日中越境EC雑感

2008年に上海でたおばおに店を作るところから始めて、早もうすぐ10年。余りの変化に驚きの連続

アウディが2級都市に進出

2009-10-15 | 欧米企業の中国戦略
 ラグジュアリーブランドが、中国の2級、3級都市に進出するという記事で、アウディが寧波に進出し、2012年までに販売網を現在の86から100に拡大する意向だそうです。

 今年7月までにアウディの販売量は79千台とBMWやベンツを上回ったようですね。でも、15%成長という目標は未達のようです。http://www.chinadaily.com.cn/bizchina/2009-09/28/content_8747072.htm

 日本企業では日産が小型自動車を武漢とか田舎の方で販売して巻き返しているといいます。既に中国でプレゼンスを得ている企業は、大都市の市場から地方の大都市に拡大して行っているんですね。
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中国ニセモノ社会事情

2009-10-15 | 中国関連書籍書評
中国ニセモノ社会事情 「ひ弱な途上国」の仮面を剥ぐ (講談社プラスアルファ新書)
田中 淳
講談社

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「中国ニセモノ社会事情」という標題だけあって、偽者についてさまざまなケースが紹介されています。

 はじめに、に書かれていますが、経済、外貨準備高、五輪、うちい開発の成功を誇る反面、何か都合が悪いと、「わが国は開発途上国」という厚顔無恥さが指摘されています。

 この本に書かれているに男鹿全て事実かどうかは知りませんが、
・月面観測衛星の写真の偽者疑い
・贋作絵画
・プロジェクトが挫折したオランダ村
・処女膜再生手術の問題
・有名病院の関連性を訴えるニセモノ病院とブランド
・大学替え玉受験や成績の偽造

 まぁ、社会のあらゆる面で嘘とニセモノが氾濫している現代中国の世相が描かれています。

 この本読むまで知らなかったのですけど、毛沢東ののた飛行機が売りに出ていると聞いていたのですが、それすら嘘だった。人民公社を現代社会に生かしながら上手く行っているとされた村の実情も実は破綻していた。まぁ、笑えます。

 でも、本当なんでしょうね。

 そして、ニセモノや人の物まねばかりが先行して、オリジナルを作るという努力をしない中華民族。

 此処なんですよね。この国の最大の課題は

 中国の将来の課題を示しています・
コメント (1)
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