラのの野良犬が軍隊でどんどん出世していく成功談ですね。

 

全10巻のうち、7巻くらいまでは結構純粋に子供向けの内容で,サルや河童、カエルとの戦いはあるけど、まぁかわいいかなという感じ。昔の言葉使いなので読みにくいけど、別に息子が見てもいいんじゃないのかな。8-9巻は原本の発売時期が昭和12年以降なので、明らかに日中戦争を背景にしている。

クマ(ロシアだろうな)にそそのかされた豚の国(中国)が羊の国(満州)を遅い、そこに犬が羊の保護から豚と戦ってかつという。古いなりにギャグが一杯で、トンカツ将軍って蒋介石の事なのかなと思いながら見ていたけど。豚京城とか3つ落とすけどそのあとのちょうちん行列とか南京陥落あたりでこうだったんだろうね。


戦後編は昭和33年から56年ころまで続いていたんだ。サルとの戦争で合意して軍隊は解散、色々転職しながら最後に結婚するまで。確かに子供の頃丸という雑誌で見たことはある。でも自分が生きてきた軍隊が無くなり、色々な職業に就くけれど失敗ばかりでなかなかうまくいかない。連隊長や中隊長は社長や議員になってそこそこの社会的地位を得ている。元部下が経団連の理事になったり、プロレスのスターになっている。のらくろ自体は無事に喫茶店のオ-ナ-になり、好きな雌犬と無事結婚するというところで大団円になるんですが、これも元軍人の戦後の苦労を表しているのでしょうね。作者の田河先生もいろいろ思う事がありながら書かれたのじゃないでしょうか、決して楽しい話とは言えないです。

 

 中国がらみの仕事をしていますと、どうしても旧日中戦争や太平洋戦争に関する話題が出てきます。日本が過去中国や韓国で何をしてきたのか、悪い事ばかりだったのか、それともよいこともしたのか。まぁよく見えないことも多いのが実態だと思います。こののらくろが少年画報に掲載されたのは昭和6年から16年。満州事変の起きた年から、太平洋戦争が始まる直前まで。子供向けの漫画ですので、どこまで政治的意図があったのかは疑問ですし、内容的に軍隊、特に帝国陸軍をほめたたえるような内容でありながら軍部からは反感を受けていたという。今なら十分に愛国教育とか軍事教育っていうカテゴリーに入っちゃうと思うのですけど。
 

 日中戦争開始後になると、やたら節約、ぜいたくは敵だ、お金は軍備に充てようとか、兵隊さんへ慰問袋を送ろうとか、後方支援色が強くなっている。既に日本は経済的に厳しい状態だったことがうかがわれる。一方で、動物に戯画されている他国に、アメリカとかイギリスは見当たらない。あくまでも本当の敵はクマ=ロシアというところが見えて、日清以来の日本の仮想敵国はロシアだったのにと思わされます。台湾が出てこないのに、朝鮮が同じ犬というのが少し興味深いところです。多分に二等国民扱いをしていたのだろうと思いますが。当時はアジアに対しては日本が保護しないと全部欧米の植民地にされてしまう、そういう意志が強かったのでしょうね。まぁ実態としてもそうだったと思いますが。

 最後の刊はのらくろが満州に行って鉱山開発をするんだけど、これまた若い子は大陸に行かなきゃって結構あおっている。で、豚、羊,ヤギ(モンゴルかな)、なんと朝鮮は同じ犬で完全な同胞として位置づけられている。5族協和をこういう風に描いていたんだね。その後の悲劇を考えると、こののらくろを見て満州に行った子がいたとしたら。。

 

 でまぁ、この漫画昭和16年の秋に軍部の指導で終わっているんだよね。今の感覚だとどう見たって戦争あおっている面もあり(言葉としては、平和を愛し戦争はすべきではないというところがでてくるが)、かなり軍国主義教育的な色彩が見られるんだけど。それですら甘いという時代に入ってしまったのか。

 

 戦前の日本がどういう国だったか、当時の子供漫画を見ても色々と見えるところがあります。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
講談社
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AIが政治や経済を救う時代が来るのかな?

2017-06-28 | 日本・日系企業

 昨日NHKで、AIは脅威か好機かという趣旨の番組をやっていた。深夜だったので再放送かもしれない。

 

将棋で佐藤名人がボナンザに敗れたことがメインに取り上げられ、その中でも開発者が人工知能がどういうロジックでこういう手を指すのかが解らなくなったという発言があり、それを意識したのだろうか、他にも人事評価をAIが行うのだがその判断基準が示されないので理由がわからないという形で報道されている。

 

正直自分の頭では理解できないことで、いきなり結論を出されたら普通の人間は戸惑ってしまうし、そこに大きな不満や不安が発生するのではないかと思う。AIが神に近い存在になってしまうかもっていう不安と、AIにより人間の能力がもっと伸びる好機ととらえるかでその印象、運用、開発なども大きく異なってくるだろう。

 

個人的には年齢を重ね、色々な人と交渉事をしていて見ると、国民性や所属組織、個人の社会的背景などまで見てみると、人間の思考法には一定のパタ-ンがあるだろうとはうすうす気が付いてくる。だから、今でいうビッグデ-タを上手く分析すれば、AIが出してくる結論に従う方が効率的な面が多いだろう。ただ、その類型化できないパターンをどうやって拾えるのか等はとても気になるけど。

 

昨日の番組の中で一番興味深かったのは、韓国の事例。歴代大統領が汚職やらなんやらで逮捕されたり自殺したり、ろくなことが起きていないことから政治にAIを活用しようというプロジェクトが動いているそうだ。まぁ、一つの国だけでAIを運用できたとしてそれがどこまで有効に機能するかは疑問な点でもあるが、昨今の加計や森友問題、そして安倍政権になる前の民主党政権のあまりのひどさを顧みると、まず日本の同じ取り組みをしてほしいと思う。

 

昨日ザクッとウィキの歴代内閣という項目から拾ってみたのだが、日本の明治以来の内閣の平均年数と内閣総理大臣の在位平均年数。第二次内閣とか第三次内閣とかが発生するので、内閣そのものより内閣総理大臣の方が長くなる。

内閣平均寿命 内閣総理大臣平均寿命
明治  1.71     3.43
大正   1.36      1.88
昭和戦前 1.11      1.33
昭和戦後 1.55      3.00
平成    1.17     1.69

どなたかが調べられた他国の状況は以下の通り。日本は2011年より後だと野田さんと安倍さんの2名追加か。

※まず1989年から2011年までの各国歴代首脳の人数。
日本       17人
フランス      3人
アメリカ合衆国   5人
イギリス      5人
ロシア       4人
ドイツ       6人
イタリア 4人
カナダ       5人

 

 いかがだろうか?平成に入ってから自民党55年体制が崩れたこともあり、政治的な混乱が続き、首相がころころ変わるという印象は強い。実際にも内閣は平均1.17年。総理大臣は小泉さんと安倍さんが平均を上げているけど、それでも2年にも満たないというこの事実。そしてこの表を作るまで認識していなかったが、短命政権が多いのは戦前の軍部介入による混乱の時期だけではない。大正時代も2年以下。比較的安定しているような印象の強い明治、昭和の戦後ですら4年は無い。なんと短い事だろう?

 

 他国の状況については私が調べたわけではなく、ググった時に見つけた方のを記載しているが、平成元年から22年の間の先進国歴代首脳で最も変わったドイツで平均3年以上。まぁそれ以外も4年以上。政治的混乱の目立つ韓国も大統領制なので同じようなものではないだろうか?中国は実質人気年なのでまぁ3人。いずれにせよ政治の首脳がこれだけころころ変わっているようでは、日本の将来を考えるとかその具体的施策の実行なんてとても期待できない。まぁ現状はそうなのだけど、明治の初めや、戦後の比較的長い政権が続いた時代を除き、日本人は移ろいやすいのか、政治力学ですぐにぶれてしまうのか。その背景には世論というメディアのあおりもあるのではないだろうか。いずれにせよ健全とはとても思えない。

 

  日本が様々な面で行き詰っていることは、多くの日本人が認識しているように思える。一方で今今の痛みからは目をそらし、結果的に現状維持の選択をしているのが、今の国の政治であり、行政であり、多くの民間企業、そして個人の生き方の様に思う。久しぶりに日本に帰り、地方都市、大阪、東京とそれぞれ短期間ではあるが住んでみると、実に日本は快適な面の多い国だと思う反面、これは将来厳しいと思わざるを得ない。高齢化社会の到来や、少子化問題、それに付随する労働者不足や移民受け入れの課題。こんなものは少なくとも20年前には見えていた課題だが、この20年間国や行政は何の手も打ってこなかったし、今も有効な手を打っているとは思えない。いや、それどころか有効な議論が行われているとも思えない。

 

 一方で、加計問題などを見ても、安倍政権による不透明な対応についての非難の声はあるものの、その問題の起因が良くわからないで、目先の事実に対する非難で終わってしまっていることが多い。いや、これはなんでもそうで、東芝やタカタといった企業に関してもやはり表層的な問題指摘、対応で終わっている気がする。

 

 なんでそうなっちゃうのか。まぁそこには日本的なリ-ダ-選出システムとか様々な問題が絡んでいると思う。国民のレベルが低い。メディアの質が悪すぎる。いずれもその通りだと思うのだけど、だからと言ってそのままでいいという事は無いだろう。

で今後どう日本の将来を良くしていけるのかって事に関しては、現状では全く期待ゼロ、という人は僕意外にも多いのじゃないだろうか?本来なら自民一党から2党政治にというべきだし、確かにそういう議論があったことから民主党が政権をとったけど、あの酷さはさすがに今でも忘れられないみたい。またとんでもないのを党首に選んだので民主が民進に名前を変えてももう終わった政党という評価しかできまい。

 

で、思うのだけど。。。政治、それが内閣の運営なのか、もしくは内閣府にその機能を持つかではあるが、AIをいれたらどうだろう。そして行政。超大手クラスの大企業の経営。いずこも経営企画的な部門を抱えて入るのだが、政策提言や事業企画・計画という名前を持ちながら、ただの数字集めで終わっちゃっている事例が多いのではないかと思う。そして人間の政治力により結論はゆがめられてしまう事が多いように思う。本来リスクを分析し、リスクをマネジしながら利益獲得を目指す金融分野では、特にマーケットがらみではもう既にAIがジャッジして、人間はその重りをしているのに近い状態になっている。政治や行政には携わったことがないが、大企業の経営も本来は事業リスクをとって利益の獲得を目指すのが本誌であり、それは国家の大系とかって世界も同じだろう(利益を国民の福祉と安全と読み替えるのかもしれないが)。

 

そう考えると、この短期政権が当たり前になっている日本では、政治や行政もAIをさっさと導入し、そこで出てくる結論はメディアが国民に開示し、政治的意思決定は現政権に委任するけどチェック機能を国民が持てる形にしたらどうだろう?

今の日本に関して言えば、国家が担うべき数少ない責任のうちの一つ、防衛をアメリカに依存しているのだから、全部依存してもいいんじゃない?

 

人間がハンドルできない、という事で怖い面もあるけど、どうも日本に関して言えばそっちの方が良いのじゃないだろうか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2011年も終り。今年も日本は首相が代わりました。首相が代わる度に、そしてワイドショーが首相を取り上げる度に日本の首相は1年でころころ変わると言われます。実際、私が物心ついてから何人首相になったのかさっぱりです。そこで今回は1989年…
gogatuageha.hatenablog.com
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息子の転校と移民問題

2017-06-22 | 日本・日系企業

日本では、少子化問題とそれに伴う若年労働者の不足から、移民受け入れの検討が色々な分野で行われています。移民については国内でも賛否両論、どちらかといえばネガティブな意見が強いように思います。

最近でもフィリピンから介護人材にとどまらず、家政婦さんを受け入れるようになったという報道をテレビで見ました。

 

現実には特別永住者を含めると現在日本に滞在する外国人は約230万人。永住者と特別永住者を合わせるとうち100万人になります。人口比でいえば1-2%。

そして、近年国際結婚比率は下がってきているようですが、それでも結婚の中に占める国際結婚比率委は3%もあります。最近もダルビッシュ選手をはじめ、陸上のケンブリッジ選手、テニスの大阪選手、サッカーの酒井選手、大相撲の高安関等

スポーツの分野で活躍する混血の子は増えているように感じます(そういえば大鵬関も混血ですね)。

 

まぁ私自身としては、遺伝子の発展を考えれば私や妹同様国際結婚は悪いことではないと思いますし、移民も必要なら受け入れるべきだとは思うのですが、一方で業務を通してみる限り無差別な移民受入には反対ですし、日本では簡単に移民受入なんて言えないよと思います。また、気軽にそういう話をされる方についても、その本音はどこかに疑問を持っています。

2年半前に帰国してから私は単身で、愛媛の松山、大阪、そして今の千葉の新浦安と移動してきましたが、その間に息子と娘を体験入学という形で居住地の学校に受け入れてもらいました。最終的にこの5月から息子だけ新浦安の学校に転校させていただいております。

 

なお、私自身が小二と小四の時に転校した経験があり、正直自分自身の人格形成に大きな影響があったと思っています。まず息子が最近経験したことを記しますと。

 

息子は転校早々二人友人ができ、毎日遊びに行っている。上海で経験できなかった事なのでとても安心している。

先日私が不在時にそのうちの一人の家による8時までお世話になって食事もいただいたという事でお礼に訪問したところ、先方のお母さまから「ずっと遊んでくださいね、という言葉をいただき素直に感謝と共に違和感があった。

後で息子から聞いたら、その子は学校でいじめられて一週間くらい不登校になったことがあるらしい。もう一人の友人は昨年夏までは上海日本人学校でクラスは異なる」が同窓生。レスリングの関東大会で優勝するなかなかイケメン子なんだけど、その子も転校してからいじめられたとの事。

まぁ息子は上海でも浮いていたし、俺と異なり性格が優しいのですごく心配をしていたのだが、いじめられっ子3名が仲良くしているんだ。たった50人程度、二クラス、半分は中学受験をする環境だからまぁもうそれなりに存在感があるのだとは思う。

まぁ僕も小学校2回転校し、今でいえばいじめなのだろうか、とにかく毎日のように喧嘩をしていた記憶しかないのだけど、やっぱ日本は子供の世界でも外部からの流入者には厳しいのかな。この辺は新興住宅地で比較的親の所得レベルとかは同質だし、転校転入も多い(今年の6年も息子で3人目)ので平均よりは部外者受け入れになじんでいるはずなんだけど。

 
子供の発言のいじめという言葉が、メディアなどで取り上げられるいじめ問題のいじめと同じとは思いません。ちょっと変わった子、外からの新規参入者、まぁどこに行っても異分子として扱われるのは人の世の常だと思います。不登校というのも、そこまでひどかったのか、その子や親に問題があったのか、その場で実際位見極めないとなんとも言えないと思います。この学校に関しては、息子曰く、進撃の巨人に出てくる巨人みたいな顔をした子供がいる。でもいつも先生がそばにいて守っているという話をしておりましたので、おそらくその子の容姿は病気から来るものでしょうし、学校としてもちゃんとケアをしているという事でまぁ常識的というか、僕らの時代に比べればずいぶんと対応が良くなったのではないかと思います。
 
 
が、この異分子に対する対応に関しては、私自身も広島から東京に転校した経験、社会に出て転職したときの経験、30代後半から20年近く米中韓に滞在した経験などを踏まえて考えると、日本は特に異文子アレルギーが強いと感じます。まぁ、狭い国土の平地に人口が密集した島国ですし、わずか100面前までは小さな藩という準国家がたくさんあったわけですから、やむを得ない気質とも思います。母の強度でもある松山を含め仕事で地方の方と接しますと、必ずあなたは○○のご出身ですかと聞かれます。そして違いますと答えると、そこで一気に距離が開くようにも感じます。東京や大阪ではそういう経験はありませんが、たまたま以前からの知人のいた大阪でもやはり仲間内に入るか外かで随分と対応が異なるとの事。東京はさすがによそ者が集まった街ですので、地元意識は希薄ですがそれでも転職や転校、いや社内の転勤で新たな組織になじむところで苦労されたことがある方は結構いらっしゃると思います。
 
私自身の過去を思い前しますと、小二から小4までの学校では、ほぼ毎日のように喧嘩をしたり、漫画のようですが同級生の兄を含む上級生3人に体育館に呼び出されて殴られたり、正直ろくな思い出がありません。小4からは中学卒業まで同じ学区の学校にいたこともありだいぶ様相は変わりますが、転校時点ではやはり同じようにけんかばかり。こちらが強いと思われると5人がかりで両手両足を抑えられて殴られたりしました。まぁ7年もいると子供の世界で、あの時はこうだったよな、汚いよ、などとかわいい思い出話で終わって適当に仲良くはしていましたが、思い返してみるとひどい話だったなぁとも思います。転職や転勤も日本企業同士だとなかなかに難しく、一定の年齢とポジションを伴った場合はこちらから呼びかけることでまだ入っていけるのですが、下っ端だった最初の転職だけは未だに公開しています。
 
私の場合海外に接したのは、35歳で外資勤務、38歳でアメリカ、それ以降は日本企業に属しながら韓国を経由したのち2004年からもっぱら中国にいたのですが、こちらが年を重ねたこともありますが、様相はだいぶ異なるというのが正直なところです。中国や韓国は同じアジアの国であり、日本という国の地位が高いのでその分割り引く必要がありますが、それでも日本に比べれば転職というのが当たり前の世界です。日本は近年だいぶ状況が変わってきたと思いますが、なぜこれほど転職が少ないのだろうと思います。もちろんその背景には、会社のブランドが確立し、会社の名前や役職=その個人の価値という概念や、年功序列式給与制度や、社会保険制度などで同一組織にいたほうがメリットが多いという事はあると思います。
 
ですが、それに付け加えて外部からの参入者に対する組織的な防護意識が極めて高い民族なのではないかと思うところもあります。アメリカや中国などでは、外部人材についてはまずは受け入れるだけ受入、やらせてみてダメならさっさと切り捨てる。まぁ結果オンリーに近い文化がある。一方日本はなんでも和気あいあいと皆一緒になって進めていこうとし、それが美徳とされる。絆とかのスローガンを見るとどうにもそういう意識が強いなと思わされます。逆にその絆の中に入ってしまうといごごちが良い、優しく温かい世界だなと。
 
この最後の部分は、近年の日本の大企業における経営問題などの一面は解き明かせるように思います。、一度組織に入り同じ釜の飯を食った人間同士はお互いに傷をつけ合うようなことをしてはいけない。そしてそういう仲良しこよしの組織として目標に向かって一丸となる。そして組織のリーダーは目標を立てて皆を走らせるタイプではなく、まずその組織を仲良くまとめることができる人がなる。概ねオーナー企業以外はこういう組織が官民問わず多いのではないでしょうか?近年急にこのような組織になったのではなく、昔から日本ではこういう形態の組織が作られていたのではないかと思います。そういう意味では天皇陛下がその代表ですが、旧藩主家、オーナー家などがお飾り=バランサ-として組織の長にある方がまとまりが良いのかもしれません。人で作られた組織という表現ができると思います。
 
一方アメリカの民間企業では、まず組織として結果を求める人材を要求し、その結果を出せるか否かで組織に適合するかどうかが問われる。あくまでも組織が第一であり、組織の機能の一部として使えるか使えないかが個人の存在意義になる。
 
 
正直どちらが組織と個人の在り方として良いのかを論じてもあまり意味はないと思います。それは受け止める個人の意識の中の問題であり、選択肢があるならばいずれかを自分で選ぶとよい。正直私にはアメリカ型の方が性に合うのですが、それは日本人としては若干ずれているともいえるでしょう。
 
さて、日本人ですらこのように思うのですから、外国人はこういう社会に来た場合、このような社会になじめる人となじめない人が必ず発生するはずです。で、おそらくなじめない人の方が比率的には高いのではないかと思います。フィリピン人メイド受け入れに対する意見をテレビ報道で見る限り、言葉が通じない、もしくは全くの部外者だから家庭内の会話などで気を使う必要がないという意見がありました。ここは私も同意することで、日本人同士の噂話などで家庭内のことが外に漏れるのは日本人としては懸念するのでしょう。でもそれってその家政婦さんはあくまでも外国籍一時滞在者だからだよね?もしその人が完全に日本社会になじんだらどうするの?と思います。
 
 
若年層労働者がいないから移民受入。こういう主張をしている人も多くはこの程度なのじゃないかと思います。確かに閉塞した日本社会において、文化の異なる外国人が増えて池袋のチャイナタウンの様にベトナムタウンやタイタウンなどができれば、私的には面白いし遊びに行くと思います。でも圧倒的多数の日本人は、表に出さなくても陰湿に避けるか嫌うのじゃないのかなと思います。
 
日本でも海外通という人が結構います。でも数的には多くは海外に旅行に行ったり、2-3年滞在しただけ。正直まだお客様扱いの段階で終わっています。私の少ない中国経験でも、日本向け、日本人向けの経験と、中国人向けの経験では体験したことがあまりにも異なります。現地に留学し現地採用で働いていた日本人と、駐在で赴任した大企業派遣者とでは見る世界も全く異なるでしょう。そして私が見る限り意見の大きい移民受け入れ派の多くはこの表面しか見ていない人が多い。つまりリアル、ファクトを見ていない人が多いと思う事です。
 
少子化による人不足は確かに大きな課題でしょう。でも日本の組織や社会を徹底的に見直しタラ、多分違う問題が出てくるだろうと思います。移民受入は必要かもしれない。でもどういう人をどの位、どうやって受け入れるのか、もっと議論が進むことを望みます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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米空母ロナルドレーガンのスーパーホーネット発着艦の映像

2017-06-22 | その他

FBつながりの日経新聞の太田記者の、米海軍の原子力空母「ロナルド・レーガン」のビデオリポート。

 

南太平洋で行われた取材だそうですが、場所を考えると対中国というか、東南アジア諸国に対するプレゼンだと思いますけど、映像を見るとすごい迫力です。

 

2年半前に愛媛松山の実家の整理で日本に戻り、そのまま日本に一人で残っていたのですが、結構暇でやたら戦艦などの艦船プラモデル作成が趣味になり、その延長でこの一月ほどは飛行機モデルに手を出しています。

船は第二次大戦当時のものの方が好きなのですが、飛行機はゼロ戦や飛燕を作った後、たまたま米軍のF18スーパ-ホ-ネットを作ってからもっぱら現代の戦闘機ばかり。こういう兵器も見るだけなら非常にかっこいい。

 

たまたまこの映像を拝見しコメントを見たのですが、現代の技術というのは凄いとしか言いようがないですね。そして最先端技術は残念ながら軍事から始まることが多いという昔からのセオリーを再確認したような思いです。

第二次大戦当時の空母は、日本の赤城や飛竜などを見ても解るように直線の航空甲板。でも戦後ジェット機になったことからアングルドデッキという直線に重ねて斜めの甲板が付くようになっています。それは戦闘機の発着艦

の時の駐機スペースを作るためという事でしたが、この映像を見るとほぼ発艦と着艦を並行して行う事もできる様です。それに記者の感覚知という事ですが発艦はわずか2分おきにできるとの事。70機もこんな水準で飛ばす

事ができるというのは驚きです。

 

ところで、最近空母いぶきという漫画があるのですが、日本は航空母艦は不要と思っていました。空母ってまぁ国から遠くの地域で戦闘機や爆撃機を飛ばすというイメージが強いですよね。まぁ実際そうだと思いますが、最近

しったのは今のジェット戦闘機って飛行時間はわずか1-2時間。苦衷給油がない場合航続距離は500-600キロ程度しかないそうです。ということは。。沖縄から尖閣って400キロちょいあるので沖縄の米軍や自衛隊機は

苦衷給油なしで尖閣上空に行くと、防衛行動って多分10-20分位しかできないみたいですね。

 

もしそうなら、最近のヘリ空母も戦闘機を飛ばせるようにしないといけないのかなと思いました。まぁそういう事態は避けたいのですけど。ただ、蒸気カタパルトは原子力空母でないと技術があっても載せられないそうなので、

スキージャンプ方式か。。それにF35Bを新たに買わないといけないし、金はむちゃくちゃかかりますが。。

 

まぁ難しいことは考えずにこの映像は一見の価値ありです。

 

映像の編集がおわり、さきほどまず日本語版を公開しました。
先日、少しだけアップした米海軍の原子力空母「ロナルド・レーガン」のビデオリポートです。

こういう話は、文章で書くより映像で見た方が伝わりますね。

 南シナ海の某所を展開する米空母「ロナルド・レーガン」に日本経済新聞の太田泰彦編集委員が乗艦。離着艦で忙しい甲板や操舵(そうだ)室の様子をリポートする。
nikkei.com
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できない脳ほど自信過剰

2017-06-20 | その他

 

できない脳ほど自信過剰
クリエーター情報なし
朝日新聞出版

池谷先生の本が面白くてぶっ続けで4冊ほど読んだんですけど。まぁ現代脳科学の研究成果を分かりやすく書かれているのですが、この本の中では一つだけあげます。いや他にも面白い内容がいっぱい。

今年2月に発表された論文だそうですが、人類交配史の遺伝子地図帳というものがあり、世界中の民族から遺伝子を採取して分析したところ、過去4千年の歴史事象が明らかになったというところ。

中米マヤ民族にスペイン人の遺伝子が、しかも1670年ころから。モンゴル民族の遺伝子がアフリカの一部を除き世界中に残っている。それは13世紀、つまりモンゴルの世界征服の影響。

史実に残されていない交雑も見られるとの事で、その辺はとても面白いかと思います。原文探してみます。

で、日本人は目立った交雑の記録がないんですって。。

正直意外でした。日本人のルーツって、南から九州へ、北から北海道東北へと入ってきた。その後弥生文化の移民が何度か行われ最終的に入ってきた人が今の天皇家につながると、他の本では書かれています。そして、大陸の変動で百済難民は相当に日本に入ってきたはず。4千年のタイムフレームの中にはいろいろあったと思うのですが。

では仮説ですが。。みなま日本府は実在していた。少なくとも当時の新羅や百済と日本人は遺伝子的にもほぼ同じだった。彼らが変動により日本に来てまじりあってもそれは元がほとんど同じだから痕跡が残らない。

ところが現代韓国人と日本人にはかなりはっきりした違いがある。じゃぁ現代韓国人はどこから来たのか?新羅や百済が類似人種なら三国志の後の時代の影響は受けていない。党が滅びた5第十国の時代あたりからか。そのころ渤海や新羅も滅びていますし、高麗の王様は中国の出身みたいですから。契丹や金、遼等の圧力も受けていたはずなので、その辺で韓国人の遺伝子に大きな変化が起きた。まぁそう考える方が普通じゃないのかな?実際に肉体的には韓国人は日本人よりは大きいですし、中国の中の北方系に近いですもの。

近代史に拘るのもいいけど韓国ももう少し自国の歴史をちゃんと科学的に調べてくれないかな?まぁそれが実利として意味があるかは別ですけど。

また逆に、日本以外の国と比べると、過去色々なことが起きて入るけど日本は4千年も同じ人種でいられた世界でも極めてまれな民族なんだなぁと感心します。そりゃー移民受け入れなんて簡単じゃないわな。。

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移民大国のわけはないんだが。

2017-06-20 | 中国の社会・文化・歴史等

まぁシェアされたものの再シェアなのですが。。

在日外国人自体は、200万人くらいいるのでこの30万という数字がどういう根拠か不明だが。。。

日本ってものすごく非効率なことが多い。今日バイクの修理屋と車のディーラーに行くときにラジオ聴いていたら、平成の初めころでも活版印刷を使っていた新聞社があったそうだ。。さすがに今はないようだけど。まぁ、阿保かいなだよね。

AIの発展を待つまでもなく、今あるテクノロジー、またテクノロジーに合わせた業務や構造の効率化を本気で取り組んだら、政府、行政、民間、実は雇用は2/3から半分に減らすことですら可能ではないかと、個人的には思っている(思っているだけかもしれないが)。

結局雇用を守るために、すべき合理化を行っていない組織は実はいっぱいある。いや、そういう議論は実は20代のサラリーマン時代に社内でやったことある。もちろん、つまはじきにされたというか、知らぬうちに発表会の直前にプロジェクトリーダーを外された。技術屋には評価されたが、事務屋にはあいつノイローゼなんじゃないとまで言われ、その会社を辞める決心をした。

ネットすらまだまともになく、有線回線で通信を行っていた当時から比べれば今なら、とんでもなく変えられることは多い。まぁその非効率さは中国でも相当にあるので、必ずしも日本だけではないとは思うが。

そういや先日飲んだ相手、同じような仕事しているけど前の会社じゃ社内会議資料山のように島もきれいに作らないといけなかった(実際みたけど酷かった)が、今はそれがないので昼からでも酒飲めるという。俺も一人でやっていると、非常に効率が良い。資金があれば今の3-4倍までは楽にこなせると思う。まぁ商社みたいなものだからだけど。だから遊んでばっかりいる。でもサラリ-マン時代だと今日やった内業だって証票整理に倍以上かかるから、そこまでは無理。暇だからネットで仕入れなんてするんだ。

さて、それだけやって浮いた人は何をするのか。多分そこが問題なんだ。フィリピンからメイドさんを受け入れるようになったという。介護に次ぐのだけど、まぁそれは私自身にもテンポラリーなら雇いたいと思う。

日本に必要なのはトップレベル研究者?確かにそうだけどそれは難しいだろう。研究者どころかどの分野でもごく一部の業界を除き本当のトップがいるべき国ではもうないだろう。実は需要の大半は怠け根性と贅沢が染みついた日本人がしたくない3Kなんじゃないだろうかニートがたくさんいるのがホントなら、中国みたいにダブルワ-クする気があるなら、年金少なくて社会保障がないから働かなきゃいけないなら、きっとコンビニ店員はみな日本人ですむだろう。。肉体労働系は確かに特に地方では人が足りないとは思うが。

そう考えるとフィリピンからメイドって本当に要るの?日本人の低所得の専業主婦やヤクルトおばさんやっているような人たち。シッターや家政婦さんできるんじゃない?そんな豪邸に住んで常時雇うというニーズより、一日2-3時間、もしくは必要な時数時間という需要の方が多いはずだけど。

まぁそういうことを踏まえた移民政策にしてほしい。正直言えば今移民政策云々を言ってもそれ以前のビジョンも、対策も具体案も何もない。だから多分形だけの無駄なものにしかなりえない。

ところで、今80万人入るという在日中国人はどう行動しているだろう?研究者やItエンジニア、中国やアジアマ-ケティング、生産管理で活躍している優秀な人材はたくさんいるだろう。だがおれの周りには、日本語をほとんど解せず、中国語だけで活動し、ただただ日本企業にとってはブランド棄損を招く迷惑な事をする人がたくさんいる。日本人の雇用に貢献せず、税金もまともに払おうとせず。たとえ、彼らが普通の日本人以上に一生懸命働いてはいても。そういう人材は必要だろうか?不要だ。問屋と同様なければ無いで対して困らないのだ。

在日特権も色々言われており、本当かよってあきれることが多い。パチンコ屋の存在自体が不愉快でしょうがない。一方で、あ、こいつ優秀って思う子もいる。まぁ日本人同様玉石混交なわけだ。

知る限り、東アジア、韓国や中国の他国民に対する差別意識も日本と変わらず、人が減りそうというと韓国に加えタイや台湾か。中国はまだまだ人余りだろうから。

しかしこのリスト見るとドイツとイギリスは気になるね。スペインは住宅買えば永住権与えるってやって中国人が結構言ったし、カナダやオーストラリアは最近規制しだしたけど移民積極受入国。ドイツは国民はどう思っているんだろう?メルケルは賛成派だろうけど、例のヒトラーが現代に戻ってきた映画を見る限り国民の本音は相当に異なると思うのだが。

労働移民ではなく外国人材。人口減社会の前線で外国人との共生が進む中、政府は巧みな言い換えで正面からの議論を避けてきた。
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中国で大ブームのシェア自転車

2017-06-20 | 中国経済関連

中国で大ブームのシェア自転車。まぁユ-ザ-目線では便利とは思うが、これがビジネスとして成り立つというのかといえば正直疑問で、まぁバブルのあだ花で終わるか、JDの様に投資材料としてなんだかんだ言われながら生き残るのがいくつか出るのかと冷めてみてはいる。

 この記事の内容看ると重慶の子が5千万突っ込んで1000台で開始。まぁ投資が貰えなかったので大きくできず倒産という話。本人も儲かるというより公益という意識があったようなので、すでにそれなりに小金を貯めた人かもしれない。

 この業界昨年後半に投資ブームだったんですね。でこの子は昨年12月9日にアプリを開発して20日で完成。1月5日に300台で開始、2月末には千台に。

 原価が1台750元プラスその他設備や物流費で800元くらい。1万3千円位?まぁ資本金5千万円に対し発注量は1億3千万円位したんだ。まぁ買えたのはその1/10みたいだけど。

 まぁ投資を受けることを期待して動いていたんだね。4月には投資が無理と見てあきらめて、6月には整理。で回収できた自転車は数十台か。。

 まぁこの業界は厳しくて金の力がなきゃどうにもならんという。まぁそうだろう。

 良い点としては、この見切りも含めスピード感。わずか数か月で事業を開始してあっさり撤退。プロセスも含め物凄く速い。この辺は見習うべきものがある。

 が、この記事に載っている収益構造。。なにこれ??まぁこんなものだろうと思うけど。車両運行収入以外に広告収入を合わせて4年でわずか資本の4倍。。

 この数字良いと思いますか??これ計算式見る限り利益じゃなくて売上だよね。コストが自転車のみ。運行に伴う人件費はアプリ対応だからほとんど不要という事なんだろうね。

 ちなみに4年で4倍売り上げが上がるという事になると、月利では3%程度。まぁ大手商社の商売だよ。最近の在日ブローカーもこんな感じで回している子も多いかもしれない。大陸のタオバオとかの小売りでも、結構いるかな?

 でもそれで回ると思いますか?もちろん数百億円以上のお金があれば回るとは思う。それで金が集まるのだろう。でも儲かるのかというと、コンテンツと異なり設備投資とメンテナンスが必要なだけに厳しいんじゃないのかな?

 俺??そんな商売したくない。中国向け小売りや卸は金融と同じだって発想で、それに合わせた形態で動いているけど、幾らなんでもそこまで利ザヤ低くない。だってこんな利ザヤじゃ資本合っても何かトラブルが起きたら終わっちゃうよ。例えば船沈んじゃうとか、荷物抜かれるとか。向こうだって大きな天災が合ったりしたら、まずそこで終わる。会社を回すのが精いっぱいだと思う。まぁ多くの大陸流通業界がそうなんで、やむを得ないのかもしれないけど。

 いや-、中国ってこの金の力で面白いことをいろいろやってくれるし、あれだけ人件費が高くなっても競争過多から価格転嫁をあまりしないで相変わらずそこそこ品質のものを安く提供してくれる。だから、色々な意味で利用価値のある国だし、人が多いうえに社会格差が大きすぎるから金持ちは山ほどいる(貧乏人もこれまた驚くほどいると思うが)ので市場も無茶でかい。

 だけど、公共事業やゾンビ企業はもちろん、激しく競争する民間企業
見てると、30年後とかホントどうなっちゃうんだろうと思うよ。まぁ、日本人にだけは言われたくないよ、お前らもっとひどいだろうといわれると返す言葉もないんだけど。。
 
 わしの子供たちどうすんだろ。俺はそのころ生きてはいないだろうが、どっちも救えない状態になっている気がする。まぁ中国こけたら世界もこけるか。どこ行ってもおんなじかもね。

倒産した中国初代シェアバイクの顛末。

6月16日,摩拜宣布又获得超6亿美元融资。与此同时,重庆一家名为“悟空单车”的共享单车却撑不下去了。就在摩拜宣布巨额融资的三天前,悟空单车宣布停止运营。这让悟空单车成为行业首家彻底退出的企业。
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人口減少ね。。わるくないはずなのだけど。

2017-06-20 | 中国経済関連

アメリカでの雇用拡大をわめくトランプ政権下におけるアメリカ工場の現実。

 先月末に近所のIYが閉鎖し、駅前のイオンは来客増加を見越し織田のだろう。店舗改装と共に自動レジを増設した。元々夕方以降人が多くレジに並ぶ人が多かったが、自動レジを増設してもそっちも列ができる盛況。自動レジを使うインセンティブがないのにも関わらず。

 自動レジになる=レジ打ちのおばさんの雇用減少。サポートで20代くらいある自動レジに一人二人ついているけど。

 ICタグとその貼付作業のコストダウンが可能なら、いずれ自動レジすら不要になる。

 母親の家の電話は警戒電話というのか、まず相手の話を聞いてから電話をとるか否かの判断をするものを付けている。サギ防止目的もあるだろうが。携帯は俺は使い方がわかっていないが、フリーダイヤルずべて着信拒否にしてもかまわない。今の所はなす必要性があるのはバイク事故の保険やだけだ。となるとこういう電話営業自体が無意味になる。

 コールセンター?どこまで必要なんだ?テクサポ系は高齢者や素人向けは残ると思うが。でもスマホ世代の若い子には意味がないかも。チャットだもの。テレマなんてもう詐欺の片棒担ぐ業界っていうイメージになっちゃうんじゃないか?

 低コストの中国の人件費上昇で真っ先に他のアジアに行った業界はアパレルや製靴か、ナイキなんかその道で有名だが。この辺の手作業の必要性がよくわかんないけどアフリカ行くのもこの辺からだろう。結局機械化コストとロジやレントまで含めてどっちがコストが安いのかってだけで、低開発国に行くんじゃないか?

 宅急便などの物流業界も規制緩和、宅配ボックスもしくはコンビニ・空き家活用、ドローンや小型の無人自動車当たりがの技術が進めば相当に解消されるだろう。JRや船だって結局値段が高いから使われていないみたい。HKまでの船のコストを考えると国内船舶物流の小口向けコストはこれ何って感じ。鉄道もそうなんじゃない?JR地方なんて東京大阪からその件までの物流取ろうとして値段で競争できないのかね?ロングドライバ-に対する労働基準法みたいなの着ければ合うように思うけど。

 魚加工や農業などの一次産業の外国人労働者ニ-ズは良く見えないが、中小無理やりにでも潰して大手資本で集約していったらどうなんだろう?そこまでは人入らないのじゃないだろうか?

 まぁ世界人口も100億人くらいで頭打ちになるという予測もあるけど、単純ワーカーはますます減るだろう。という事は世界初の一定規模の経済国の少子化ってのは実に大きな実験の場になりうるのだが。

 米自動車産業の雇用がなかなか改善しない。多くの研究者が原因としてあげるのは、ロボットによる急速な生産効率化だ。だが、中西部の工場現場では、メキシコなどとの自由貿易を悪玉にする声があがるものの、ロボッ
nikkei.com
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