日中越境EC雑感

2008年に上海でたおばおに店を作るところから始めて、早もうすぐ10年。余りの変化に驚きの連続

中国オンラインビデオ業界の将来

2010-01-23 | 中国ビジネス関連
2007年の段階で、アメリカの通商担当者は中国に対して3つの課題を持っていた。
1.外国製エンターティメントコンテンツ(書籍、CD、映画、DVD等)に対する輸入制限
2.外国製書籍や音楽の電子配信の制限
3.外国製テレビ番組や映画、音楽に対する国内配布に対する、強い政府の指導。

 この2年でこれらの点は大幅に改善されてきた。WTOはこの12月に中国政府の各種制限を見直すように求める裁決をした。中国政府は30日以内に回答を求められているが、これは中国にとって痛みを伴う物だろうか?一部はそうかもしれないが、中国のオンラインの事情を見てみるとヒントが出てくる。

 中国の国際機関への加入は、国内、海外問わずに知財保護を行わなければならない。しかし、インターネットは長い間山塞(コピー)コンテンツの天国で、新米ユーザーでも簡単にアクセスできる。ビデオサイトは、国際的な著作権を無視しており、今現在放送しているテレビ番組や映画も流している。

 中国のオンラインコンテンツの世界は、ごく少数の巨大なプレイヤーが占めており、QQ(テンセント)やMSN中国、シナやソーフーに加え、土豆網、Ku6、Youku、56.comがほぼ独占している。僅かなサイトが著作権関連の対応をここ数ヶ月の間に取った。

 http://www.media.asia/searcharticle/2009_09/Youku-files-dual-suits-against-Sohu/37169).
 


※この記事の続きは有料となります⇒中国市場進出/販売実践会
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中国企業の米国進出が進んでいる?

2010-01-23 | 中国企業の動向
昨年は、中国企業のアメリカ向け投資額が、米国企業の中国向け投資額を初めて上回ったそうです。なんでも、中国企業は3,900億円の米国の資産を購入し、2008年比で4倍。一方アメリカから中国への投資額は3,000億円に留まり、これは2008年比で80%ダウンだったとの事。

 現状米国向け投資額の内、中国は第9位とはいえ、全体の12兆円に近い外国投資額の3%にすぎ無い為、この傾向がこのまま続くかどうかはまだはっきりいえない。中国経済がもう直ぐ日本を抜いて世界第二位になり、成長を続けるのに伴い、中国の資本支出が急増しているのは当然でしょう。

 一方ではこんな理由もあるそうです。
・国内市場の開拓に当たっても、国内市場向けに自らが国際ブランドであるというイメ-ジを与えたいのも、その先進国進出の理由だそうです。

・特にアメリカ企業は株価も低く、ドルも安い。そして米国投資を増やせば為替リスクも減少する。

 現在中国は資源、エンジニアリング、自動車やテクノロジ―企業の買収を積極的に行っていますが、アメリカでは金融分野を進めているようです。

 香港の記事からです。
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日本は暖かいですね。

2010-01-23 | その他
 明日からのセミナーツアーで先ほど大阪にたどり着いたんですけど、温かいですね。気候が乾燥している(上海は冬でも湿気があるんです)せいもあるんでしょうけど、偉く厚いコートで着たので汗かいちゃいました。

 それにしても、ホテルの近所の王将いったら、餃子終わったっていわれて、そのまた近所の「カレーラーメン」っていうのを食べてきました。東京じゃ見た事ないけど、こういう発想が大阪らしいですね。味はまぁ美味しい部類に入るとは思いますけど、思いっきり外道だ!って思う反面、色々試してみるこの文化は優れものです。

 飛行機の中で通販業界に関する本見たんですけど、この業界も関西発祥(香川県も関西圏にちかいですよね?)が圧倒的に多いそうで。日本のサービス産業って、エロ系だけじゃなく関西発祥が多いのでしょうか?それ以外は、アメリカの物まねばかりだったりして。

 不思議だ。これだけセコクて情報にはお金を払わない文化なのに。。でも、お金儲けにシビアだけに、色々考えて試行するんでしょうね。東京はかっこつけすぎなんだろうな。

 中国人も関西人以上にセコくて、お金儲けが好きだから、今は物まねだけで稼ぐビジネスばかりですが、ある程度経済が発展してきたら中国発のサービス業がでてくるかもしれないなぁと思いました。
 
コメント (2)
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